知覧特攻平和会館は、日本人ならば絶対に訪れておきたい特別な場所

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やあ、いちもくだよ。

我が家には小学生の娘が2人いるんだけど、毎年の夏休みには家族で旅行に行くようにしているんだ。

ディズニーランドやUSJに遊びに行くのもいいんだけど、できるだけ歴史の重みを感じられる場所や、心に残る場所を旅行先に選ぶようにしているよ。

これまで家族で訪れた場所の中で、一番印象に残っているのが、鹿児島県にある知覧特攻平和会館。

館内を見学している最中、家族みんなが自然と涙が溢れてきたんだ。

知覧特攻平和会館を訪れると、当時の等身大の若者たちの想いがヒシヒシと伝わってきて、あっという間に時間が過ぎてしまうと思うよ。

 

知覧特攻平和会館とは

知覧特攻平和会館(ちらんとっこうへいわかいかん)は、鹿児島県南九州市知覧町郡にある施設なんだ。

第二次世界大戦末期に編成された、大日本帝国陸軍航空隊の特攻に関する資料が展示されているよ。

特攻とは、「特別攻撃隊」の略称。

戦闘機に片道分の燃料と爆弾を積み、敵艦へ突撃していくという、決死の攻撃方法だったんだ。

特攻隊員に選ばれたのは、若く優秀なパイロットばかり。

敵の攻撃を避けながら、目標艦にたどり着けるだけの、高度な操縦技術を持ったパイロットが選ばれていたんだ。

当時、特攻隊の出撃基地は、九州から台湾にかけて22箇所あったんだ。

特攻による戦死者は、全部で1036名。

そのうち439名が出撃したのが、この知覧の基地からだったんだ。

館内には、写真や遺書などの遺品が約4,500点、特攻隊員の遺影が1,036柱展示されているんだ。

展示されている遺影や遺品のほとんどは、元特攻隊員でもある、知覧特攻平和会館の初代館長・板津忠正氏が集めたものだよ。

館内の展示品は、全て撮影禁止。

知覧特攻平和会館が建てられている場所とその周辺は、知覧平和公園として整備されているんだ。

 

知覧特攻平和会館のおすすめ見学ルート

駐車場

知覧特攻平和会館には、普通車の無料駐車場が約500台分用意されているんだ。

バスは約40台停めることができるよ。

近くに駅は無いから、遠方から訪れる場合は、レンタカーを使うのがおすすめ。

 

知覧特攻平和会館入口

まっすぐ伸びた道の先にあるのが、知覧特攻平和会館。

入口には、語り部の講話スケジュールや開館時間・料金の案内が書かれているよ。

ここから先は、撮影禁止エリアになるんだ。

 

会館内 若き特攻隊員の英霊コーナー

館内に入ってまず最初に圧倒されるのが、若き特攻隊員の英霊コーナー。

1036柱の隊員の遺影が、出撃戦死した順番に掲示されているんだ。

どの写真を見ても、若く幼い顔立ちなんだよね。

これから死地に赴くであろうに、達観したような笑顔を浮かべている人もいるんだ。

どんな想いで写真を撮影してもらったのか、想像するだけで胸がいっぱいになってくるよ。

 

会館内 遺書・遺品などの展示ケース

1036柱の隊員の遺影と共に展示されているのが、隊員達の遺書や遺品類。

特に遺書は、涙なしには読むことができないんだ。

とても10代の若者が書いたとは思えないほど、達筆な遺書が多いんだよね。

母親に向けた遺書の中には、先に死にゆくことを謝っているものも多く、故郷へ帰りたくても帰れないという想いがヒシヒシと伝わってくるんだ。

ほかにも、短い文章で

笑って散ろう

 

地獄の閻魔王よ、帳面を広げて待っておれ

といった一文を残している人もいたんだ。

短い文章から、隊員の覚悟が伝わってくるんだよね。

約6000点の遺書・遺品が展示されているけれど、全て読もうと思ったら1日では時間が足りないと思うよ。

 

会館内 戦史資料室

館内奥には、戦史資料室があるんだ。

ここには、西南の役から大東亜戦争までの戦史資料が展示されているよ。

西南の役で実際に使われていた、薩摩軍の軍服や、日清戦争・日露戦争で使われた軍服、大東亜戦争で使われていた軍服、特攻隊員が使っていたマフラーや飛行帽などが、綺麗に並べられているんだ。

印象的だったのが、西南の役の資料が展示されているスペースに書かれていた説明文。

西郷隆盛を中心とした士族の反乱だったが、徴兵によって鎮圧された。

この戦争によって、徴兵の威力が世に知らしめられた。

といった内容が書かれてあるんだ。

明治から昭和にかけての、戦争の歴史がこの資料室で分かるようになっているよ。

 

会館内 零戦展示室

館内には、海軍零式艦上戦闘機・通称「ゼロ戦」が展示されているんだ。

展示されているゼロ戦は、鹿児島県の甑島(こしきしま)沖に沈んでいた物を、知覧町が引き揚げた物。

戦争から35年もの間、海中に沈んでいたため、塗装も剥げてボロボロ。

後ろ半分が無く、操縦席が剥き出しになっているんだ。

 

三角兵舎

知覧特攻平和会館の外に再現されているのが、特攻隊員が出撃前に仲間と過ごした三角兵舎。

特攻隊員達は、この中で出撃前の数日間を過ごしながら、家族や友人に送る手紙や遺書などを書いていたんだ。

実際に使われていた三角兵舎は、半分ほど土に埋まっていたんだ。

日が入ることもなく、薄暗い小屋の中で過ごしていると、いろんな想いや不安が頭の中をよぎっていたんじゃないかな。

兵舎内には、当時の写真や特攻機の残骸も陳列されているよ。

 

知覧平和公園

知覧特攻平和会館に隣接しているのが、知覧平和公園。

公園の入り口には、「特攻勇士の像」と、

初等練習機T-3が展示されているよ。

ほかにも、映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』で使用された、一式戦闘機「隼(はやぶさ)」の原寸大レプリカもあるんだ。

公園内には、陸上競技場、多目的球場、サッカー場、庭球場、弓道場、相撲場もあるよ。

知覧特攻平和会館を訪れた後、知覧平和公園を歩くと、平和の大切さを痛感することができるんじゃないかな。

 

特攻平和観音堂

知覧特攻平和会館に隣接しているのが、特攻平和観音堂。

知覧平和公園から、まっすぐな道が続いているんだ。

道の途中にあるのが、移設された飛行場の門柱。

門柱の奥には、知覧教育隊関係者によって建てられた記念碑もあるよ。

ほかにも、観音堂へ続く道沿いには、『知覧特攻基地を偲ぶ一コマ』として、写真が展示されているんだ。

特攻平和観音堂では、毎年5月3日に慰霊祭が行われているよ。

 

さいごに

知覧特攻平和会館には、特攻隊員たちの遺品や遺書が数多く展示されているんだ。

展示品を見ていると、自然と涙が溢れてくるんだよね。

遺品や遺書から、特攻隊員たちの魂の声が聞こえてくる気がするんだ。

明日を生きたくても生きられなかった、当時の若者たち。

運命に翻弄されながらも、達観したような笑顔の写真を残してくれているんだ。

知覧特攻平和会館を訪れると、生きることの意味を深く考えたり、当たり前の日常を感謝する気持ちが芽生えてくると思うよ。

日本人ならば、一度は訪れておきたい特別な場所だね。

じゃ、またね。

 

施設情報

開館期間 1月1日から12月31日まで営業 (年中無休)
開館時間 午前9時から午後5時まで。ただし、入館は午後4時30分まで。
入館料 個人/大人500円 小人(小中学生)300円
団体/大人400円 小人(小中学生)240円
団体とは、30名以上。
住所 〒897-0302 鹿児島県南九州市知覧町郡17881番地
電話番号 0993-83-2525


 

 

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