こんにちは、いちもくです。
お酒をやめたいけれど、なかなかやめられないという人は多いのではないでしょうか?
「飲み過ぎは体に良くない」と知っているはずなのに、なぜか飲むのをやめられないのが不思議。
そんな人にぜひ読んでもらいたいのが、「禁酒セラピー」です。
本書を読めば、お酒に対する誤った洗脳を解くことができます。
たとえば、お酒を飲むとリラックスできると思っている人は多いはず。
でもお酒を飲んでも、リラックスできるわけではありません。
もしかするとそれは、目の前の「ストレス」を、お酒の力で一時的に忘れようとしているだけなのかもしれません。
僕は「禁酒セラピー」を2年前に初めて読みましたが、内容を実践し始めてから現在までずっと「断酒」を継続できています。
今回は、そんな「禁煙セラピー」の重要エッセンスを詳しく解説していきます。
禁酒セラピーの概要
- 本書を読む上での7つのルール
- やさしい禁酒のための16の決まりごと
を読んで実践することで、楽しく禁酒ができる本です。
「本書を読む上での7つのルール」とは、
- すべてのルールに従うこと
- ページを飛ばして読まないこと
- わくわくした気分で始めよう
- ポジティブに考えよう
- 本書を読み終えるまでお酒を控えたりやめたりしないこと
- 酔っている時は本書を読まないこと
- 心を開いて!
の7つ。
やさしい禁酒のための16の決まりごととは、
- 「やった!僕の人生はもう『破壊』という名の毒に支配されることはないんだ!」と考える
- 自分の決断を絶対に疑わないことー失うものは何もないのだから
- 飲酒について考えるのを怖がらない
- 小悪魔の存在を忘れない(でも怖がる必要はありません)
- 禁酒をしたことを忘れた?でも心配しないで
- 禁酒の時期を先延ばしにしない
- 人生良い日もあれば悪い日もあることを認める
- あなたが渇望感をコントロールしていることを忘れない(決してその逆ではないのです)
- 敵の死を悲しまない
- ライフスタイルを変えない
- 友達に無理に禁酒を勧めない アドバイスを求められた時だけ助けてあげる
- 生活の中の気に入らない部分を変えてみる 自分がもともと変えたいと思っているところだけを変えること
- 代替品を使わない
- 飲酒を連想させる物や状況と、お酒の結びつきを切っていく そのプロセスを楽しむ
- お酒を飲む人を絶対に羨まない
- 最後の一杯を飲む そして一番大切なこと、人生を楽しむ!
禁酒セラピーには、「本書を読み終えるまで、お酒を控えたりやめたりしないこと」というルールが定められています。
だから一気に読み進めるよりも、数日に分けてじっくり読み進めるのがおすすめ。
禁酒するためには、意志の強さは一切必要ありません。
少しずつ「治療」を進めることで、不思議と禁酒に成功するんです。
禁酒セラピーの魅力
禁酒したい人がまずやるべきことが分かる
禁酒セラピーには、禁酒したい人がまず最初にやるべきことが書かれています。
それは、お酒に対する「洗脳を解く」ということ。
たとえば、
- 禁酒や節酒には精神力がいる
- お酒は社交を楽しむため、ストレスを解消するために絶対必要だ
といった思い込みを取り除くことが、禁酒できる唯一の方法なんです。
僕たちは、生まれたときから毎日毎日お酒について洗脳を受けてきました。
- お酒は喉の渇きを癒してくれる
- 美味しくて飲むと楽しくなる
- 精神が安定する
- 自信と勇気が得られる
- リラックスできて想像力が湧く
- 社交の場での必需品である
といったものは、幼い頃から刷り込まれてきた洗脳。
幼い頃から、何か催し物があるたびに
子供はジュース、大人はお酒
という決まり文句を聞かされてきた人は多いはずです。
僕も禁酒セラピーを読むまでは、「お酒のない人生なんて考えられない」と思っていました。
でも、お酒をやめてみて初めて分かったことは「お酒がなくても社交は楽しめるし、お酒を飲まない方がリラックスできて想像力が湧く」ということ。
お酒を飲まなくて困ったのは最初のうちだけで、むしろ慣れるとお酒を飲まない方が人生を楽しめるようになったんです。
禁煙セラピーを読めば、お酒に対する間違った思い込みに気づけます。
お酒に対する洗脳の解き方が分かる
僕たちは、幼い頃から「お酒は楽しいもの」と洗脳されてきました。
それだけでなく「禁酒は難しい」という洗脳も受けてきたので、我慢や忍耐といった精神力だけで禁酒するのは難しいでしょう。
お酒に対する洗脳を解くためには、お酒について正しく知ることが大切。
たとえば、お酒を飲むとリラックスできると思っている人も多いのではないでしょうか?
お酒を飲まないとリラックスできないと思い込んでいるのであれば、リラックスできない原因を知ることが必要です。
リラックスできない原因は、仕事や家庭など、変化の激しい現代の生活様式が原因だと思っている人は多いはずです。
でも、これこそが僕たちの受けてきた洗脳。
文明社会は、生き物にとっての本当の意味でのストレスを排除してきました。
- 次はいつ食べ物にありつけるんだろう
- 今夜は動物に襲われず、安心して眠れるだろうか
といった心配をしている人は、現代では少ないはず。
今日中に企画書を仕上げなければならないとか、クレームの対応をしなければならないというのは、「ストレス」ではなく「責任」です。
お酒を飲んで、目の前の「ストレス」を一時的に忘れられたとしても、果たさなければならない「責任」」は何も解決されていません。
大切なのは、リラックスできない原因を解決したり、取り除いたりすること。
そうすれば、お酒の力に頼る必要がなくなります。
「飲酒には何のメリットもないのではないか」と考え始める
お酒に対する洗脳に気づけた人が、次に考えるべきことは飲酒のメリットについて。
禁酒セラピーには、飲酒には何の利点もないと断言されています。
そもそも、どうして人はお酒を飲みたいと思うのでしょうか。
答えは明快で、「成人の90%がお酒を飲んでいる。だから、お酒は良いもの、楽しいもののはずだ」と思っているからです。
では次に、なぜお酒をやめるのが難しいのでしょうか?
この答えも簡単で、「苦しい禁断症状があるから。そして飲酒という習慣は破るのが難しいから」だと思い込んでいるからです。
でも、本当にそうなのでしょうか?
実はこれらは言い訳であって、答えではありません。
禁断症状がもたらす肉体的苦痛は、実際は非常に微々たるもの。
習慣というものは、本気で変えようと思ったら簡単に変えられます。
お酒が美味しいから飲んでいると思っている人は、ぜひ思い出してみてください。
初めてお酒を口にしたとき、美味しかったでしょうか?
ほとんどの人は、マズイと感じたはずです。
お酒を飲むと社交的になれると思っていませんか?
でもそれって、アルコールという薬物によって押さえが効かなくなっているだけの状態なんです。
これまでに、お酒が原因で失言したり、暴言を吐いたりしたこともあったのではないでしょうか?
こうして考えると、
- お酒がなくても人生は充実する
- お酒がなくてもストレスは解消できる
- お酒で喉の渇きは癒せない
- 人間の弱さを生み出すのがお酒
といったことに気付かされます。
もしかすると、飲酒にはなんのメリットもないのかもしれません。
さいごに
お酒をやめたいけれど、なかなかやめられないという人は多いのではないでしょうか?
「飲み過ぎは体に良くない」と知っているはずなのに、なぜか飲むのをやめられないのが不思議。
そんな人にぜひ読んでもらいたいのが、「禁酒セラピー」です。
本書を読めば、お酒に対する誤った洗脳を解くことができます。
たとえば、お酒を飲むとリラックスできると思っている人は多いはず。
でもお酒を飲んでも、リラックスできるわけではありません。
もしかするとそれは、目の前の「ストレス」を、お酒の力で一時的に忘れようとしているだけなのかもしれません。
「禁酒セラピー」は、
- 最近お酒の量が増えてきた
- お酒をやめたいけれど、なかなかやめられない
- お酒をやめるなんて、辛くて大変なことだと思っている
- 何度も禁酒しようと思ったけれど、その度に挫折してきた
といった人におすすめの本ですよ。
それじゃ、またね。
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