こんにちは、いちもくです。
「体調を壊した時は、美味しいものを食べてゆっくり寝るのが一番」
そんなことを言われたことはありませんか?
でも実際は「食べない」ことで健康になれるのかもしれません。
「食べることをやめたら、人生が変わった」
こんな衝撃的な言葉から始まる本書は、21歳で脊髄小脳変性症という難病を宣告されながらも、食べることをやめることで克服したという、一人の女性鍼灸師の奇跡の実体験記です。
「人は食べなくても生きていけるのか?」
そんな疑問が頭をよぎるかもしれませんが、本書は単なる断食のノウハウ本ではありません。
食べることを手放した先に得られるもの、そして本当に大切なものは何かを、著者の壮絶な人生と、その過程で得た深い気づきを通して教えてくれます。
本書の要点
1. 余命5年の宣告から断食で奇跡の復活
21歳で「脊髄小脳変性症」を発症し、余命5年と診断された著者が断食と食事制限を通じて、劇的な回復を遂げた経験を記録しています。
現代医療では治せない病に立ち向かう方法として「食断ち」を実践した結果、病状の改善という奇跡が起こります。
2. 「食べない」という選択が生み出す体の変化
断食と生菜食の実践がどのように著者の体を変え、自然治癒力を高めたかを具体的に記述しています。
体の内部システムがどのように変わり、栄養摂取の概念が変化していったのか、医学的にも興味深い視点で綴られています。
3. 食べることを超えた、人生の目的
単なる食事制限ではなく、精神的な変容と深い気付きが著者を支えたことが描かれています。
鍼灸師であり霊能者としての立場から、人間の持つ治癒力や自然との調和を重視する姿勢が本書の根幹にあります。
「食べること、やめました」の必読ポイント
余命5年の宣告から断食で奇跡の復活
『食べること、やめました』は、「食べることをやめる」という大胆な選択が、どれほど人間の体に驚くべき影響を及ぼすのかを明らかにしています。
著者は脊髄小脳変性症という治療法のない難病に21歳で冒され、余命の宣告を受けます。
脊髄小脳変性症は、歩行や運動の調整を行う小脳が徐々に機能しなくなる進行性の病気で、現在の医学では治療法が確立されていません。
しかし、彼女は絶望の淵から「断食」を取り入れることで病に立ち向かうことを決意します。
断食は、ただの食事制限ではなく、心身の浄化を促し、新たなエネルギーと生命力を引き出すための手段であると言うのです。
著者が示すのは、食べないことが持つ強力なデトックス効果です。
食事を制限することで、人間の体は自らの修復機能を高めることができ、免疫システムが活性化されるのです。
結果として、体調の劇的な改善が見られ、彼女の病状も好転していきます。
「食べない」という選択が生み出す体の変化
断食を通して著者は、自身の体に驚くべき変化が起きていることに気づきます。
それは、「食べない」という選択が、体の本来持つ自然治癒力を最大限に引き出すスイッチを押したからに他なりません。
本書では、著者の体験を通して、断食がもたらす体の変化について、医学的な見地も交えながら詳しく解説されています。
例えば、断食によって腸内環境が改善され、免疫力が向上すること、細胞が活性化し、老化が抑制されることなどが挙げられます。
さらに、著者は断食だけでなく、生菜食や青汁一杯生活など、様々な食生活にも挑戦していきます。
その結果、体の状態に合わせて、無理なく「食べる」ことをコントロールできるようになったのです。
食べることを超えた、人生の目的
断食を通して難病を克服した著者は、その後、鍼灸師として、そして霊能者として、多くの人々の心と体のケアに携わっていきます。
それは、自らの壮絶な経験を通して得た「生きる意味」を、今度は自分が人々に伝えていくという使命感に突き動かされたからに他なりません。
本書では、著者が考える「真の健康」とは何か、そして「人生の目的」とは何かが、自身の経験を通して語られています。
それは、単に長生きすることでも、お金を稼ぐことでもなく、「自分らしく生きること」であり、「周りの人に愛と感謝を伝えること」なのです。
さいごに
「食べること、やめました」は、現代の食生活の常識を覆す一冊です。
多くの人が「食べなければ健康を損なう」と信じている中で、著者は「食を断つ」ことで命を救うという選択をし、見事に健康を回復しました。
食べることを前提としない生き方は、最初は極端に思えるかもしれません。
しかし、本書を読むことで、食と健康の関係性について新たな視点を持つことができるでしょう。
現代の食生活に疑問を持つ方、新しい健康法を探求したい方にとって、大きな気づきを得られること間違いありませんよ。
それじゃ、またね。
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