こんにちは、いちもくです。
「部屋が散らかっていると、なんだかやる気が出ない」
「片付けなきゃと思いつつ、どこから手をつければいいか分からない…」
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな片付けが苦手な方でも大丈夫!
今すぐ始められる、部屋がスッキリする断捨離術の基本から応用、そして「捨てられない」アイテム別の断捨離のコツまでご紹介します。
この記事の要点
- 断捨離の「本来の意味」
- コツさえつかめば誰でもできる!断捨離の基本的な手順とは?
- STEP1:片付ける場所を決めスペースを確保する
- STEP2:決めた場所にあるものをいったん全て広げる
- STEP3:広げたものを「必要」「不要」「保留」に分ける
- STEP4:「必要」なものをジャンル分けして収納する
- STEP5:「不要」なものを処分する
- STEP6:「保留」をどうするか考える
- 代表的な「捨てられない」アイテム別・断捨離のコツ
断捨離の「本来の意味」

「断捨離」という言葉は、多くの人が「ものを捨てる」というイメージを持っていますが、実際にはもっと深い意味があります。
もともとヨガの言葉である「断捨離」は、「断行(だんぎょう)」「捨行(しゃぎょう)」「離行(りぎょう)」の三つの過程を指しており、それぞれの意味は次の通りです。
断
新たに入ってこようとする不要なものを断つこと。
これにより、無駄なものが生活に侵入するのを防ぎます。
捨
既に手に持っている不要なものを捨てること。
これにより、身の周りをクリアーにします。
離
ものへの執着から離れ、必要なものだけを選ぶこと。
心理的な負担を軽減し、より自由に生きるためのプロセスです。
つまり、断捨離とは、単にものを捨てることではなく、「本当に必要なものを見極め、執着を手放すことで、心も空間もスッキリとさせる」ことを意味します。
コツさえつかめば誰でもできる!断捨離の基本的な手順とは?
断捨離の基本的な手順は以下の6つ。
このステップに従って進めていけば、スムーズに断捨離を進めることができます。
STEP1:片付ける場所を決めスペースを確保する

断捨離を始めるには、まず片付ける場所を決めることが重要です。
全体を一気に片付けようとすると挫折しやすいので、キッチンやリビングなど、日常的によく使うエリアから始めるのがおすすめです。
始める前には、作業スペースを確保し、すぐに物を冷静に判断できる状況を作っておくことが、スムーズな断捨離への第一歩です。
よく使うエリアから始める。
キッチンや洗面所、玄関などは生活必需品が多いので、判断がしやすく比較的スムーズに進めることができるでしょう。
また、目に見えるところがスッキリすると、断捨離が楽しくなってきますよ!
STEP2:決めた場所にあるものをいったん全て広げる

選んだ場所にあるものを一旦全て出してみることが重要です。
これにより、全体の量を目で見て把握でき、何が本当に必要なのかが明確になります。
多少散らかってしまいますが、このプロセスが物の見極めを助けます。
全体量を目で見て把握する。
最初は少し散らかってしまいますが、出したものを1つずつ手に取ることができるので、必要か不要かの判断をしやすくなります。
STEP3:広げたものを「必要」「不要」「保留」に分ける

広げたものを「必要」「不要」「保留」の三つに分ける作業が、断捨離の核心です。
判断の基準としては、頻繁に使うもの、見ると元気が出るものを「必要」に、思い入れがあっても壊れているものや一年以上使っていないものは「不要」に。
すぐに判断できないものは「保留」として、後のフォローアップを予定します。
<必要なもの>
- 頻繁に使用するもの
- 使用頻度は低くても確実に必要なもの
- 見るだけで元気が出るもの
<不要なもの>
- 壊れているもの
- 未使用のまま長期間経過したもの
- 1年以上使っていないもの
<保留するもの>
- 1分以内に判断できないもの
- 思い入れが強いもの
- すぐには決められないもの
STEP4:「必要」なものをジャンル分けして収納する

「必要」と判断したものは、ジャンル分けをして収納場所を決めます。
使用頻度が高いものは手の届きやすい場所に、そうでないものは少し離れた場所に置くなど、使いやすさを考慮して収納しましょう。
また、感情の理由で残したものは、心地良い場所を見つけてあげるとよいでしょう。
必要と判断した理由によって場所を分ける
まずは使用頻度が「高い・低い」でものを分けていくとやりやすいです。
よく使うわけではないけれど思い入れのあるものは、実際に使うエリアに置かなくてもOK。
「マグカップであれば台所」といった概念にとらわれずに収納しましょう。
「よく使う引き出しの中にはよく使うものだけにする」というのを意識してみてください。
STEP5:「不要」なものを処分する

不要と判断したものを処分する方法を考えていきましょう。
処分の方法には主に下記のような手段があります。
- 地域のルールに従ってゴミとして出す
- 不用品回収の業者に依頼する
- フリーマーケット・フリマアプリ・リサイクルショップを利用する
- 家族や親しい友人に引き渡す
フリマアプリは、利用したことがない方にとってハードルが高いかもしれません。
ですが、今はスマホで写真を撮って簡単にアップすることができますし、アプリを通せば安全に取引することができますのでおすすめです。
処分の期限を決める
誰かにあげよう、アプリで売ろうなど手放し方を考えてみてもスムーズに行かない場合があります。
そんな時は「いつまで」という期限を決めてください。
決断できたら、早めに家から出すことを考えたほうが良いでしょう。
STEP6:「保留」をどうするか考える

STEP3で「保留」に分別したものは、時間を置いてもう一度考えてみる必要があります。
おすすめの期限は半年~1年後。
もう一度保留としていたものを手に取り、必要かどうかを考えてみましょう。
無理に捨てようとしないこと
思い出が詰まったものや、もう一度見ても元気が出るものは、無理に捨てようとしなくても大丈夫です。
それらを保管する場所を確保して収納しておきましょう。
ただし、1年の期間中に一度も思い出さなかったり使わなかったりしたものは、もう一度冷静に考えてみてください。
代表的な「捨てられない」アイテム別・断捨離のコツ
「でもやっぱり、捨てるのは勇気がいる…」という方のために、「捨てられない」アイテム別の断捨離のコツをいくつかご紹介します。
衣 服
- 1年以上着ていない服は思い切って手放す
- 試着して、今の自分に似合っているか確認する
- 「高かったから…」という理由だけで残さない
本・雑誌
- 電子書籍リーダーを活用する
- 読み終わった本は、フリマアプリなどを活用して売る
- 資料として必要なページだけ切り取って保管する
書類・手紙
- 個人情報が記載されているものは、シュレッダーにかけるか、溶解処分する
- 必要な書類はデータ化して保管する
- 手紙は、写真に撮ってから処分するのも一つの方法
思い出の品
- 写真に撮ったり、思い出を記録してから手放す
- 収納場所を決めて、そこに入る分だけ残す
- 無理に捨てる必要はなく、残しておきたいものは残してOK
さいごに
断捨離は、物だけでなく心の中も整理するプロセスです。
始めてみると、新しい風があなたの生活に吹き込むことを実感するでしょう。
片付けが苦手な方でも、ステップを踏んで実施することで、部屋がスッキリと変わっていきます。
自分のペースで進め、必要なものに囲まれた心地良い生活を手に入れてくださいね。
それじゃ、またね。




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