本・映画・音楽 PR

頭の中がスッキリ整理される快感! 『マンガで読める マッキンゼー流「問題解決」がわかる本』

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、いちもくです。

「仕事でなかなか成果が出ない」

「毎日忙しいんだけど、何から手を付ければいいのか分からない」

そんな悩みを抱えていませんか?

その原因は、もしかしたら「問題の本質」が見えていないからかもしれません。

目の前の問題に追われているだけで、本当に解決すべき課題は何なのか、深く考えていない可能性があります。

そんな人にぜひ読んでもらいたい本が『マンガで読める マッキンゼー流「問題解決」がわかる本』。

誰もが一度は耳にしたことのある「マッキンゼー」流の、問題解決術をマンガを通して楽しく学べる一冊です。

難しいフレームワークも、老舗和菓子店を舞台にしたストーリーと共に見ることで、驚くほどスッと頭に入ってきます。

 

本書の要点

  1. すぐに実践できて効果を実感できる、仕事に効く3つのエッセンス
  2. 「問題解決」は、あらゆる人に必要なスキル

 

『マンガで読める マッキンゼー流「問題解決」がわかる本』の必読ポイント

すぐに実践できて効果を実感できる、仕事に効く3つのエッセンス

フレームワーク

本書は、マッキンゼー流の問題解決フレームワークを初めて学ぶ人にもわかりやすい内容となっています。

なかでも特に役立つ内容が、

  • ロジックツリー
  • イシューツリー
  • 3C分析

の3つです。

 

ロジックツリーを使って、問題の可視化と原因を特定する

ビジネスにおいて、問題が発生したとき、ただその表面に現れた「現象」に対処するだけでは、根本的な解決には至りません。

本書では、まず「真の問題」を見つけるためにロジックツリーの活用を提案しています。

ロジックツリーとは、問題を分解し、さまざまな要因を「枝分かれ」させることで問題の全体像を見える化する手法です。

具体的には、老舗和菓子店の売上が低迷しているというストーリーが描かれており、この「売上低迷」という現象に対して、いくつもの要因をロジックツリーで分解していきます。

「新商品の魅力が足りないのか?」「顧客のニーズを捉えていないのか?」といった多角的な視点で問題を整理し、どの要因が最もインパクトのあるものかを絞り込んでいくプロセスは、まさにマッキンゼー流の核心部分です。

 

仮説思考とイシューツリーで解決策の検証

次に紹介されるのが、仮説思考とイシューツリーを用いた問題解決のプロセスです。

仮説思考とは、解決策を探る前にまず「最も本質的で解決のインパクトが大きそうな仮説」を立てることです。

これにより、無駄な検証作業を省き、スピーディに問題解決に進むことができます。

本書では、仮説を立てた後、それを検証するためのツールとしてイシューツリーが紹介されています。

これは「この仮説が正しいとしたら、どのように解決策を展開すればよいか?」を具体的なアクションに落とし込む手法です。

イシューツリーを活用すれば、複数の方法を検討しながらも、最適解を導き出すことができるのです。

和菓子店の再生ストーリーでも、仮説として「ターゲット顧客層を見直す」という方針を立て、それをイシューツリーで「どの市場に焦点を当てるべきか?」「新商品はどの層にアピールすべきか?」と具体的に検証していく様子が描かれています。

 

3C分析による競争戦略の立案

本書のもう一つの重要なポイントは、競争戦略の立案に不可欠な「3C分析」です。

このフレームワークは、Customer(顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)の3つの観点から市場を分析するために使われます。

和菓子店のストーリーでは、まず顧客のニーズ(Customer)を徹底的にリサーチし、そのニーズに応えるためにどのような商品を提供すべきかが議論されます。

また、自社(Company)の強みを見極め、それをどのように活かして競争優位性を築くかも詳細に描かれています。

さらに、競合(Competitor)の動向を分析し、どのようにして差別化を図るかを戦略的に検討していきます。

この3C分析は、ビジネスのあらゆる分野で役立つフレームワークであり、特に市場参入戦略や新規事業の立ち上げにおいて効果を発揮します。

 

「問題解決」は、あらゆる人に必要なスキル

共通項

本書は、ビジネスパーソンだけでなく、学生や主婦など、あらゆる人に役立つ内容です。

日々の生活の中で、「問題解決」は常に求められています。

例えば、

  • 部活動でなかなか結果が出ない
  • 家事の効率が悪く、いつも時間に追われている
  • 就職活動がうまくいかない

このような悩みを抱えている人も、マッキンゼー流問題解決術を学ぶことで、解決の糸口が見つかるはずです。

本書を読めば、頭の中が整理され、今までとは違う視点で物事を考えられるようになるでしょう。

 

さいごに

『マンガで読める マッキンゼー流「問題解決」がわかる本』は、ビジネスの現場で使えるフレームワークを、誰でも手軽に学べる一冊です。

マッキンゼー流の「問題解決術」を、ストーリー仕立てで楽しみながら身につけることができ、実践的な内容も豊富に含まれています。

ロジックツリーやイシューツリー、3C分析といった基本的なフレームワークを習得すれば、日々の仕事や個人の課題解決にも応用できるでしょう。

ビジネス書にありがちな難解さを感じさせず、マンガの力でスムーズに理解できる点も魅力です。

これからビジネスの課題解決力を向上させたい方はもちろん、すでに実務に携わっている方にも、さらなるヒントを与えてくれる内容になっていますよ。

それじゃ、またね。

 

 

マッキンゼー式 世界最強の仕事術
世界最強の仕事術を盗め!「マッキンゼー式世界最強の仕事術」で、あなたのビジネスは劇的に変わる!こんにちは、いちもくです。 日々、山積みのタスクに追われ、目の前の問題にどう取り組めばいいのか迷っていませんか? 本書は、そ...
マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか
「マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか」—問題解決のプロが実践するノート術の秘密こんにちは、いちもくです。 仕事ができるようになりたい。 頭の中を整理して、もっとスマートに考えたい。 誰もが一度はそ...
「30ポイントで身につく!『ロジカルシンキング』の技術」—読めば身につく、あなたの思考が変わる実践指南書こんにちは、いちもくです。 「頭がいい人」って、どんな人だと思いますか? 生まれつきの才能? 育ってきた環境? もちろん、そ...
はじめてのロジカルシンキング
【書評】はじめてのロジカルシンキング―3つのステップで考える!こんにちは、いちもくです。 「頭がいい人って、何が違うんだろう…」 そう思ったことはありませんか? 日々の仕事やプライ...