こんにちは、いちもくです。
「塩少々」って実際どのくらい?
「みじん切り」の正しい切り方って?
「レシピ通りに作っているはずなのに、なぜか美味しくできない…」
料理を始めようと思っても、レシピには書かれていない基本的な疑問がたくさんありますよね。
実は、レシピに書かれている「基本」や「常識」を知らないままでは、レシピ本通りに作っても、その料理本来の美味しさを引き出すことはできません。
本書「調理以前の料理の常識: 基本の知識253」は、まさにレシピ本では教えてくれない料理の基礎知識が253個も詰まった、料理をするすべての人にとってのバイブルのような一冊です。
料理の腕をワンランク上げたい方必見の内容を、ポイントごとにわかりやすく紹介します。
本書の要点
1. 料理の「超」基本知識を徹底解説
1カップや1合の量の違いから、米の洗い方、出汁のとり方など、料理に欠かせない基礎を紹介します。
「知らなかった」では済まされない調理の基本を、わかりやすく丁寧に解説しています。
2. 定番料理の仕上げ方を知る「コツのコツ」
ゆで卵、肉じゃが、ステーキといった定番料理について、誰でもおいしく作れる秘訣が盛り込まれています。
料理の過程に隠されたコツを学ぶことで、家庭料理がぐんとレベルアップします。
3. 調理器具と調味料の使い方、食材ごとの下ごしらえと保存方法
包丁の使い方や調味料の正しい使い方、野菜や肉、魚といった食材別の下ごしらえのポイントが紹介されています。
料理の基本を押さえることで、食材の美味しさを最大限に引き出せる方法がわかります。
「調理以前の料理の常識: 基本の知識253」の必読ポイント
料理の「超」基本知識を徹底解説
本書の第1章は、料理の基本的な知識を徹底的に解説する章です。
料理初心者でも理解しやすいよう、「1カップ」や「1合」といった単位の違いから、米の正しい洗い方、だしの取り方まで、詳細に説明されています。
たとえば、米の洗い方ひとつとっても、ただ水で流すだけではなく、米の表面についている糠を丁寧に取り除く方法や、水加減の調整方法などが重要だと指摘されています。
また、「だしを取る」といっても、昆布や鰹節などの材料の特徴を知ることが、料理の味を決める鍵となります。
これらは一見すると些細なことですが、確実においしさに影響する重要な要素です。
料理の基礎をしっかり押さえることで、初心者でも自信を持って調理に取り組めるようになります。
定番料理の仕上げ方を知る「コツのコツ」
第2章では、家庭料理で頻繁に登場する「定番料理」の仕上げ方が詳述されています。
例えば、ゆで卵を完璧な状態に仕上げるための茹で時間や、皮むきのコツ、冷水で冷やすタイミングなどが解説されており、少しの手間で仕上がりが変わることが分かります。
また、肉じゃがやステーキの焼き方も、ただのレシピに頼るのではなく、食材や火加減、調味料のタイミングを考慮した「コツ」が紹介されており、家庭料理のレベルが一段とアップします。
初心者のみならず、料理歴がある人でも「こうすればもっとおいしくなるんだ!」と発見できる内容が盛りだくさんで、料理に自信がない人にとっても、成功体験を積むきっかけになるでしょう。
調理器具と調味料の使い方、食材ごとの下ごしらえと保存方法
第3章と第4章では、調理器具や調味料、食材の使い方や保存方法に関する知識が豊富に掲載されています。
包丁の正しい持ち方や、野菜や肉を扱う際の基本的な切り方を理解することで、より美しい盛り付けや均一な火の通りが実現でき、料理の見栄えも向上します。
また、「塩少々」「タカの爪」など、料理でよく見かける表現についても、具体的な目安が示されています。
さらに、野菜や肉、魚といった毎日の食材ごとの保存方法についても詳しく解説されており、例えば、キャベツやにんじんなどの根菜類は湿度や温度に応じた適切な保存方法が求められるといった細やかな情報が載っています。
これにより、買った食材を無駄にすることなく、最大限に活用できるようになります。
食材を大切に使うためにも、こうした知識は重要です。
さいごに
「調理以前の料理の常識: 基本の知識253」は、料理の初心者からベテランまで、誰もが知っておくべき料理の基本を網羅した一冊です。
基本的なことだからこそ、普段は見過ごしてしまいがちですが、料理の成功を左右する重要なポイントが凝縮されています。
この本を手に取れば、日々の料理が楽しくなり、同じ料理でも一味違った仕上がりに。
どんなレシピにも対応できる「本当に使える基礎知識」身につければ、料理の幅が広がること間違いありませんよ。
それじゃ、またね。
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