こんにちは、いちもくです。
あなたは毎日、
- もっとたくさんお金があったらいいのに
- やりたいことはたくさんあるのに、全然時間が足りない
なんて思っていませんか?
多くの人は、今よりもっと多くのお金と時間があればいいと願っているもの。
でも「買わないもの」を決めるだけで、想像以上のお金や時間を生み出すことができるんです。
このシンプルな決断が、お金の流れを良くし、時間をたっぷり節約するきっかけがつくれます。
今回は「買わないものを決める」だけで、時間とお金が増える理由について詳しく解説します。
「買う」ための判断をするために、多くの「時間」を使っている
何かを買う判断、お金を使う判断には、想像以上に多くの時間を使っています。
似たような商品と比較検討したり
実際に見に行ったり
試してみたり
吟味すればするほど、買うまでに時間がかかっています。
だから買うまでの判断を早くできれば、時間を節約できます。
でもそのためには、商品について詳しくなる必要がありますし、どこで買えば一番安いかということを知っておく必要もあるでしょう。
だからこそ、
これは買わないと決めている
というものを増やしていけば、その分時間を節約することができるんです。
時間とお金を節約したければ「買わないものを決めておく」ことが大切
買わないものを決めておけば、時間とお金を節約できます。
では、どうすれば買わないものを決めることができるのでしょうか?
考え方として、
- なぜ欲しいのか考えてみる
- それは「必要なもの?」それとも「欲しいもの?」
- それを買うことで何を実現したいのか
- 誰のために買うのか
- 価格を使用回数で割ってみる
といったことが大切。
それぞれ詳しく解説します。
なぜ欲しいのか考えてみる
何かを買いたいと思ったら、一旦立ち止まって「なぜ欲しいのか」考えてみます。
たとえば、
- これまでずっと買い続けてきたから、買うのが当たり前になっていた
- これがあると今までより便利になりそう
- 退屈や寂しさを紛らわすため
なんて理由が挙げられるかもしれません。
既に十分なモノに囲まれているのに、さらに新しいモノが欲しいという場合、そのモノが欲しいというよりも、そのモノを手に入れることで得られる別な何かを求めている可能性が高いんです。
つまりそれを買うことで、自分の生活や人生に何らかの変化をもたらしたいということ。
ロボット掃除機を買うことで、床掃除から解放されたい
高級ブランドの財布を買うことで、ステイタスがある自分を演出したい
など。
なぜ欲しいのか考えてみることで、
- そのモノを買わずに、その変化を手に入れることができないか
- そもそもそれを求めることは、身の丈に合っているのか
- 本当にそれで自分は満足できるのか
と、自分を見つめなおすことができます。
こうやって思考を深めることで、必要なものは買うけれど、必要ないものは買わないという考え方が芽生え始めます。
それは「必要なもの?」それとも「欲しいもの?」
何かを買いたいと思ったら、それは必要なのか、それとも単に欲しいだけなのか考えてみます。
必要であれば「買う」という選択になりますが、ここで更に一歩進めて
- 今すぐ必要なのか
- 少し待っても大丈夫か
考えてみます。
今すぐ必要なものであれば、すぐに買うのもいいかもしれません。
でも買わずに済ませられる方法があれば、それを試してみてもいいでしょう。
- 借りる
- 自分で作る
などの方法が取れれば、買わなくて済みます。
今すぐ必要なら買う、と言いたいところですが、買わずにすませられる方法はないか、考えてみます。
もしどこかから借りられたら、買わなくてすみますし、モノによっては、自分で作ることもできます。
それを買うことで何を実現したいのか
何かを買うかどうか迷った際は、
それを買うことで何を実現したいのか
を考えてみるのもいいかもしれません。
当然、その商品やサービスを買おうとしているわけですが、そのもの自体が欲しいわけではないはずです。
多くの場合、その商品やサービスを使って「何か」をしたいはず。
たとえば、家を買うのは、その家で過ごす家族との「幸せな暮らし」を実現したいからではないでしょうか?
タイヤを買うのは、季節や道路状況に合わせた安全なドライブを楽しみたいから。
服を買うのも、暑さや寒さを凌ぐためという理由もあるかもしれませんが、その服を着る
ことで自分をどう表現したいかという個性の演出だったりします。
だから必要なのは、買うか買わないか迷った際は、そのモノの価値を考えるのはもちろんですが、自分はそのモノを通して何を実現したいかを考えること。
そうすれば、自分の本当の目的が見えてきて、買うか否かの判断がつきやすくなります。
誰のために買うのか
あなたはモノを買うとき、誰のために買っていますか?
「自分が欲しいから買っている」
という人は多いかもしれませんが、
「他人からこう思われたいから」
という理由で買うこともあるかもしれません。
このバッグを持っていることで、周りからこう思われたい
この車に乗ることで、周りからかっこいいと思われたい
と思ってモノを買うのは、自分のためというよりも誰かのために買うようなものかもしれません。
そうやって買った何かは、自分が本当に好きではない場合が意外と多いもの。
だから購入後しばらく経ってから「なんでこんなもの買ってしまったんだろう」と後悔してしまうこともあります。
人にどう思われるかを気にして買い物をすると、お金の無駄遣いになってしまう場合があります。
自分でいいと思うから、それを買う。
そうやって「自分基準」で買うようにすると、買わなくていいものが自然と決まってきます。
価格を使用回数で割ってみる
欲しいものがあるけれど、予算オーバーだから買うのをためらったことはありませんか?
そんな時は、商品価格を使用回数で割ってみるのもいい方法です。
たとえば、
- 50万円の腕時計
- 10万円の腕時計
のどちらを買おうか迷ったとします。
それぞれの金額を、使用予定回数で割ってみます。
使用予定回数は、
年間使用回数×使用予定年数=使用予定回数
という式で計算してみましょう。
たとえば、
- 50万円の腕時計は、10年は使い続けたい。
- 仕事で使いたいから、週に5日使おう。
と考えたとします。
1年を52週とした場合、
5回 × 52週 × 10年間 = 2,600回
となり、使用予定回数は2,600回となります。
価格を使用回数で割ると、
50万円÷2,600回=192円
つまり、1回あたり192円となります。
では、10万円の腕時計はどうでしょうか?
- 10万円の腕時計も、10年は使い続けたい。
- でもカジュアルなデザインだから、週末に1回使う程度かな。
と考えたとします。
この場合は、
1回×52週×10年=520回
となり、使用回数は520回となります。
価格を使用回数で割ると、
10万円÷520回=192円
つまり、1回あたり192円となります。
- 50万円の仕事用腕時計は、1回あたり192円
- 10万円のプライベート用腕時計も、1回あたり192円
こうやって価格を使用回数で割ってみると、買いたいものが使い方によって高いのか妥当な金額なのかといったことがわかる場合があります。
さいごに
あなたは毎日、
- もっとたくさんお金があったらいいのに
- やりたいことはたくさんあるのに、全然時間が足りない
なんて思っていませんか?
多くの人は、今よりもっと多くのお金と時間があればいいと願っているもの。
でも「買わないもの」を決めるだけで、想像以上のお金や時間を生み出すことができるんです。
このシンプルな決断で、お金の流れを良くし、時間をたっぷり節約するきっかけがつくれますよ。
それじゃ、またね。
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