こんにちは、いちもくです。
確定申告、経費精算、請求書発行…、面倒なバックオフィス業務にうんざりしていませんか?
クラウド会計ソフトを使えば、これらの作業を劇的に効率化できます!
数あるクラウド会計ソフトの中でも、特に人気が高い「freee」と「マネーフォワード クラウド」。
どっちを選べばいいか迷っている方のために、この記事では両サービスを徹底比較!
それぞれの特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説し、あなたにぴったりのサービス選びをサポートします。
読み終わる頃には、どちらのサービスに申し込むか決まっているはず!
freeeとマネーフォワードはどちらがおすすめ?

結論から言うと、初心者には「freee」、ある程度の会計知識がある方には「マネーフォワード」がおすすめです。
freeeは「簿記の知識がなくても使える」をコンセプトに設計されており、質問に答えるだけで仕訳が完了する直感的な操作が魅力です。
一方、マネーフォワードは従来の会計ソフトに近い操作感で、自由度の高い設定が可能です。
ただし、事業の規模や業種、重視するポイントによって最適解は変わります。
詳しく見ていきましょう。
freeeとは

freeeは2012年にサービスを開始した、国内シェアNo.1のクラウド会計ソフトです。
「だれでも、かんたんに」をコンセプトに、会計知識がない方でも使いやすい設計が特徴です。
個人事業主向けの「freee会計」から、法人向けの「法人版freee会計」まで、幅広いプランを展開。
現在では160万以上の事業所に利用されています。
AI技術を活用した自動仕訳機能や、銀行・クレジットカードとの自動連携により、経理業務の大幅な効率化を実現しています。
freeeを利用するメリット
1. 簿記知識不要の直感的な操作
freeeの最大の魅力は、専門知識がなくても使える点です。
「この取引は何ですか?」といった質問に答えるだけで、適切な仕訳が自動生成されます。
「売掛金」「買掛金」といった会計用語を知らなくても、日常的な言葉で操作できるため、初心者でも安心して利用できます。
2. 充実した自動化機能
銀行口座やクレジットカード、電子マネーなど3,600以上の金融機関と連携可能です。
取引データが自動で取り込まれ、AIが適切な勘定科目を推測してくれるため、手入力の手間が大幅に削減されます。
レシートもスマホで撮影するだけで自動読み取りされます。
3. 確定申告書の自動作成
質問に答えるだけで確定申告書が自動作成されます。
e-Tax対応により、税務署に行かずに自宅から申告可能です。
青色申告特別控除の要件も自動でチェックしてくれるため、節税機会を逃すリスクも減らせます。
4. 豊富なサポート体制
チャット、メール、電話での手厚いサポートが用意されています。
特に初心者向けの解説記事や動画コンテンツが充実しており、操作方法がわからない時も安心です。
定期的なセミナーも開催されており、会計知識を身につける機会も豊富です。
5. スマホアプリの使いやすさ
外出先でもスマートフォンから帳簿づけが可能です。
レシート撮影による経費登録や、移動中の電車内での仕訳確認など、場所を選ばず経理業務を進められます。
直感的なタッチ操作で、パソコンが苦手な方でも扱いやすい設計です。
freeeを利用するデメリット
1. カスタマイズ性の低さ
シンプルさを重視した設計のため、細かい設定変更や独自の帳票作成などには対応しにくい面があります。
特定の業界特有の会計処理や、複雑な経理フローがある企業では、制約を感じる可能性があります。
2. 処理速度の課題
データ量が増えてくると、画面の切り替えや検索に時間がかかることがあります。
特に取引件数が多い事業者や、複数年分のデータを扱う際は、動作が重くなる傾向があります。
3. 従来の会計ソフトとの操作感の違い
既存の会計ソフトに慣れた方には、独特の操作方法に戸惑いを感じる場合があります。
仕訳帳や総勘定元帳の表示方法も独特で、税理士や会計事務所とのデータ共有時に説明が必要になることもあります。
4. 上位プランの価格が高め
多機能を求めると月額料金が高くなります。
特に法人向けプランでは、従業員数に応じた料金体系のため、人数が多い会社では年間コストが大きくなる可能性があります。
5. インターネット接続必須
クラウドサービスのため、インターネット環境がない場所では作業ができません。
通信障害時や、セキュリティの関係でクラウドサービスが制限されている環境では利用が困難です。
マネーフォワードとは

マネーフォワードクラウド会計は、個人の家計管理アプリで培ったノウハウを活かし、2013年にスタートした会計ソフトです。
「バックオフィスのDX化」をミッションに掲げ、会計だけでなく請求書作成や給与計算など、幅広いビジネス機能を統合的に提供しています。
従来の会計ソフトに近い操作感を保ちながら、クラウドならではの利便性を実現。
税理士や会計事務所との連携に優れ、プロからの支持も高いサービスです。
マネーフォワードを利用するメリット
1. 従来の会計ソフトに近い操作感
既存の会計ソフトから移行しやすい設計になっています。
仕訳帳や総勘定元帳の見た目も馴染みのある形式で、会計知識のある方なら直感的に操作できます。
税理士や経理担当者にとっても理解しやすい画面構成です。
2. 高いカスタマイズ性
勘定科目の自由な追加・変更や、独自の帳票作成が可能です。
業界特有の会計処理にも対応しやすく、成長に合わせてシステムを柔軟に調整できます。
複雑な経理フローがある企業でも、既存の業務に合わせた設定が行えます。
3. 豊富な外部連携サービス
3,600以上の金融機関との連携はもちろん、請求書作成や給与計算、勤怠管理など、関連サービスとの連携が充実しています。
一つのプラットフォームでバックオフィス業務全体を効率化できるため、複数のサービスを使い分ける手間が省けます。
4. 優秀な自動仕訳機能
AI技術による自動仕訳の精度が高く、学習機能により使い続けるほど賢くなります。
過去の仕訳パターンを記憶し、同じような取引を自動で処理してくれるため、手作業での修正頻度が少なくなります。
5. 税理士との連携に優れている
多くの税理士事務所で採用されており、データ共有や税務相談がスムーズに行えます。
税理士向けの専用機能も充実しており、プロのチェックを受けながら正確な帳簿作成が可能です。
顧問税理士がいる企業では特にメリットを感じられるでしょう。
マネーフォワードを利用するデメリット
1. 初心者には操作が複雑
会計知識がある前提での設計のため、簿記を知らない初心者には難しく感じる場合があります。
勘定科目の選択や仕訳の入力で迷うことも多く、ある程度の学習期間が必要です。
2. サポート体制の物足りなさ
freeeと比較すると、初心者向けのサポートコンテンツがやや少なめです。
電話サポートも上位プランでしか利用できないため、困った時の解決に時間がかかる可能性があります。
3. スマホアプリの機能制限
スマートフォンアプリは基本的な操作のみに対応しており、パソコン版と比べて機能が限定的です。
外出先での作業効率はfreeeに劣る面があります。
4. プラン体系の複雑さ
多機能ゆえに料金プランが複雑で、自社に最適なプランを選ぶのが難しい場合があります。
必要な機能に応じてオプション料金が発生するため、最終的な月額費用が見えにくいのも課題です。
5. 画面の情報量の多さ
多機能であるため、画面に表示される情報量が多く、慣れるまで必要な機能を見つけるのに時間がかかることがあります。
シンプルさを求める方には、やや煩雑に感じられる可能性があります。
結局、freeeとマネーフォワードはどちらがおすすめ?
- 会計・簿記の知識がない初心者
- とにかく簡単に帳簿づけを済ませたい
- スマホでの作業が多い
- 一人または少人数での事業運営
- 手厚いサポートを重視する
- 会計知識があり、詳細な設定を行いたい
- 税理士と連携して業務を行っている
- 複数のバックオフィス業務を統合したい
- 従来の会計ソフトから移行を検討している
- 事業規模の拡大を見込んでいる
どちらも無料お試し期間が用意されているため、実際に使ってみて自分に合う方を選ぶのがベストです。
最初は無料プランから始めて、事業の成長に合わせて有料プランに移行することも可能です。
さいごに
ここまでfreeeとマネーフォワードの違いや、それぞれのメリット・デメリットを詳しく見てきました。
大切なのは、「どちらが優れているか」ではなく「あなたの事業や習熟度にどちらがピッタリ合うか」です。
実際、多くの事業者が無料お試しで両方を使い比べ、納得して選んでいます。
どちらも無料体験が可能ですので、迷った方はぜひ実際にトライしてみてください。
最初の一歩で、あなたの経理はもっとラクになり、ビジネスも前に進むはずですよ。
それじゃ、またね。
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