こんにちは、いちもくです。
あなたは今、何のために時間を費やしていますか?
やるべきことは山積みなのに、なぜか何も進まない――そんなふうに、自分の時間が誰かや何かに奪われていると感じる瞬間はありませんか?
ベストセラー
『バナナの魅力を100文字で伝えてください』
の著者による新作
『このプリン、いま食べるか? ガマンするか? 一生役立つ時間の法則』
は、あなたの「時間」の価値を根本から問い直し、行動を変える力をくれる一冊です。
人生は「どんな時間を過ごすか」で決まる。
読めば、自分の時間を取り戻す武器が手に入ります。
本書の要点
1. 人生の時間は「4つの時間」に分類できる
「幸福の時間」「投資の時間」「役割の時間」「浪費の時間」
2. 人生で最も大切なのは「幸福の時間」を増やすこと
「やらなければいけないこと」を「幸福の時間」に変える工夫が必要
3. 時間を自分のものにするための4つの技術
「自分ベース化」「プロローグ化」「エピローグ化」「強観察力」
『このプリン、いま食べるか? ガマンするか? 一生役立つ時間の法則』の必読ポイント
人生を構成する4つの時間とは

本書では、私たちの時間を
「幸福の時間」
「投資の時間」
「役割の時間」
「浪費の時間」
の4つに分類しています。
幸福の時間
純粋に楽しい、幸せだと感じる時間。
美味しいものを食べる、趣味に没頭する、大切な人と過ごす時間など。
人生の目的は、この時間を最大化することです。
投資の時間
将来の幸福につながる時間。
勉強、スキルアップ、健康管理、人脈づくりなど。
一見地味な時間ですが、将来の幸福の土台を築く重要な時間です。
役割の時間
仕事、家事、育児など、社会的な役割を果たすために必要な時間。
必ずしも楽しい時間ではないかもしれませんが、責任を持って取り組むことで、自己成長や社会貢献につながります。
浪費の時間
ダラダラと過ごす、意味のないネットサーフィン、惰性で見ているテレビなど、幸福にも投資にもつながらない時間。
「何にどれだけ時間を使っているか」を見直すだけで、自分の人生の方向性が見えてきます。
これが「時間ポートフォリオ」の考え方です。
お金と同じように、時間も「配分と運用」がカギになります。
一番大切なのは「幸福の時間」を増やすこと

人生の目的は「幸福の時間」を増やすこと。
これは、本書全体を貫く重要なメッセージです。
そして、本書は「幸福の時間」を増やすための具体的な方法を多数紹介しています。
例えば、「時間複利の法則」。
これは、投資の時間によって得られたスキルや知識が、将来さらに大きな幸福を生み出すという考え方です。
勉強したことで昇進し、収入が増え、より充実した生活を送れるようになる、といったイメージです。
また、「やらなければいけないこと」の中に「幸福」を見出す工夫も重要です。
例えば、毎日の通勤時間を「読書時間」や「ポッドキャストを聴く時間」に変えることで、役割の時間を投資の時間、あるいは幸福の時間に変換することができます。
ほかにも、「役割の時間」「投資の時間」を「幸福の時間」に変える発想も重要です。
たとえば、子どもの送り迎えをただの義務にせず、会話を楽しむ時間に変えるなど。
一度きりの喜びではなく、連鎖する喜びを生む時間を選ぶことで、人生の質が底上げされていきます。
時間を自分のものにする4つの技術

時間は誰にとっても平等に与えられていますが、それを「自分の時間」として感じられるかどうかは大きな違いです。
本書では、時間を自分のものにするための4つの技術を紹介しています。
自分ベース化
自分の価値観や優先順位に基づいて時間を使うこと。
他人の意見に振り回されず、自分の意思で時間を使うことが大切です。
プロローグ化
何かを始める前に、その目的や意義を意識すること。
目的意識を持つことで、集中力が高まり、時間をより有意義に使うことができます。
エピローグ化
何かを終えた後に、振り返りを行い、学びや気づきを得ること。
振り返りによって、次の行動への改善につなげることができます。
強観察力
周りの状況や自分の感情を客観的に観察する力。
観察力を高めることで、時間の使い方のクセや無駄にしている時間を見つけやすくなります。
さいごに
本書が伝えているのは、「時間は感情でできている」という事実です。
どんなに忙しくても、どんなに義務に追われていても、「その時間をどう感じるか」で人生の質は変えられる。
「このプリン、いま食べるか? ガマンするか?」というユーモラスなタイトルの奥には、「今この瞬間をどう使うか」という、人生の根幹を問う問いが隠されています。
読むことで、自分の時間を「誰かのもの」から「自分のもの」に取り戻すきっかけになるはずです。
時間に振り回される毎日から抜け出し、「幸福の時間」を自分の手で作っていく。
きっと、今までとは違う時間の流れを感じることができるはずですよ。
それじゃ、またね。




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