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冷房と除湿、結局どっちを使えばいいの?快適な湿温度管理の疑問をスッキリ解決!

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こんにちは、いちもくです。

ジメジメした暑さや、ムシムシする熱帯夜…。

夏の不快な湿気と気温に悩まされていませんか?

エアコンのリモコンを見ると「冷房」と「除湿」のボタン。

どちらも涼しくなりそうですが、違いがよく分からず、とりあえず冷房を使っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、冷房と除湿の違いを徹底解説!

それぞれのメリット・デメリットを比較し、最適な使い方を分かりやすくご紹介します。

これを読めば、もう迷わず快適な湿温度管理ができますよ!

 

冷房と除湿はどちらがおすすめ?

エアコン

結論から言うと、状況によって使い分けることが最もおすすめです。

  • 気温が高い日(28℃以上):冷房がおすすめ
  • 湿度が高くムシムシする日:除湿がおすすめ
  • 電気代を抑えたい場合:除湿がおすすめ
  • 素早く涼しくしたい場合:冷房がおすすめ

ただし、これらの判断基準を理解するためには、まず冷房と除湿の仕組みを知ることが大切です。

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

冷房とは

部屋

冷房は、室内の温度を下げることを最優先にしたエアコンの運転モードです。

冷房の仕組み

  1. 室内の暖かい空気を吸い込む
  2. 冷たい冷却器(エバポレーター)で空気を冷やす
  3. 冷えた空気を室内に送り出す
  4. 暖かい空気は室外機から外に排出される

この過程で空気中の水分も取り除かれるため、結果的に除湿効果も生まれます。

しかし、あくまで温度を下げることが目的なので、設定温度になるまで強力に冷却を続けます。

 

冷房を使用するメリット

素早く涼しくなる

冷房は温度を下げることに特化しているため、暑い部屋を短時間で涼しくできます。

外から帰ってきた時など、すぐに涼しさを感じたい場面では冷房が最適です。

体感温度が確実に下がる

空気そのものが冷たくなるので、「暑さでだるい」「寝苦しい」といった不快感を解消しやすいです。

温度調整が正確

設定した温度に合わせて運転するため、「○○℃にしたい」という明確な希望がある場合は、冷房を選ぶと良いでしょう。

部屋全体が均一に冷える

パワフルな運転でリビングなど広い部屋も冷やせます。

真夏の猛暑に対応可能

35℃を超えるような猛暑日には、除湿だけでは十分に涼しくなりません。

このような日は冷房の力が必要です。

 

冷房を使用するデメリット

電気代が高い

冷房は強力に冷却するため、電力消費量が多くなります。

特に設定温度を低くしすぎると、電気代が跳ね上がることも。

乾燥しやすい

冷房運転中は空気中の水分が多く取り除かれるため、部屋が乾燥しやすくなります。

肌や喉の乾燥が気になる方は注意が必要です。

体が冷えすぎることがある

設定温度が低すぎたり、風が直接当たったりすると、体が冷えすぎて体調不良の原因になることもあります。

温度差による体への負担

外気温との差が大きくなりがちなため、外出時に体への負担が大きくなる可能性があります。

 

除湿とは

部屋

除湿は、室内の湿度を下げることを目的としたエアコンの運転モードです。

温度を下げることよりも、空気中の水分を取り除くことに重点を置いています。

 

除湿の仕組み

  1. 室内の空気を吸い込む
  2. 冷却器で空気を冷やして水分を取り除く
  3. 取り除いた水分は排水される
  4. 適度な温度に調整された空気を室内に戻す

 

除湿には主に2つの種類があります。

  • 弱冷房除湿:冷房よりも弱い冷却で除湿する
  • 再熱除湿:除湿後に空気を再加熱して室温を保つ

 

除湿を使用するメリット

ジメジメ感がスッキリ取れる

湿度が低くなり、「蒸し暑さ」「ベタベタ肌」が和らぎます。

汗の乾きも良くなり、体感温度が下がります。

電気代が安く済みやすい

「弱冷房除湿」などのモードなら、冷房よりも消費電力が少なく、長時間使っても電気代を抑えられます。

肌やのどの乾燥を防ぎやすい

冷房ほど室温を下げないので、急激な乾燥や冷えすぎによる体調不良が起きにくい傾向があります。

結露やカビ発生の予防になる

空気中の湿度が減るので、家の中のカビ・ダニ・結露を防ぎやすくなります。

洗濯物が乾きやすい

室内干しの洗濯物も、除湿により乾きやすくなります。

梅雨の時期などは特に重宝します。

 

除湿を使用するデメリット

温度は下がりにくい

「湿度は下がったけど、まだ暑い」と感じてしまうことも。

猛暑や熱帯夜には物足りない場合があります。

再熱除湿は電気代が高い

再熱除湿の場合、冷却と加熱を同時に行うため、冷房よりも電気代が高くなることがあります。

除湿しすぎると乾燥する

長時間使った場合、湿度が下がりすぎて肌や喉が乾燥したり、不快に感じることもあるので注意が必要です。

体感温度の変化が分かりづらい

温度は大きく下がらないので、人によっては「効いているのかわからない」と感じる場合もあります。

温度設定ができない機種もある

除湿モードでは温度設定ができない機種もあり、細かい温度調整が難しい場合があります。

 

結局、冷房と除湿はどちらがおすすめ?

具体的な使い分けの基準をご紹介します。

冷房がおすすめの場面

外気温が30℃以上の猛暑日

すぐに涼しくしたい時

部屋に多くの人がいる時

料理など熱を発生させる作業をする時

除湿がおすすめの場面

湿度が70%以上でムシムシする日

気温は比較的低いが湿度が高い日

長時間エアコンを使用する時

電気代を抑えたい時

就寝時

季節別の使い分け

梅雨時期:除湿メイン

真夏(7月下旬〜8月):冷房メイン

初夏・残暑:除湿と冷房を使い分け

時間帯別の使い分け

日中の暑い時間:冷房

夜間や早朝:除湿

就寝時:除湿(体への負担を軽減)

 

さいごに

冷房と除湿の違いを理解することで、より快適で経済的なエアコン使用が可能になります。

重要なのは、その日の気候や自分の体調に合わせて適切なモードを選ぶことです。

温度計と湿度計をチェックして、気温が高い日は冷房、湿度が高い日は除湿を選ぶという習慣をつけると良いでしょう。

また、どちらのモードを使用する場合でも、適切な温度設定(冷房は28℃程度)と定期的な換気を心がけることで、健康的で快適な室内環境を保つことができます。

この知識を活用して、この夏をより快適に、そして経済的に過ごしてくださいね。

それじゃ、またね。

 

 

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