こんにちは、いちもくです。
仕事ができる人は「情報の整理」が得意だと思いませんか?
限られた時間の中で、必要な情報を素早く正確に整理するためには「フレームワーク」を使いこなす必要があります。
フレームワークとは、「思考の枠組み」「考え方のテンプレート」のこと。
フレームワークを活用できるようになれば、仕事を効率的に進められるだけでなく、新たな仕事を想像することも可能です。
そんなフレームワークを活用するメリットは、物事をパターン化できるということ。
数字や現在の状況、目指すべき目標など、それぞれに適したフレームワークに当てはめることで、分析や思考の時間を大幅に短縮することができます。
フレームワークを身につけたい人におすすめなのが「マンガで身につく フレームワークの使い方がわかる本」。
シチュエーションや目的に合わせた最適なフレームワークの選び方や、具体的な活用方法が分かりやすく解説されている本です。
今回は、「マンガで身につく フレームワークの使い方がわかる本」の重要エッセンスを詳しく解説していきます。
マンガでビジネス書を読むメリット
読書の習慣がない人にとって、難解なビジネス書を1冊読むのはけっこう大変なこと。
読むだけでも大変ですが、本の要点を理解して実践しようと思ったら、かなりハードルが高いのではないでしょうか。
読書が苦手な人にこそおすすめしたいのが、ビジネスコミックの活用です。
ビジネスコミックとは、難解なビジネス書をマンガでわかりやすく解説した本。
短い時間でサクサク読めるので、原著を読まなくてもポイントをつかむことができます。
原著を読む前にビジネスコミックでポイントを押さえておけば、原著を読んだときに内容を理解しやすくなります。
マンガで身につくフレームワークの使い方がわかる本のストーリー
主人公は、老舗シューズメーカー「エヴァーロード株式会社」に勤める枠井あゆみ。
あゆみは学生時代に陸上部に所属しており、エヴァーロードの靴をずっと愛用ていました。
そんな大好きな靴を自分でも企画してみたいと思い、エヴァーロードに入社したんです。
でも現実は、日々の業務や雑用に終われる日々。
気が付けば入社して5年が過ぎていました。
そんなある日、新しい靴開発の新規事業が立ち上げられることになります。
そこで念願のプロジェクトを任されることになったあゆみ。
でも何から手を付ければいいのかわからず、戸惑うばかりでプロジェクトは何も進みませんでした。
そんなあゆみの前に現れたのは、永沢豊という謎の人物。
永沢は、仕事に使える「フレームワーク」の数々をあゆみに伝授していきます。
フレームワークを使いこなせるようになったあゆみは、それまでとは見違えるほど仕事で成果を出せるようになっていきます。
マンガで身につくフレームワークの使い方がわかる本の魅力
フレームワークの活用方法がイメージできる
フレームワークとは、仕事において最短・最速で成果を上げるための「思考の枠組み」のこと。
「仕事がデキる人」が、仕事をこなす上で何をどのように考えているのか、フレームワークを通して理解することができます。
本書で紹介されているフレームワークとチャートは、全部で32種類。
第一章だけでも、
- 時間管理のマトリックス
- SWOT分析
- ロジックツリー
- MECE
- 3C分析
- 仮説思考
- PEST分析
- オズボーンのチェックリスト
- マインドマップ
- 6つのパス
- 異種混合のアイデア
という11種類のフレームワークが紹介されています。
どれも基本として覚えておきたいフレームワークばかり。
フレームワークと呼ばれるものは、全部で100種類以上あります。
でも、全て覚える必要なんて全くありません。
むしろ、覚えるための時間があれば、基本のフレームワーク数種類をどんどん仕事で活用するのがおすすめです。
僕も普段の仕事では、
- 「時間管理のマトリックス」で仕事のタスクを分類
- 「ロジックツリー」で思考を論理的にまとめる
- アイデアに詰まったら「オズボーンのチェックリスト」で柔軟に思考する
といった形でフレームワークを活用しています。
本書でも、フレームワークの活用方法がストーリーの中で具体的に紹介されています。
どのフレームワークを、どのような場面で使えばいいのかイメージしやすいのが魅力のストーリー。
フレームワークの活用方法を身に付ければ、仕事のアウトプットを劇的に高めることができます。
プレゼンや資料の説得力を上げる、チャートの使い方が分かる
2章で紹介されているのは、フレームワークとチャートの使い方。
- マトリックス
- パイチャート
- コラムチャート
- レンジコラムチャート
- バーチャート
- ラインチャート
- ドットチャート
- レーダーチャート
- バブルチャート
- ボリュームチャート
- ビルドアップチャート
- ヒストグラム
- マーケティングプロセス
- プロモーションミックス
- As is/to be ギャップ分析
- プロ・コンリスト
- ガントチャート
- SMARTの法則
- 企業ピラミッド
という19種類のフレームワークとチャートが紹介されています。
チャートを上手く活用することで、プレゼンや資料の説得力を劇的に高められます。
どんなに魅力的なアイデアでも、言葉だけで聞くと実現不可能なものに聞こえてしまうことがあります。
特に上司や役員は、頭の固い人も多いもの。
もしもアイデアの実践に失敗してしまったら、上司の責任になるだけでなく、会社全体にダメージを与えることにもなりかねません。
だからプレゼンや資料作りは、いかに説得力を持たせるかが大切。
言葉だけでなく数字を使い、チャートにして「見える化」する必要があります。
本書に紹介されているチャートを活用できれば、プレゼンや資料に説得力を持たせることができます。
マーケティングの基本を学べる
3章以降では、フレームワークをマーケティングに活用する方法が紹介されています。
- 購買行動の4要因
- AIDMAの法則
- AISAS理論
- PLC
- ロングテール理論
- ブルーオーシャン戦略
- イノベータ理論
- 自己決定理論
- ロジックツリー
など、マーケティングプロセスで使えるフレームワークが紹介されています。
マーケティングプロセスとは、製品の企画やコンセプト作成から、製造、販売、アフターフォローなどの一連の流れのこと。
- 環境分析と市場機会の発見
- セグメンテーション(市場細分化)
- ターゲティング(市場の絞り込み)
- ポジショニング
- マーケティングミックス(4P)
- マーケティング戦略の実行と評価
といった流れで、マーケティングプロセスは進められます。
各プロセスでフレームワークをどう活用すればいいのか、ストーリーの中で分かりやすく解説されています。
さいごに
仕事ができる人は「情報の整理」が得意だと思いませんか?
限られた時間の中で、必要な情報を素早く正確に整理するためには「フレームワーク」を使いこなす必要があります。
フレームワークとは、「思考の枠組み」「考え方のテンプレート」のこと。
フレームワークを活用できるようになれば、仕事を効率的に進められるだけでなく、新たな仕事を想像することも可能です。
そんなフレームワークを活用するメリットは、物事をパターン化できるということ。
数字や現在の状況、目指すべき目標など、それぞれに適したフレームワークに当てはめることで、分析や思考の時間を大幅に短縮することができます。
フレームワークを身につけたい人におすすめなのが「マンガで身につく フレームワークの使い方がわかる本」。
シチュエーションや目的に合わせた最適なフレームワークの選び方や、具体的な活用方法が分かりやすく解説されていておすすめですよ。
それじゃ、またね。
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