こんにちは、いちもくです
「上司に企画を却下され続け、自信を失っている…」
「頭の中が整理できず、いつも締め切りに追われている…」
そんな悩みを抱えているあなたへ。
本書「マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング」は、世界一のコンサルティング会社として知られるマッキンゼー&カンパニーが駆使する「ロジカルシンキング」を、誰でも簡単に習得できるビジネス書です。
難しい専門用語や複雑な理論は一切なし!
読みやすいマンガとわかりやすい解説で、思考の基礎から応用、そして問題解決までをマスターできます。
本書の要点
- A4メモ書きで論理的思考を身につける
- 「マトリックス」と「フレームワーク」で思考を加速
- 「ゼロ秒思考」で即断即決、問題解決!
「マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング」の必読ポイント
A4メモ書きで論理的思考を身につける
本書では、論理的思考は特別な能力ではなく、誰でも訓練次第で身につけられるスキルであることを強調しています。
そのために最初に身に着けておきたいのが「A4メモ書き」というメソッド。
この手法の基本は、考えたいテーマを一行でまとめ、そこから関連するテーマや視点を箇条書きで展開していくというもの。
制限時間を設けることで、考えを強制的に整理し、論理の飛躍を防ぎます。
A4用紙に自分の考えを箇条書きで書き出すだけのシンプルな手法ですが、非常に効果的な思考整理術。
頭の中だけで考えていると、どうしても情報が整理されず、堂々巡りになってしまうことがあります。
しかし、A4メモ書きを活用することで、思考の軸が明確になり、相手に伝わりやすい論理的な文章を作成することができるようになるのです。
「マトリックス」と「フレームワーク」で思考を加速
「マトリックス」は、思考の整理と情報の可視化に役立つ有効なツールです。
特に複雑なビジネス課題に直面したとき、この方法は効果を発揮します。
具体的には、縦軸と横軸に異なる要素を設定し、それによって交わる部分をプロットすることで、情報の関係性や問題の真の所在を明確にします。
これによって漠然とした考えを具体的なアクションプランへと変換できるのです。
次に「フレームワーク」とは、物事を考える際の枠組みのこと。
フレームワークを使えば、思考のスピードを上げることができます。
例えば、SWOT分析は、強み、弱み、機会、脅威の4つの観点から物事を分析するフレームワーク。
SWOT分析を使えば、短時間で的確に状況分析ができます。
「ゼロ秒思考」で即断即決、問題解決!
本書の最大の魅力は、第4章で紹介される「ゼロ秒思考」です。
これは、問題に直面した際に瞬時に解決策を考え、実行に移すための方法です。
思考を素早く整理し、行動を迅速に起こすことで、問題解決のスピードが飛躍的に向上します。
具体的な方法としては、まず問題をA4用紙に書き出し、その問題に対する解決策を素早くいくつも書いていきます。
この際、時間をかけずに短時間で考えを出すことが重要です。
思考に時間をかけすぎずに行動に移すことで、問題解決がスピーディーに進むという考え方です。
「ゼロ秒思考」は、日常的な業務においても大いに役立ちます。
特に企画やプレゼンの場面で、即座にアイデアを出し、すぐにアクションプランに落とし込む能力が求められる現代のビジネス環境においては、このスキルは非常に貴重です。
本書では、具体的なステップや事例を通じて、この「ゼロ秒思考」の方法を実践的に学ぶことができます。
さいごに
「マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング」は、難解なビジネス理論をシンプルに噛み砕き、誰でも実践できる形で提供しています。
A4メモ書き、マトリックス、ゼロ秒思考といった具体的な手法は、どれも実用性が高く、すぐに日常の仕事に取り入れることができるものばかりです。
本書を読むことで、日常業務における問題解決能力や企画力が飛躍的に向上すること間違いありませんよ。
それじゃ、またね。
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