こんにちは、いちもくです。
「頭がいい人」って、どんな人だと思いますか?
生まれつきの才能? 育ってきた環境? もちろん、そういった要素もゼロではありません。
しかし、本当に「頭がいい」と言われる人たちの多くは、「ロジカルシンキング」という強力な武器を身につけているのです。
どのようにしてロジカルシンキング力を身につけ、磨いていけば良いのでしょうか。
本書「30ポイントで身につく!『ロジカルシンキング』の技術」は、ロジカルシンキングのスキルを効果的に身につけるための原理原則やポイントを、わかりやすく解説しています。
本書を通じて、ロジカルな思考の持ち主となるための具体的な方法を探ります。
30ポイントで身につく! 「ロジカルシンキング」の技術の要点
- ロジカルな人の特徴は、「わかりやすい」「するどい」「はやい」の3つ。
- ロジカルな人の共通項は、「思考・マインド面」と「行動・スキル面」から見ることができる。
- 「わかりやすさ」「するどさ」「はやさ」を磨くための、具体的な方法
30ポイントで身につく! 「ロジカルシンキング」の技術の必読ポイント
ロジカルな人の特徴は、「わかりやすい」「するどい」「はやい」の3つ
本書では「ロジカルな人」には、次の3つの特徴があると定義しています。
- わかりやすい: 論理的に話をするので、相手に内容がスムーズに伝わる。
- するどい: 物事の本質を見抜き、鋭い指摘や提案ができる。
- はやい: 情報を整理し、最短ルートで結論を導き出すことができる。
ロジカルな思考を備えた人々は、情報を整理し、相手にわかりやすく伝える力に非常に優れています。
本書では、「わかりやすさ」は情報の構造化と整理能力から生まれることを教えてくれます。
さらに、彼らは「するどい」洞察力を持ち、問題の本質を迅速に掴むことができ、その上、物事の処理が「はやい」のです。
これにより、時間を無駄にせず、効率的に成果を上げることができます。
ロジカルな人の共通項は、「思考・マインド」面と「行動・スキル」面から見ることができる
ロジカルな生活を実現するためには、思考・マインド面と行動・スキル面の両方をバランスよく鍛える必要があります。
思考・マインドの観点からは、「ポリシーが明確」「考える」「ポジティブ」という性質が挙げられます。
これは、自分自身の価値観や意思を明確に持ち、常に思考を巡らせ、前向きに物事に取り組む姿勢を表します。
一方、行動・スキル面では「言い切る」「データに強い」「整理思考」「1つの話が端的」「結論から」という具体的なスキルが求められます。
これらは、コミュニケーションをより効果的にし、説得力を持たせる要素となります。
「わかりやすさ」「するどさ」「はやさ」を磨くための、具体的な方法
本書では、さらに「わかりやすさ」「するどさ」「はやさ」を磨くための具体的な方法を、3つのパートに分けて紹介しています。
「わかりやすさを磨く」ためには、ピラミッドストラクチャが紹介されており、その使い方が解説されています。
ピラミッドストラクチャとは、情報を構造化する際に、結論を最上位に置き、その下に結論を支える論拠を配置するという方法です。
これにより、相手に伝えたいことを明確に伝えることができます。
「するどさを磨く」ためには、物事の全体像を客観的に見るためのフレームワークが紹介されており、その使い方が解説されています。
フレームワークを使うことで、物事を多角的に捉えることができ、問題の本質を見抜くことができます。
「はやさを磨く」ためには、素早く考えを整理するための方法が紹介されています。
具体的には、頭の中で考えをまとめるのではなく、紙に書き出すことで考えを整理する方法が紹介されています。
また、考えを整理する際には、時間を区切って行うことが大切だと述べられています。
さいごに
「ロジカルシンキング」は、ビジネスパーソンだけでなく、学生や主婦など、あらゆる人にとって必須のスキルです。
本書は、難しい専門用語をほとんど使わず、イラストや図解も豊富なので、これまで「ロジカルシンキング」について学んだことがないという方でも、スラスラと読み進めることができます。
本書で紹介されている30個のポイントをマスターすれば、あなたの思考は驚くほどクリアになり、周りの人から「頭がよくなったね!」と言われること間違いありませんよ。
それじゃ、またね。
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