こんにちは、いちもくです。
仕事で人と話しているとき
- 君の話は長くて要領を得ない
- 何が言いたいのかよくわからない
なんて言われたことはありませんか?
話がまとまらず、長くなってしまうのは、ロジカルシンキング=論理的思考力が足りないのが原因です。
ロジカルシンキングとは、物事の構造を論理的に捉え思考するテクニックのこと。
直感や感覚ではなく、課題や問題点を要素ごとにまとめて整理し解決策を導き出す手法です。
ではどうすれば、そんなロジカルシンキングのスキルを身につけることができるのでしょうか?
おすすめは、本を使って学ぶこと。
自分に合ったロジカルシンキング本を選ぶことができれば、短時間で効率的にロジカルシンキングを学ぶことができます。
ただし、ロジカルシンキングについて書かれた本は、山のようにあります。
そこで今回は、
- 入門用におすすめの本
- より深く学べる応用編
- 実践に役立つ問題集
の3種類に分けて、おすすめの本を紹介していきます。
ロジカルシンキングを学びたい人におすすめの入門書
マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング
ロジカルシンキングの重要ポイントが、マンガでわかりやすく要約されている本。
イベント会社で働く主人公は、企画を通したことのない「ダメ社員」。
でもロジカルシンキングを習得することで、社会人として成長していく姿が描かれています。
本書で紹介されているテクニックは、ロジックツリーやマトリックスなど、すぐに実践できるものばかり。
これからロジカルシンキングを学びたい方や、文章を読むのが苦手な方におすすめの本です。
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
ハーバード・ビジネススクールに留学後、マッキンゼー・アンド・カンパニーで働いた著者が紹介する、問題解決の考え方。
ロジカルシンキングが非常にわかりやすく紹介されているため、中高生でも簡単に理解できます。
ロジカルシンキングの基本は「課題を最小化、分析して考える」ということ。
120ページという薄さで、ロジックツリーやMECEなどをわかりやすく描いています。
世の中を生き抜く「ホンモノの思考力」を身につけたい人におすすめの本です。
考え方の基本がゼロからわかる! ロジカルシンキング見るだけノート
自分ではいいアイデアを思いついたつもりなのに、上司や同僚の反応はイマイチで、プレゼンでも自分の企画はいつも不採用という人は意外と多いもの。
自分のアイデアや考えを他人に説明して共感・納得してもらうには、「論理」が必要です。
論理とは、相手に「なるほど」と思ってもらうための一本筋の通った思考の流れのこと。
この論理が会話や文章、資料などに抜けているからこそ、あなたのアイデアは誰からも評価されないのです。
本書では、論理的思考「ロジカルシンキング」の基本をゼロから解説していきます。
ロジカルシンキングとは、問題解決や情報整理など、さまざまなシーンで活用されている、自分の考えを相手にわかりやすく伝えるビジネススキル。
問題を分解して整理することで、仮説の検証に必要な情報と分析作業を明らかにし、適切な判断によって結論を導き出す思考法の一つです。
イラストと会話を多く含む文章で構成されており、ロジカルシンキングの基礎知識がまったくない人でも、やさしく直感的に理解できる内容となっています。
ロジカルシンキングをより深く学べる応用書
ロジカル・シンキング
2001年の発売以来、ロングセラーを誇るロジカルシンキングの名著。
論理的思考力と論理的表現力を鍛えるための手法が分かりやすく解説されています。
コミュニケーションにおいては、相手が何を考えているのか、言いたいのかを引き出す能力や、自分の伝えたいことを相手に伝える能力が必要となります。
話の重複やズレをなくす「MECE」や話の筋を通す「So What?/Why So?」などの技術を詳しく解説。
論理的思考力や論理的表現力を身に着けるための具体的な方法が載っているので、ロジカルシンキングを実践レベルまで習得したい方にお勧めの本です。
仮説思考 – BCG流 問題発見・解決の発想法
情報が多ければ多いほど、よい意思決定ができると思っていませんか?
そんな人は、できるだけ多くの情報を集め、それらを分析してから、経営課題の本質を見極め、解決策を導き出そうとします。
でもそんなことをしていると、たいていは時間切れになってしまったり、最も重要なデータがないことに土壇場で気づき、苦し紛れで意思決定せざるを得ないことだってありえます。
徹底的に調べてから、答えを出すという仕事のやり方には無理があるんです。
ではどうすればいいのか?
その答えが、仮設思考を身につけるということです。
仮説とは、十分な情報がない段階、あるいは、分析が済んでいない段階でもつ、「仮の答え」「仮の結論」のこと。
仕事が速く、優れた成果をもたらすコンサルタントはみな、仮説をもって仕事をしているものです。
外資系コンサルから学ぶロジカルシンキングと問題解決の実践講座
「ロジカルシンキング」と「問題解決」を、身近なネタと図解で解説した本。
- 今年売れる音楽はどんなの?
- 名探偵コナンの米花町の人口って何人?
- 売れる新商品はどれ?
- 日本にゴミ処理場っていくつあるの?
- コメダコーヒーは週末いくら売り上げているの?
ロジカルシンキングを身につければ、これらの答えを導き出すことができます。
若手から管理職まで幅広いビジネスパーソンにおすすめの本です。
ロジカルシンキングを実践に役立てるための問題集
入社1年目から差がつく ロジカル・シンキング練習帳
思考技術ごとに問題が用意されており、実践を想定したドリル形式の内容となっています。
考え方から演習問題まで含んだ1冊なので、体系的にスキルを身につけることができます。
「具体⇄抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問
「具体⇄抽象」とは、抽象化と具体化という形で具体と抽象を行き来する思考法のこと。
斬新な発想をできるようになるだけでなく、無用な軋轢やコミュニケーションギャップの解消にも役立ちます。
本書では「抽象化と具体化の基本動作」から「仕事・日常生活における実践・応用の仕方」に至るまで、全部で29問の問題を用意。
抽象化と具体化の基本動作から実践・応用の仕方まで解説されているので、実際に役立てる方法がイメージしやすいのが特徴です。
現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート
累計1,000以上のフェルミ推定問題を解いて、トップ外資系企業に内定した東大生たちが、フェルミ推定の「パターン」と「解法ステップ」をわかりやすく解説した本。
フェルミ推定問題の解き方を解説しているだけでなく、30の例題とその回答例、そして100の練習問題も掲載されています。
毎日数問ずつ説き続ければ、フェルミ推定が出題される面接対策はバッチリ!
コンサルティングファームや外資系企業への就職・転職を考えている人必見の本です。
さいごに
仕事で人と話しているとき
- 君の話は長くて要領を得ない
- 何が言いたいのかよくわからない
なんて言われたことはありませんか?
話がまとまらず、長くなってしまうのは、ロジカルシンキング=論理的思考力が足りないのが原因です。
ロジカルシンキングとは、物事の構造を論理的に捉え思考するテクニックのこと。
直感や感覚ではなく、課題や問題点を要素ごとにまとめて整理し解決策を導き出す手法です。
ではどうすれば、そんなロジカルシンキングのスキルを身につけることができるのでしょうか?
おすすめは、本を使って学ぶこと。
自分に合ったロジカルシンキング本を選ぶことができれば、短時間で効率的にロジカルシンキングを学ぶことができますよ。
それじゃ、またね。
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