こんにちは、いちもくです。
「やる気が出ない…」
「また先延ばししちゃった…」
「頑張ってるのに結果が出ない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
私たちは、ついつい「努力=つらいもの」と思い込みがち。
しかし、もし「頑張る」こと自体が楽しくて、最高の結果に繋がるとしたら?
650万人以上の登録者を持つ人気YouTuberが、医師としてのキャリアと自身の経験をもとにたどり着いた“努力しない努力法”。
それが『feel good 快適な努力で最高の成果を上げる方法』です。
本書で紹介されるのは、根性や気合いではなく、「良い気分」をベースに成果を最大化するための実践的なヒント。
「良い気分」を活用して最高の成果を上げる方法を徹底解説します。
本書の要点
- 生産性のカギは「気分」にある
- ポジティブな感情がエネルギーを生み、成果につながる
- 「良い気分」を高めるための54の具体的アプローチ
- 3つのエネルギー源を活かして、快適に動ける仕組みをつくる
- 長期的に続けられる「持続力」の育て方
生産性のカギは「気分」にある

「もっと規律を持たなきゃ」「集中力が足りない」と自分を責めがちな人ほど、この本に驚くかもしれません。
著者が提唱するのは、「フィールグッド・プロダクティビティ」という新しい考え方。
簡単に言えば、いい気分でいることこそが仕事の効率を上げ、結果として成果につながるというものです。
根拠はしっかりとしています。
科学的にも、ポジティブな感情はエンドルフィンやドーパミンなど、やる気や集中力に直結するホルモンの分泌を促します。
結果、集中力が増し、創造性が高まり、ストレスが減る。
つまり「いい気分」は生産性を引き上げるエネルギー源なんです。
成功しているから気分がいいんじゃない。
気分がいいから成功する。
この視点の転換こそが、本書の本質です。
ポジティブな感情がエネルギーを生む

では、良い気分はどこからやってくるのか?
本書では、ポジティブな感情を引き出す「3つのエネルギー源」が紹介されています。
遊び心(Play)
楽しさ、ワクワク、好奇心。
まるでゲームのように仕事を捉えることで、自然とやる気が湧いてきます。
コントロール感(Power)
自分で選び、自分で動かしているという感覚。
主体性があると人は活力を感じやすくなります。
良い人間関係(People)
ポジティブな感情は、人とのつながりから生まれます。
信頼できる仲間、共感できる相手がいれば、前向きなエネルギーがどんどん湧いてきます。
この3つの「P」が、あなたの中にあるエネルギーのタンクを満たしてくれるのです。
「良い気分」を高めるための54のアプローチ

「気分がいいと仕事もうまくいくのはわかった。
でも、どうすれば気分が良くなるの?」という疑問に対して、本書では54もの具体的な方法が提案されています。
一部を紹介すると
冒険心を持って仕事にアプローチする
いつもと違うやり方、環境、視点で仕事を試すことで、飽きや退屈から脱出。
好みのキャラクターになりきる
「今日はスパイのように静かに動く」「プレゼンは舞台俳優になりきって話す」など、自分をゲーム感覚で演出することで楽しくなる。
感情にラベルを貼る
「いま焦ってるな」「これは疲れだな」と、感情に名前をつけるだけで冷静さが戻る。
プロセスをコントロールする
「いつ」「どこで」「どうやってやるか」を自分で決めることで、自由度と安心感が高まる。
先延ばししてしまった自分を許す
過去の失敗にとらわれないことも、気分を上向かせる大切なステップ。
これらはどれも、心理学的な根拠や著者自身の実験に基づいた方法。
すぐ試せて効果があるから、読んでいるそばから実行したくなります。
長く快適に続けるための「持続力」

本書の終盤では、短期的なテクニックだけでなく、「長く続ける力=持続力」についても語られています。
ポイントは「頑張りすぎないこと」。
燃え尽きないためには、エネルギーを適度に使い、定期的に補給することが欠かせません。
また、著者は「持続する仕組み」を自分の生活にどう組み込むかについても言及しています。
たとえば、朝のルーティンで気分を整える、人とつながる予定を先に入れておく、評価よりプロセスに意識を向けるなど、小さな工夫が長期的な習慣につながります。
さいごに
『feel good 快適な努力で最高の成果を上げる方法』は、「つらいけど頑張る」が美徳とされがちな今の時代に、一石を投じる一冊です。
大切なのは、気合いや根性ではなく、「いかに気分よく取り組めるか」。
そう考えると、仕事も人生もぐっとやさしく、楽しくなるはずです。
何かに追われるように生きている人、モチベーションが続かない人、自己肯定感が下がっている人……そんな現代人にこそ、この本は大きなヒントを与えてくれるでしょう。
まずは、今日一日を少しだけ「気分よく」過ごすことから始めてみませんか?
その一歩が、思いがけない成果を運んでくれるはずですよ。
それじゃ、またね。




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