こんにちは、いちもくです。
クレジットカードを作ろうと思った時、VISAとMasterCard、どちらを選べばいいか迷った経験はありませんか?
どちらも世界的に有名な国際ブランドですが、実際にはどのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、VISAとMasterCardの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説し、あなたに最適な選択肢をご提案します。
初めてクレジットカードを作る方も、2枚目のカードを検討している方も、ぜひ参考にしてください。
VISAとMasterCardの違いは何?どちらがおすすめ?

VISAとMasterCardは、どちらも「国際ブランド」と呼ばれる決済システムを提供する会社です。
簡単に言うと、世界中でクレジットカード決済を可能にするネットワークを運営している企業のことです。
まず結論からお伝えすると、一般的な利用であればどちらを選んでも大きな差はありません。
ただし、細かな違いを知ることで、あなたのライフスタイルにより適した選択ができるでしょう。
主な違いを簡単にまとめると以下の通りです
- 世界シェア:VISAが約60%、MasterCardが約25%
- 使える店舗数:VISAがわずかに多い
- 特典内容:MasterCardの方が充実している場合が多い
- 為替レート:日によって異なるが、大きな差はない
これらの違いを踏まえて、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
VISAとは

VISA(ビザ)は、1958年にアメリカで創設された世界最大の国際ブランドです。
正式名称は「Visa Inc.」で、現在は世界200以上の国と地域で利用できます。
VISAの最大の特徴は、その圧倒的な普及率です。
世界中のクレジットカード取引の約6割がVISAカードによるもので、「クレジットカードが使える店舗なら、まずVISAは使える」と考えて間違いありません。
日本国内でも、ほぼすべてのクレジットカード加盟店でVISAカードを利用できます。
コンビニ、スーパー、レストラン、ネットショッピングなど、あらゆる場面で活躍します。
VISAを使用するメリット
世界中どこでも使いやすい
VISAの最大のメリットは、世界中での高い利用可能性です。
海外旅行や出張の際も、VISAカードがあれば支払いに困ることはほとんどありません。
特に、アメリカやヨーロッパではVISAの普及率が非常に高く、小さな店舗でも安心して利用できます。
日本国内での普及率も抜群
国内でも、クレジットカードが使える店舗の99%以上でVISAカードが利用可能です。
初めて訪れる店舗でも、「VISAは使えますか?」と聞く必要がないほど普及しています。
公共料金やネットショッピングでも対応力が高い
日本国内の公共料金や各種ネットショッピングでは、クレジットカード払いが主流になっていますが、VISAはほぼすべての場面で使えるので、支払いの幅が広いです。
安心のセキュリティ対策
VISAは、24時間年中無休のサポートや不正利用の補償など、セキュリティ対策も強力です。
不正利用が疑われる場合にはすぐにサポートデスクに連絡でき、状況によっては再発行もスムーズです。
選択肢が豊富
VISAブランドのクレジットカードは種類が豊富で、年会費無料のものから高級カードまで、幅広い選択肢があります。
自分のライフスタイルに合ったカードを見つけやすいでしょう。
VISAを使用するデメリット
特典が控えめな場合がある
VISAブランドのカードは、MasterCardと比較して特典やサービスが控えめな場合があります。
これは、普及率を重視する戦略の結果とも言えるでしょう。
差別化が難しい
あまりにも一般的すぎるため、「特別感」を求める方には物足りないかもしれません。
ただし、これは実用性を重視する方にとってはメリットとも言えます。
競合が少ない分、改善が遅い場合も
圧倒的なシェアを持つため、革新的なサービス導入が他社より遅れる場合があります。
MasterCardとは

MasterCard(マスターカード)は、1966年にアメリカで設立された国際ブランドです。
世界シェアはVISAに次いで2位の約25%を占めており、210以上の国と地域で利用できます。
MasterCardの特徴は、VISAに追いつくための積極的なサービス展開と充実した特典内容です。
後発組として、VISAとの差別化を図るため、利用者にとって魅力的な特典を多数用意しています。
また、MasterCardはヨーロッパでの普及率が高いことでも知られています。
ヨーロッパ旅行を頻繁にする方には、特におすすめできる国際ブランドです。
MasterCardを使用するメリット
ヨーロッパ・南米エリアで強い
日本やアメリカではVISAと大差ありませんが、ヨーロッパや南米、東欧地域ではMasterCardのシェアが高めです。
そのため、現地でクレジットカードを使う場合、MasterCardだと安心な場面も多いです。
独自のキャンペーンが豊富
MasterCardは、音楽やスポーツ観戦といった分野で独自キャンペーンが多いのが特徴です。
例えばサッカーのヨーロッパ大会のチケットが当たったり、グルメ特典がついている場合もあります。
高性能な為替レート
MasterCardは、海外でカードを利用した際の為替レートがVISAより若干有利と言われることがあります。
その時々で違いはありますが、為替手数料が低い発行会社も多いため、海外ATMでの現地通貨引き出しなどにも適しています。
Mastercardコンタクトレス
近年では「Mastercardコンタクトレス」と呼ばれるタッチ決済も日本国内で広がっています。
これにより、サイン不要、速やかな支払いが可能になる店舗が増えています。
MasterCardを使用するデメリット
VISAより使えない店舗がある
世界シェアがVISAより低いため、稀に「VISAは使えるけれどMasterCardは使えない」という店舗に遭遇する可能性があります。
ただし、これは非常に稀なケースです。
認知度がVISAより低い
特に年配の方や海外の小規模店舗では、「VISA」の方が認知度が高く、安心して受け入れてもらえる場合があります。
日本国内での選択肢がやや少ない
VISAと比較すると、MasterCardブランドのクレジットカードの種類がやや少ない傾向があります。
結局、VISAとMasterCardはどちらがおすすめ?
ここまでの比較を踏まえて、どちらがおすすめかをご提案します。
- 初めてクレジットカードを作る方
- 海外旅行で確実に使えるカードが欲しい方
- シンプルで使いやすさを重視する方
- 世界中どこでも安心して使いたい方
- 充実した特典やサービスを求める方
- ヨーロッパ方面への旅行が多い方
- 2枚目のクレジットカードを検討している方
- 他の人とは違う選択をしたい方
最も賢い選択は「両方持つ」こと
実は、最もおすすめしたいのはVISAとMasterCardの両方を持つことです。
理由は以下の通り。
- リスク分散:片方が使えない場合のバックアップになる
- 特典の使い分け:それぞれの特典を使い分けられる
- 為替レートの選択:海外利用時により有利なレートを選べる
- システム障害対策:片方にトラブルがあっても支払いに困らない
年会費無料のカードを選べば、維持費もかからず安心です。
さいごに
VISAとMasterCardは、どちらも世界中で使える、安心できる国際ブランドです。
大きな違いはありませんが、地域や特典、キャンペーンによって多少の差があります。
どちらか一方を選ぶのも良いですが、複数枚持ちや、使うシーンによって使い分けるのも賢い方法です。
あなたのライフスタイルや使いたい場面、よく行く国を考えて、ぴったりのブランドを選んでみてください。
それじゃ、またね。
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