こんにちは、いちもくです。
車の購入を検討している方なら一度は悩む「未使用車」と「新車」の選択。
価格の安さで注目される未使用車と、自分好みにカスタマイズできる新車、実際にはどちらがお得なのでしょうか?
この記事では、車選びで失敗したくないあなたのために、未使用車と新車のメリット・デメリットを徹底比較。
あなたにぴったりの選択肢が見つかるよう、分かりやすく解説していきます。
未使用車と新車はどちらがおすすめ?

結論から言うと、新車と未使用車のどちらが良いかは、あなたの重視するポイントによって異なります。
「とにかく最新モデルに乗りたい」「自分好みにカスタマイズしたい」という方は新車がおすすめです。
一方、「予算を抑えたい」「納期を早くしたい」という方は未使用車がおすすめです。
ただし、この判断をするためには、それぞれの特徴を正しく理解することが大切です。
まずは未使用車と新車の基本的な違いから見ていきましょう。
未使用車とは

未使用車とは、ディーラーが一度登録したものの、実際には誰も使用していない車のことです。
「登録済未使用車」とも呼ばれます。
なぜこのような車が存在するのでしょうか?
主な理由は以下の通りです。
- ディーラーの販売目標達成のため
- メーカーからの販売奨励金を得るため
- 試乗車や展示車として使用していたため
法的には「中古車」扱いになりますが、走行距離は数キロ程度で、実質的には新車同様の状態を保っています。
未使用車を購入するメリット
1. 価格が安い
新車と比べて10〜30万円程度安く購入できます。
これは登録時に発生する諸費用や、中古車扱いになることで価値が下がるためです。
同じ車種でも大幅な節約が可能になります。
2. 納期が早い
新車の場合、注文から納車まで数ヶ月かかることも珍しくありませんが、未使用車なら最短1週間程度で納車可能です。
急いで車が必要な方には大きなメリットです。
3. 状態が新車同様
走行距離はほとんどゼロに近く、内装や外装も新車と変わらない状態です。
新車の品質を中古車価格で手に入れられるのは魅力的です。
4. 自動車税が安い場合がある
年度途中に購入する場合、その年度の自動車税が月割り計算になるため、4月に新車を購入するより税金を節約できます。
5. 値下がりリスクが小さい
すでに一度登録されているため、購入後の急激な価値下落が少ないのが特徴です。
新車特有の「買った瞬間に価値が下がる」現象を避けられます。
未使用車を購入するデメリット
1. 選択肢が限られる
在庫から選ぶため、色やグレード、オプションの選択肢が限定されます。
「この色が良いけど、この装備は不要」といった細かい希望は通りにくいのが現実です。
2. 人気車種が少ない
需要の高い車種や人気カラーはすぐに売れてしまうため、なかなか未使用車として市場に出回りません。
お目当ての車種が見つからない可能性があります。
3. メーカー保証期間が短い
登録日からメーカー保証がスタートしているため、新車より保証期間が短くなります。
数ヶ月〜1年程度短くなることが一般的です。
4. 車検期間が短い
初回車検まで3年ありますが、登録日からカウントされているため、実際に使える車検期間が新車より短くなります。
5. 新車特典が受けられない
メーカーが実施している新車購入特典やキャンペーンの対象外になることがほとんどです。
金利優遇ローンなども利用できない場合があります。
新車とは

新車とは、メーカーから直接購入する、誰も使用していない完全に新しい車のことです。
ディーラーで注文し、あなたの希望に合わせてカスタマイズして製造・納車されます。
購入者が最初の所有者となり、車検証にもあなたの名前が最初から記載されます。
まさに「世界で一台だけ、あなたのための車」と言えるでしょう。
新車を購入するメリット
1. 自由にカスタマイズできる
色、グレード、オプション装備を自分好みに選択可能です。
「安全装備は充実させたいけど、内装はシンプルに」など、細かな要望に応えてもらえます。
2. メーカー保証が満額受けられる
3年間のメーカー保証を100%活用できます。
万が一の故障時も安心で、特に高額な電子装備が多い最新車では大きな安心材料になります。
3. 最新モデルを選択できる
最新の安全技術や燃費性能を搭載したモデルを選べます。
自動ブレーキシステムやハイブリッド技術など、最先端の装備を体験できます。
4. 新車特典・キャンペーンの対象
低金利ローンや購入特典など、メーカーが用意する様々な優遇措置を受けられます。
実質的な負担軽減につながることも多いです。
5. 心理的満足度が高い
完全に新しい車を所有する喜びは新車ならでは。
誰も触れていない内装、一番最初に走らせる体験など、精神的な満足度は非常に高いものがあります。
新車を購入するデメリット
1. 価格が高い
未使用車と比較して数十万円高いのが一般的です。
同じ装備レベルでも、「新車」というブランド価値分が価格に反映されています。
2. 納期が長い
人気車種では3ヶ月〜半年以上待つことも珍しくありません。
特に昨今の半導体不足の影響で、納期の遅れが常態化している車種もあります。
3. 購入直後の価値下落が大きい
買った瞬間から中古車扱いになるため、急激に価値が下がります。
短期間で売却する場合は大きな損失となる可能性があります。
4. 初期費用が高額
車両価格に加えて各種税金や登録費用が満額かかります。
自動車取得税、重量税、自賠責保険など、まとまった初期費用が必要です。
5. 選択肢が多すぎて迷う
自由度が高い分、グレードやオプション選択で迷いがちです。
後から「あの装備も付けておけばよかった」と後悔するケースもあります。
結局、新車と未使用車はどちらがおすすめ?
予算を重視するなら「未使用車」、こだわりを重視するなら「新車」というのが基本的な選び方です。
- 初期費用を抑えたい
- 早く車が欲しい
- 基本的な装備があれば十分
- コストパフォーマンスを重視する
- 自分好みにカスタマイズしたい
- 最新の装備や技術に興味がある
- 長期間使用する予定
- 「新車」というステータスを重視する
ただし、実際の価格差を確認することが重要です。
未使用車が思ったより高い場合や、新車にお得なキャンペーンがある場合など、想定と違うケースもあります。
さいごに
未使用車と新車、どちらにもそれぞれの魅力があります。
大切なのは、あなたの価値観と予算に合った選択をすることです。
車は大きな買い物だからこそ、焦って決めずに十分に比較検討しましょう。
実際にディーラーを訪れて、未使用車と新車の両方を見比べてみることをおすすめします。
また、購入時期によってもお得度は変わります。
決算期やモデルチェンジ前など、タイミングを見極めることで、より良い条件で購入できる可能性もあります。
あなたにとって最高の一台が見つかることを願っています。
賢い車選びで、充実したカーライフを送ってください。
それじゃ、またね。
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