やあ、いちもくだよ。
僕は普段、商社で営業の仕事をしているんだ。
今はチームリーダーとして数十人の部下をマネジメントしているんだけど、リーダーって本当に大変だよね。
能力も性格も価値観も違うメンバーをまとめながら、常に結果を出すことが求められるわけだからね。
意思の疎通がうまくいかなかったり、期待した通りに相手が動いてくれなかったら、仕事が滞ってしまうこともあるんだ。
僕も以前は、
「なんでみんなちゃんと仕事をしないんだろう」
「上司の命令だから、従うのは当然なのに」
なんて思っていたんだ。
でも、それは大きな勘違いだったんだよね。
うまく仕事が進まないのは、伝え方が間違っていたからなんだ。
そんな大切なことに気づかせてくれたのが「まんがでわかる 伝え方が9割」。
伝え方のコツがわかれば、仕事も恋愛も家族関係も、今より断然スムーズに進むこと間違いないよ。
クリックできる目次
マンガでビジネス書を読むメリット
読書の習慣がない人にとって、難解なビジネス書を1冊読むのは結構大変なこと。
読むだけでも大変なのに、本の要点をつかんで実践するとなると、かなりハードルが高いよね。
そんな読書が苦手な人にぜひおすすめしたいのが、ビジネスコミックを活用すること。
ビジネスコミックとは、難解なビジネス書をマンガでわかりやすく解説した本なんだ。
短い時間でサクサク読めるから、原著を読まなくてもポイントをつかむことができるよ。
原著を読む前にビジネスコミックでポイントを押さえておけば、原著を読んだときに内容をカンタンに理解することができるんだ。
まんがでわかる 伝え方が9割のストーリー
主人公は、女性ファッション誌「BB」の編集者・五十嵐 舞(いがらし まい)。
いつかは編集長になって、社会を動かすようなトレンドを生み出したいという夢を抱きながらも、現実は厳しくて仕事はなかなか思い通りにいかないんだ。
わがままな女優に振り回されたり、
デザイナーに手直しを却下されたりと、
イマイチな日々。
そんなある日、立ち寄った書店で「BB」にダメ出しする謎のオネエと遭遇するんだ。
あまりに的を射たダメ出しに、ぐうの音も出ない舞。
そんな舞に、オネエは
「伝え方ひとつでノーをイエスに変えることができるのよ」
とアドバイスするんだ。
半信半疑のまま、オネエ・マリアの言う通りに「伝え方」を変えていく舞。
正しい伝え方を実践するうちに、仕事も恋愛もどんどんいい方向に進み始めるんだ。
まんがでわかる 伝え方が9割の魅力
伝え方の技術を分かりやすく学べる
まんがでわかる 伝え方が9割には、大きく3つの内容が書かれているんだ。
- 「ノー」を「イエス」に変える3つのステップ
- 「イエス」に変える7つの切り口
- 「強いコトバ」を作る技術
の3つだよ。
3つの中でもまずは最初に身につけておきたい基本となるのが、「ノー」を「イエス」に変える3つのステップ。
- 自分の頭の中をそのままコトバにしない
- 相手の頭の中を想像する
- 相手のメリットと一致するお願いを作る
この3つのステップをしっかり理解して実践すれば、「伝え方」が劇的に変化するよ。
ステップ1 自分の頭の中をそのままコトバにしない
もしもあなたが、今まで「ノー」と断られることが多かったとしたら、それは頭の中に浮かんだことをそのまま口にしてきたからかもしれないね。
なんでもストレートに伝えるのは、ギャンブルと一緒。
丁半博打のように、可能性が50%しかないのだとしたら、少しでも成功確率をあげたいよね。
お願いをするときは、口に出す前に一度立ち止まって考えるだけで、その確率は一気に高まるんだ。
ステップ2 相手の頭の中を想像する
お願いを口に出す前に、立ち止まってすべきこと、それは「相手の頭の中を想像する」ことなんだ。
- 好きなもの
- 嫌いなもの
- 行きたい場所
- 相手の性格
- 今、何に興味があるか
- 機嫌がいいのか、それとも悪いのか
あなたが知り得る相手の情報を、できる限り想像することが必要だよ。
あなたが想像したことが、これからどう伝えるかのヒントになるんだ。
ステップ3 相手のメリットと一致するお願いをつくる
ここでのポイントは、相手のメリットや欲求を満たす言葉をつくること。
つまり、お願いしたいことがある場合、相手に「イエス」と言ってもらえるものにするということだよ。
例えば、彼氏とデートがしたいというお願いの場合、
「今度の日曜日、デートしよう」
なんて「そのまま言葉にしない」ことが大切なんだ。
まずは相手の頭の中を想像して、彼がどんなものに興味を持っているかを考えることが必要だよ。
もしも彼が
- 新しいものが好き
- ラーメンが大好き
だったとするなら、それを満たす言葉を作るんだ。
相手のメリットと一致するお願いをつくるとするなら
こんな言葉はどうだろう?
相手にとっては、まさに望んでいるお誘いかもしれないね。
もしも相手のメリットや欲求を満たす提案だったとしたら「イエス」の答えをもらえる可能性が高くなるんだ。
「今度デートしようよ!」
なんて、自分の頭の中をそのまま言葉にしてしまったら「ノー」と断られる可能性が高くなりそうだよね。
でも、相手のメリットを満たすことによって、「イエス」を引き出せる可能性が断然高くなるんだ。
あなたの目的は、彼とデートをすること。
だけど、デートは相手にとって「ノー」と断りたくなる誘いかもしれないよね。
結果的に、あなたが求めていることが達成できればいいとしたら、相手のメリットと一致するお願いをつくるのが一番なんだ。
この
- 自分の頭の中をそのまま言葉にしない
- 相手の頭の中を想像する
- 相手のメリットと一致するお願いを作る
というステップで言葉をつくると、今まで「ノー」と言われていたものの多くが「イエス」に変わるんだ。
さいごに
まんがでわかる 伝え方が9割には、大きく3つの内容が書かれているんだ。
- 「ノー」を「イエス」に変える3つのステップ
- 「イエス」に変える7つの切り口
- 「強いコトバ」を作る技術
の3つだよ。
3つの中でもまずは最初に身につけておきたい基本となるのが、「ノー」を「イエス」に変える3つのステップ。
- 自分の頭の中をそのままコトバにしない
- 相手の頭の中を想像する
- 相手のメリットと一致するお願いを作る
この3つのステップをしっかり理解して実践すれば、「伝え方」が劇的に変化するよ。
じゃ、またね。



