こんにちは、いちもくです。
「引き寄せの法則」って聞いたことありますか?
願いを叶える、夢を実現する、そんな自己啓発的な言葉と結びつけて語られることが多い法則ですが、本当の意味で理解し、使いこなしている人はどれほどいるでしょうか?
本書は、宇宙存在「バシャール」と、人気ブロガーさとうみつろう氏の対談形式で、「引き寄せの法則」の本質から、宇宙の真理、人類の起源、そして私たち自身の存在意義にまで迫る、非常に刺激的な内容となっています。
「え、宇宙存在と対談…?」と訝しがる方もいるかもしれません。
もちろん、物理的に会っているわけではありません。
バシャールとは、高次元世界に存在する意識体であり、チャネリングを通して、その叡智を私たちに伝えているのです。
本書を読むと、これまで当たり前だと思っていた世界の見方が180度変わるような衝撃を受けます。
そして、自分自身の人生を、もっと自由に、もっと楽しく、創造していくためのヒントが散りばめられています。
本書の要点
1.目の前の「現実」は100%自分で創造している
私たちが目にする現実は、すべて自分自身が創り出しているものです。
この認識を持つことで、私たちは現実を変える力を手に入れることができます。
2.「引き寄せの法則」は、単なる願望実現ツールではない。
ただ願いを引き寄せるだけではなく、願いと自身を磁石のように引き合う状態にする「マグネタイジング」の概念が提示されます。
願望実現の本質をより深く理解するための一歩です。
3.「ワクワク」こそが、人生を導くナビゲーター
自分の「ワクワク」に従うことが最も信頼できる人生の道しるべであり、これが自分自身の本質と直結していると説かれています。
4. 人生の大いなる流れに身をゆだねる勇気
人生には流れがあり、自分の判断よりもその流れを信じてゆだねることが求められます。
恐れや執着を手放し、自然な流れに身を委ねる勇気が、人生をより豊かにしてくれます。
『その名は、バシャール』の必読ポイント
目の前の「現実」は100%自分で創造している
私たちが目にする現実は、すべて自分自身が創り出しているものです。
「現実は与えられているもの」という固定観念から解放され、自分が創造主であることを認識することが、人生を変える第一歩となります。
バシャールは「あなたの体験するすべては、あなたの信念体系の反映です」と語ります。
つまり、不幸な現実を体験しているのは、自分自身がそれを選択しているからなのです。
この認識を持つことで、私たちは現実を変える力を手に入れることができます。
「引き寄せの法則」は、単なる願望実現ツールではない。
本書で繰り返し語られるのは、「引き寄せの法則」とは、単に欲しいものを手に入れるためのテクニックではないということです。
「引き寄せ」は、常に起こっている自然現象であり、私たちが意識的にしろ無意識的にしろ、常に「現実」を創造しているという宇宙の法則なのです。
バシャールは、これまでの引き寄せの法則を「アトラクション」から「マグネタイジング」に進化させることを説いています。
従来の「引き寄せの法則」は「アトラクション(引き寄せ)」として理解されてきましたが、実際は「マグネタイジング(磁化)」として捉えるべきだとバシャールは説明します。
願う者と願われるものは、同時に空間から湧き出る2つの素粒子のような関係にあります。
つまり、望むものを「引き寄せる」のではなく、自分自身がそれと同じ振動数になることで、自然と引き合うというわけです。
「幸せになりたい」と願うこと自体が、「今は幸せではない」という信念を強化してしまいます。
むしろ、今この瞬間に幸せを感じることが、さらなる幸せを引き寄せる鍵となるのです。
「ワクワク」こそが、人生を導くナビゲーター
バシャールは「ワクワク」こそが人生の真のナビゲーターだと主張します。
私たちは皆、日常の中で自分が心からワクワクすることに出会う瞬間があります。
それは大きな目標でなくても、日々の小さな選択や行動の中に見出せるものです。
バシャールは、こうしたワクワクに従うことが、本質的な自己と繋がる道だと説いています。
たとえば、社会の期待や他人の目を気にしてやりたいことを抑えるのではなく、自分が本当に心惹かれることを大切にすることが、人生を豊かにするポイントです。
バシャールの考えでは、ワクワクが示す方向は、魂が本来あるべき道であり、それに従うことで、運命の扉が開かれていくといいます。
本書は、「簡単すぎてできないこと」と表現することで、シンプルな原理でありながら、実践が難しいこの指針を分かりやすく解説しています。
人生の大いなる流れに身をゆだねる勇気
バシャールは、人が心の中に抱える「恐れ」や「執着」が、しばしば自己実現を阻む原因だと指摘します。
私たちが本来の道を歩むには、何かに固執することなく、目の前に現れる「流れ」に身をゆだねる必要があると説かれています。
たとえば、人生の重要な選択で迷ったり不安を抱えたりする時、バシャールは、「自分の判断を超えた流れを信じて、ただその流れに委ねていくこと」が重要だと言います。
自分が何を選ぶか、どのように判断するかよりも、流れに乗りながら適切なタイミングで選択がやってくるという信頼の在り方が大切です。
特に、バシャールが示す「ワクワクツールキット」は、恐れを手放し、自己と世界の間にある本質的な繋がりを実感するための方法として紹介されており、深い洞察をもたらします。
さいごに
本書は、スピリチュアルな題材でありながら、驚くほど実践的で具体的な人生の指針を提示しています。
バシャールの教えは、量子力学や最新の物理学とも整合性があり、科学的な観点からも非常に興味深い内容となっています。
「幸せになる」という普遍的な願いに対して、シンプルかつ本質的なアプローチを示してくれる本書は、人生の転換点を求めている方々にとって、まさに道標となる一冊となっていますよ。
それじゃ、またね。
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