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リビング学習はいつまでする?親子で確認したい学習スタイル

リビング学習
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こんにちは、いちもくです。

近年、多くの家庭で取り入れられている「リビング学習」。

子どもが自室ではなくリビングやダイニングで勉強するスタイルで、学習習慣の定着や集中力向上に効果的とされています。

しかし、「いつまで続けるべきか?」「どのタイミングで子ども部屋に移行するべきか?」と悩む保護者も多いのではないでしょうか。

本記事では、リビング学習のメリットと注意点、そして適切な学習スタイルの移行時期について解説します。

 

そもそもリビング学習とは?

リビング

リビング学習とは、子どもがリビングやダイニングなどの家族が集まる共有スペースで勉強するスタイルのことを指します。

特に小学生の低学年に多く取り入れられ、親の目が届きやすい環境で学習することで、学習習慣の定着が期待できます。

 

リビング学習のメリット

1. 集中力が養える

勉強

リビングは子ども部屋と違って家族が集まる空間で、適度な雑音がある環境のため、自然に集中力を養うことができます。

周りの音や家族が過ごす様子に左右されず目の前のことに集中できるようになると、大勢の人がいて気が散りやすい環境で集中したいときに役立ちます。

普段から多少の音がある環境に慣れていれば、試験中に周りの子たちの鉛筆の音や紙をめくる音が聞こえたとしても、集中力が途切れることなくいつも通り力を発揮できるでしょう。

 

2. 勉強を習慣化しやすい

習慣化

ゲームをしたりテレビを見たりして楽しい時間を過ごしていると、もっと遊びたくなってしまい、なかなか勉強に手がつきにくい子も多いのではないでしょうか?
子どもに勉強してほしいあまり、子ども部屋で勉強するように促すこともあるかもしれませんが、無理に移動させるとかえって逆効果になることもあります。

リビング学習の場合、遊んだ後の楽しい時間と空間を味わいつつその場で勉強モードに少しずつ気持ちを切り替えられるので、勉強に手が付きやすく習慣化にもつながります。

 

3. 親子のコミュニケーションがとりやすい

親子

リビングは、家族みんなが集うスペースなので、いつでも家族間のコミュニケーションがとりやすくなります。

子どもが学習を進める中でちょっとした疑問点が生まれたときは、すぐに保護者に質問できるというのもメリットです。

また、子供部屋での学習とは異なり、保護者自身が子どもの勉強の取り組み方や態度を把握することもできます。

例えば、算数の問題につまずいている時に、すぐに親に聞くことができるので、学習がスムーズに進みます。

また、親も子どもの学習状況を把握できるので、適切なアドバイスやサポートを提供することができます。

 

 

リビング学習の注意点

1.気持ちの切り替えが難しい

気持ち

リビングは勉強の場であると同時に、くつろぎの場でもあります。

そのため、子どもによっては「勉強モード」と「リラックスモード」の切り替えが難しいことも。

テレビの音を小さくする、学習スペースを決めるなど、環境を整える工夫が必要です。

 

2.干渉し過ぎてしまう

干渉

親が勉強を見守ることは大切ですが、過度な干渉は逆効果です。

頻繁に声をかけたり、問題の答えを先回りして教えたりすると、子どもの自主性が育ちにくくなります。

適度な距離感を保ちつつ、子どもの学習をサポートしましょう。

 

3.学習内容によっては子ども部屋が適している場合も

子ども部屋

リビング学習が適しているのは、宿題や通信教材の取り組みなど、比較的ルーティン化しやすい学習内容です。

一方、暗記や作文、集中を要する学習は静かな環境のほうが適しています。

特に、九九の暗記や読書、自由研究の工作などは子ども部屋で行ったほうが効率的な場合もあります。

 

リビング学習はいつまで続けるべきか?

小学生低学年ごろ:リビング学習がオススメ

低学年

低学年のうちは、リビング学習が適しています。

家族の気配を感じながら学習することで安心感を得られ、勉強に対する抵抗感を減らすことができます。

 

小学生高学年ごろ:リビング・子供部屋どちらもオススメ

高学年

学年が上がるにつれて、学習内容が難しくなるため、リビングと子ども部屋を目的に応じて使い分けるのが理想です。

宿題や簡単な学習はリビングで、集中したい勉強は子ども部屋で行うと効率が上がります。

 

中学生以降:子ども部屋中心に移行

中学生

中学生以上になると、リビングよりも自室のほうが集中しやすくなることが多いため、徐々に学習スペースを移行するのが理想です。

ただし、リビングでの学習を好む場合は無理にやめる必要はなく、本人の意向を尊重することが大切です。

 

 

年齢別にみる!リビング学習の効果的な進め方

宿題や家庭学習はリビングで

低学年の間は親の目が届きやすく、リラックスして学習に取り組めるリビングをメインの学習環境にするとよいでしょう。

リビングならわからないことをすぐ聞くことができ、学習のつまずきにも早い段階で対応できます。

学校や塾の宿題、通信教材の取り組みなどの、普段の学習の場としてリビング学習が定着すると、毎日の学習習慣が身につきます。

そうなれば、自然にリビングに集まり、学習するようになることもあるかもしれません。

ポイントは、親は口出ししすぎず、監視するような態度をしないこと。

ついつい目を光らせたくなってしまう気持ちは分かりますが、子どもは監視されすぎると萎縮してしまいます。

しまいには、リビングでの学習を嫌いになってしまう可能性すらあります。

かといって、子どもだけに任せきりにしてしまうのも得策ではありません。

子どもが集中しているときに、大きな音をたてたり、学習に関係ないものを目に入れたりしないようにするくらいの適度な距離感で見守ることが、学習習慣を身につけさせる成功のポイントです。

 

暗記や工作は子ども部屋で

低学年でも学習内容に応じて子ども部屋を利用することをおすすめします。

たとえば暗記の学習。

内容をインプットする際には、余計な情報が入ってこないような静かな環境が最適です。

かけ算九九を覚えたり、暗唱したいといったときには、静かな子ども部屋で学習するとよいでしょう。

また、工作やお絵描き、自由研究などは道具や切りくずなどでリビングが散らかりやすく、その都度片付けるのも大変です。

リビングが散らかってイライラしてしまうなら、気兼ねなく子ども部屋を使ってもらう方が親子ともに笑顔で過ごせるようになるでしょう。

子ども部屋のドアは開けておくと家族の気配が感じやすく、子どもも安心できます。

また、親はときおり部屋を覗けば子どもの様子が確認できますね。

ドアを閉める場合でも、子どもが行き詰まってしまっていないか、やるべきことに集中して取り組めているか時々気にかけるようにしてみてください。

大切なのは安心感と集中できる環境のバランスです。

 

さいごに

リビング学習は、年齢や学習内容に応じて柔軟に対応することが大切です。

子どもの成長に合わせて、親子で話し合いながら最適な学習環境を見つけていきましょう。

大切なのは、子どもが自主的に学習に取り組める環境づくり。

過度な干渉は避け、子どもの気持ちに寄り添いながら、よりよい学習習慣の確立をサポートしていくことがポイントですよ。

それじゃ、またね。

 

 

 

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