こんにちは、いちもくです。
「あれも欲しい、これも欲しい」と、ついつい増えてしまう物。
収納スペースは限界なのに、なぜか新しい物を買ってしまう…。
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
そんな人に試して欲しいのが、「ワンインワンアウト」というシンプルなルール。
これは、新しいものを1つ買ったら、古いものを1つ手放す というもの。
今回は、僕が「ワンインワンアウト」を実践して感じた変化や、意外な効果についてご紹介します。
「ワンインワンアウト」とは?

モノが増える原因の多くは、「とりあえず買う」「安いから買っておく」といった行動です。
「ワンインワンアウト」はそれにブレーキをかける考え方。
ルールは簡単。
新しく何かを買ったら、同じカテゴリーのモノをひとつ手放す。
服を1枚買ったら、タンスから1枚処分する。
食器を買ったら、古いものを1枚捨てるか売る。
入れるなら、出す。
たったそれだけです。
このルールを設けるだけで、買い物が“無制限”から“制限付き”になります。
その制限が、選ぶ意識を変え、持ち物との付き合い方を変えてくれるのです。
ワンインワンアウトは、小さな習慣から始めよう!

「ワンインワンアウト」を始めるなら、まずは洋服や本など、1つのカテゴリーから始めてみるのがおすすめです。
新しい服を買ったら、古い服を1着処分する。
新しい本を買ったら、読み終えた本を1冊手放す。
このように、小さな習慣から始めることで、無理なく「ワンインワンアウト」を生活に取り入れることができます。
慣れてきたら、他のカテゴリーにも広げてみたり、自分なりのルールを設けてみるのも良いでしょう。
例えば、「1万円以上のものを買ったら、必ず何かを手放す」「1年間使わなかったものは処分する」など、自分の性格やライフスタイルに合ったルールを見つけることが、この習慣を継続するコツです。
「買う前に考える」がカギ

この習慣の肝は、「買うとき」にあります。
買い物をするとき、まずこう考えてみてください。
これを買うなら、何を手放す?
すると、自然と自問が始まります。
このアイテムは手放す価値があるほど欲しい?
いま持ってるモノより、明らかに優れてる?
手放すこと自体がめんどうでは?
この“ひと呼吸”を入れるだけで、衝動買いが一気に減ります。
何かを捨てる・売る・譲るという行為が面倒だからこそ、「それでも欲しいか?」と自分に問い直せるのです。
手放す時の葛藤が、自分の価値観を教えてくれる

「ワンインワンアウト」を実践する中で、意外な発見がありました。
それは、「物を手放す時の葛藤が、自分の価値観を明確にしてくれる」ということです。
例えば、高かったけどほとんど着ていないブランド物の洋服。
手放すのはもったいないと思いつつも、「本当に自分はこんな高い服を着ていたいんだろうか?」「自分のライフスタイルには合っていないのかも…」と考えるようになりました。
結局、その洋服を手放した時、私は「本当に好きな服だけを着て、自分らしく生きたい」という価値観に気づいたのです。
逆に、「これは絶対に手放したくない!」と思えるものもありました。
それは、思い出の詰まった旅行の写真や、友人からもらった手紙など。
これらのアイテムを手放したくないと強く思ったのは、私にとって「物は単なる所有物ではなく、思い出や大切な人との繋がりを象徴するもの」だと再認識したからです。
ワンインワンアウトを実践した結果

このルールを続けていくと、物を買うたびに自然と「すでに持っているもの」と比較しながら吟味する習慣がつきました。
結果、買い物をする時には、すでにそれを迎え入れるための「物理的・経済的な余地」ができていることに気付くようになるんです。
無駄な支出が減り、貯金が増え、そして物に囲まれないシンプルな生活になっていきました。
さいごに
モノを減らす方法は世の中にたくさんあります。
でも「ワンインワンアウト」は、モノを減らすためだけの習慣ではありません。
それは、自分にとっての“本当に価値あるもの”を選び抜く練習でもあります。
手放す覚悟があるからこそ、手に入れるモノへの目が厳しくなる。
その厳しさが、結果的に生活の質を上げてくれる。
このシンプルだけどパワフルなルールを、ぜひ今日から1アイテムだけでも試してみてください。
想像以上に、生活が軽やかになりますよ。
それじゃ、またね。




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