こんにちは、いちもくです。
ワイヤレスイヤホンを使っているけれど、音質に不満があるという人は意外と多いのではないでしょうか?
外出先で音楽を楽しむのに便利なワイヤレスイヤホンですが、有線イヤホンに比べると音質は劣りがち。
優れた音質のワイヤレスイヤホンだと、3万円以上もする商品も珍しくなく、そこまでの予算をかけるのは躊躇してしまいがちです。
コスパに優れたワイヤレスイヤホンを探している人におすすめなのが、SOUNDPEATSのOpera 05。
1万円台前半で購入できるにも関わらず、ハイレゾ音源の伝送ができるLDACに対応しています。
アクティブノイズキャンセリングを搭載しており、最大-30dBのノイズを低減。
1万円台で購入できるワイヤレスイヤホンの中では、現時点では最高峰ともいえる音質の良さ。
今回は、そんなSOUNDPEATS Opera 05を実際に使用してみた感想を、本音でレビューしていきます。
SOUNDPEATS Opera 05の概要
Opera 05は、3基のドライバーを搭載したワイヤレスイヤホン。
ハイレゾ音源であるLDACに対応しており、高音質で音楽を楽しむことができます。
箱の中には、
- イヤホン本体
- 充電ケース
- シリコン製イヤーチップ×3ペア(S・M・Lサイズ各1ペア)
- USB-A to C 充電ケーブル
- 取扱説明書
- アプリ説明
が入っています。
充電ケースは非常にコンパクト。
丸みを帯びたデザインのケースは、指紋がつきにくいマットな質感です。
黒曜石をイメージしているのか、まるで化粧品やジュエリーのような高級感があります。
イヤホンやケースの表面には、キズや汚れが付きにくい亜鉛合金などの5つの素材を使用。
さらに美しく高級感のある見た目を醸し出す、PVDコーティングと真空メッキなどの11の塗装が施されています。
正面中央には、LEDインジケータが搭載されているだけのシンプルな外観。
背面には、SOUNDPEATSのロゴがピンクゴールドで印字されており、その下には給電用のType-Cポートが用意されています。
側面には、リセットボタンを搭載。
ペアリングの際に使います。
フタを開けると、ゴールドに輝くイヤホンが見えます。
磁石でしっかりケースに固定されているので、若干取り出しにくい印象。
イヤホン本体もケースと同様、ブラックとゴールドの高級感あふれるカラーリングです。
イヤホンは、まるで巻貝のようなカナル型デザイン。
一般的なワイヤレスイヤホンと比較すると大きめですが、耳にしっかりとフィットします。
表面にはタッチセンサーが搭載されており、タッチすることで再生・停止や曲送りなどのさまざまな操作ができるようになっています。
イヤホンの重量は、片側7.3g。
最近は片側4~5gのワイヤレスイヤホンが主流なので、若干重めです。
イヤーピースはS/M/Lの3種類が付属しています。
Mサイズはあらかじめイヤホン本体に付いており、サイズが合わない場合は交換が可能です。
使ってみて感じた、SOUNDPEATS Opera 05の魅力
3基のドライバーとハイレゾ音源で、超高音質を実現
Opera 05の最大の魅力は、なんといっても音質が優れているところ。
その理由は、
- 3基のドライバーを搭載
- 高音質コーデックLDACに対応
の2つです。
イヤホンの心臓部とも言えるドライバー部は、
- バランスド・アーマチュア(BA型)ドライバーが2基
- 大迫力サウンドが特長の12mmダイナミックドライバーが1基
の合計3基のドライバーが搭載されています。
BA型ドライバーは、繊細な音を表現するのが得意。
補聴器に使用されることも多いドライバーです。
そしてダイナミックドライバーは、低音域の表現が得意。
バランスよく配置された3基のドライバーが、低音から高音まで解像度の高い音を再現してくれます。
また、Opera 05は高音質コーデックLDACに対応しています。
LDACコーデックとは、Bluetoothで音声の伝送に用いられる方式の1つ。
ソニーが開発したもので、ハイレゾ音源を高音質なままワイヤレスで再生することができます。
特に音質の良さを感じるのが、ライブ音源の再生。
ボーカル音の響きが素晴らしく、まるで映画館の音響のように音が広範囲から聞こえてくる感じで、臨場感は抜群です。
音量を上げれば、実際に鳴らされたサウンドの粒を肌で感じることができました。
ホワイトノイズもなく、高音域でも音が割れません。
僕は今まで30種類以上のワイヤレスイヤホンを使ってきましたが、この価格帯でこれほどの音質を再現できているものに巡り合ったことはありません。
同価格帯のワイヤレスイヤホンの中では、間違いなくトップクラスの音質と言えます。
自然で耳に心地よい、ノイズキャンセリング性能
ノイズキャンセリング(ANC)性能は、最大-30dBのノイズを消し去ることができます。
カナル型なので、耳栓のようにイヤホン自体が耳にフィットし、遮音性を高めてくれます。
周囲の音を低減するだけでなく、風切り音も大幅に取り除いてくれます。
実際にノイズキャンセリング機能をオンにして使用してみたのですが、
地下鉄に乗ると、電車の走行音が大幅に軽減される
静かな部屋で、エアコンや冷蔵庫の駆動音がほとんど聞こえなくなる
といった効果を実感できました。
ノイズキャンセリングモードにしても、周囲の音は小さめにはっきりと聞こえます。
だから誰かに話しかけられても、気づかないということはまずないでしょう。
周囲の音とイヤホンからの音をバランスよく聞き取れるため、移動中でも安全に使用できます。
大満足の通話音質
驚いたのが、Opera 05を使用した通話品質。
これまで使用してきたワイヤレスイヤホンは、通話品質はお世辞にも良いとは言えませんでした。
相手から
「声が小さい」
「雑音が入ったり、声が割れて聴き取りにくい」
といった不満の声が挙がることがよくありました。
でもOpera 05を使い始めてからは、こちらの声がしっかりと相手に伝わっている様子。
Opera 05には、片側に2基、両側あわせて4基のマイクが搭載されているので、声をしっかりと拾ってくれているようです。
さらに、ENC通話ノイズキャンセリング機能も搭載されており、「人の声」と「環境音」を正確に区別。
駅のホームなど、雑踏の中でもこちらの声をクリアに届けてくれます。
専用アプリを使えば、ポテンシャルを最大限に引き出せる
SOUNDPEATS専用アプリを使えば、Opera 05のポテンシャルを最大限引き出すことができます。
イヤホンをペアリングした状態でアプリを開けば、ペアリング中のイヤホンが表示されます。
音の波形をいじったり、プリセットのサウンドモードを選んだりすることで、楽曲の分野に合わせた設定や視聴環境に合わせた音作りが可能。
アプリを使ってカスタマイズすることで、自分好みのイヤホンに仕上げることができます。
耳にしっかりフィットする装着感
Opera 05は、カナル型のワイヤレスイヤホン。
装着する際は、耳穴に入れた後に少し回転させることで、ポジションがスッと定まりしっかり固定できます。
イヤホンの重量は、片側7.3g。
比較的大型のイヤホンなので、装着時はかなり存在感があり目立ちます。
実際に装着してみると、重量の割にはさほど重さを感じず、耳穴がしっかりと覆われた状態。
装着したままTシャツを脱いだり、ランニングしてみたのですが、ポロッと落ちることはありませんでした。
使ってみて感じた、SOUNDPEATS Opera 05の気になる点
ケース込みで最大33時間再生可能
Opera 05はイヤホン単体で最大9時間、充電ケースを使用すれば最大33時間の連続使用が可能です。
また、10分の充電で最大で1時間の連続使用が可能ですので、使おうとした直前にバッテリー切れに気がついても、すぐに使用することができます。
通勤や通学など、1日2~3時間の使用であれば、1週間は充電せずに持ち歩けそうです。
ただし、最近は40時間以上の連続再生が可能なワイヤレスイヤホンが増えているのが実状。
普段使いには全く問題ありませんが、Opera 05は充電切れに気を付ける必要がありそうです。
ワイヤレス充電には非対応
充電ケースは、ワイヤレス充電に対応していません。
バッテリーが少なくなってきたら、USB Type-Cケーブルを接続して充電する必要があります。
iPhoneはLDAC非対応
Opera 05の最大の魅力は、高音質コーデックLDACに対応しているということ。
LDACコーデックを利用するためには、ペアリングするデバイスもLDACに対応していなければいけません。
残念ながら、iPhoneやiPadはLDACに非対応。
従来のAACコーデックで接続することになります。
比較的新しいOSを搭載したAndroidスマホであれば、LDACコーデックに対応した機種は数多くあります。
Opera 05のパフォーマンスを最大限に引き出そうと思ったら、ペアリングする端末はAndroidがおすすめです。
さいごに
ワイヤレスイヤホンを使っているけれど、音質に不満があるという人は意外と多いのではないでしょうか?
外出先で音楽を楽しむのに便利なワイヤレスイヤホンですが、有線イヤホンに比べると音質は劣りがち。
優れた音質のワイヤレスイヤホンだと、3万円以上もする商品も珍しくなく、そこまでの予算をかけるのは躊躇してしまいがちです。
コスパに優れたワイヤレスイヤホンを探している人におすすめなのが、SOUNDPEATSのOpera 05。
1万円台前半で購入できるにも関わらず、ハイレゾ音源の伝送ができるLDACに対応しています。
アクティブノイズキャンセリングを搭載しており、最大-30dBのノイズを低減。
1万円台で購入できるワイヤレスイヤホンの中では、現時点では最高峰ともいえる音質を誇る機種ですよ。
それじゃ、またね。
SOUNDPEATS Opera 05 スペック
充電ケースサイズ | 60×22.5×48mm |
充電ケース重量 | 約 58.8g |
イヤホン重量 | 約7.3g×2 |
防水規格 | IPX4 |
最大再生時間 | イヤホン単体:約9時間、充電ケース併用:約33時間 |
充電ポート | USB Type-C |
Bluetooth | バージョン5.3 |
対応コーデック | AAC,SBC,LDAC |
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