こんにちは、いちもくです。
ビジネスパーソンであれば、PDCAという言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
PDCAとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の頭文字を取ったもの。
この4段階をらせん状につなげ、そのサイクルを1周ごとに向上させることで、継続的に業務の改善が行えます。
このPDCAサイクルを高速回転させることができれば、業務を急速に進化させ、企業を成長させる原動力になります。
そんな超高速PDCAの実践方法を分かりやすく学べるのが、「マンガでわかる! 孫正義式 超高速PDCA」です。
著者の三木雄信さんは、ソフトバンク社長室長として、孫正義社長のもとで実績を積み上げてきた人物。
孫正義社長のどんなむちゃぶりにも答えるために必要だったのが、PDCAを確実に、かつ超スピードで回すというもの。
それは特別な能力を持った人だけができる仕事術などではなく、どんな人でも使える技術です。
今回は、「マンガでわかる! 孫正義式 超高速PDCA」の重要エッセンスを詳しく紹介していきます。
マンガでビジネス書を読むメリット
読書の習慣がない人にとって、難解なビジネス書を1冊読むのはけっこう大変なこと。
読むだけでも大変ですが、本の要点を理解して実践しようと思ったら、かなりハードルが高いのではないでしょうか。
読書が苦手な人にこそおすすめしたいのが、ビジネスコミックの活用です。
ビジネスコミックとは、難解なビジネス書をマンガでわかりやすく解説した本。
短い時間でサクサク読めるので、原著を読まなくてもポイントをつかむことができます。
原著を読む前にビジネスコミックでポイントを押さえておけば、原著を読んだときに内容を理解しやすくなります。
「マンガでわかる! 孫正義式 超高速PDCA」のストーリー
主人公は、テレビ番組の制作会社で働く、入社4年目の古賀美月(26)。
毎日忙しく働いていますが、いまひとつ成長を実感できない日々を送っていました。
そんな日常を変えようと、美月が勉強し始めたのがPDCA。
PDCAとは、ビジネスを円滑に進める手法で、
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(評価)
- Action(改善)
の4段階を繰り返すことで、目標を達成するための方法です。
いざPDCAを実践しはじめた美月ですが、完璧なPlan(計画)を立てることに時間をかけすぎて、なかなか仕事がうまく進みません。
一方、同期の椿原涼音(26)は、仕事もプライベートも充実。
そんな涼香を横目に、美月は焦りを感じていました。
そんなとき、社長と飲み屋で意気投合したのがきっかけで、美月の会社に入社することになったのが、蒼谷太一(31)。
入社初日、太一は
「僕はこの会社の売り上げを、5年以内に業界No.1にします」
と豪語。
そんな太一に周囲は冷めた反応をしますが、考古学オタク・歌山達也(29)だけは違いました。
太一が教えた「超高速PDCA」を実践することで、成績は見違えるほど爆上がり。
そんな太一と達也の様子を見た美月は、
「PDCAと超高速PDCAの違いが知りたい!」
と、太一から超高速PDCAの方法を学ぶ決心をします。
果たして美月は、超高速PDCAを使いこなすことができるのでしょうか?
「マンガでわかる! 孫正義式 超高速PDCA」の魅力
仕事が滞ってしまう原因が分かる
「毎日休む間もなく働いているのに、仕事は溜まる一方で全然成果が出ない」
という人は多いのではないでしょうか?
仕事が滞ってしまい、なかなか成長できないのは、
- 完璧な計画にこだわりすぎている
- 一球入魂主義
- ゴールがあいまいで、数値が設定されていない
という3つが原因となっている場合が多いようです。
計画を立てるのに時間をかけすぎてしまい、実行する前に力尽きてしまう人は意外と多いもの。
仮に即実行できたとしても、1つの手法にこだわりすぎてしまうと、結果に結びつくのが遅くなってしまいます。
たとえ良い結果を残せたとしても、それを数字で管理していなければ次に活かすことはできません。
「マンガでわかる! 孫正義式 超高速PDCA」では、
- 完璧な計画にこだわりすぎている
- 一球入魂主義
- ゴールがあいまいで、数値が設定されていない
という3つの問題を解決する方法が紹介されています。
その方法こそが、どんな人でも最速で結果を出し、必ず成長できる「超高速PDCA」なんです。
「PDCA」と「超高速PDCA」の違いが分かる
そもそもPDCAとは、
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(評価)
- Action(改善)
の頭文字を取ったもの。
この4つを順番に進めることで、Action(改善)を次のPlan(計画)につなげられます。
日本の多くの企業では、このPDCAを回すのが非常に遅かったり、そもそも回っていないことが多いんです。
その理由は、Plan(計画)に時間をかけすぎているから。
「完璧な計画を立てること」
にばかり注力してしまい、企画倒れに終わってしまうケースは多いもの。
一方、ソフトバンクの孫正義社長が実践している「超高速PDCA」は、Plan(計画)に時間をかけないというのが重要なポイントです。
将来を正確に予測することは、誰もできません。
だから考えすぎても仕方ないんです。
準備に時間や労力をかけるのではなく、Do(実行)とCheck(評価)に注力しようというのが、孫正義流「超高速PDCA」の基本的な考え方になります。
Plan(計画)ではなく、Do(実行)とCheck(評価)に時間と労力をかける
これが、「PDCA」と「超高速PDCA」の大きな違いです。
デキる人は「数値化」している
超高速PDCAで大切なことは、目標と結果を数字で管理するということ。
特に、目標を数字て立てることは非常に大事です。
その理由は、人間は目標によって行動を決めるから。
目標があいまいだと、目標を達成するための行動や分析ができず、中途半端な結果に終わってしまいます。
目標を数字で立てることで、現実と目標のギャップを埋めるための具体的方法がどんどん浮かんできます。
ソフトバンクが急成長できたのは、孫社長が目標を数字で示すことにこだわったから。
やるべき具体的な数字があるからこそ、人間は「頑張ろう」とうモチベーションを保ち続けられます。
もちろん、数値化すれば自分自身のモチベーションが上がるだけでなく、他人を説得しやすくもなります。
根拠のある数字が示されることで、人はその数字を達成するための具体的な行動を考え始めるものです。
数字は、人を動かす力を持っている
これに気づくことが、仕事で結果を出すための第一歩です。
さいごに
ビジネスパーソンであれば、PDCAという言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
PDCAとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の頭文字を取ったもの。
この4段階をらせん状につなげ、そのサイクルを1周ごとに向上させることで、継続的に業務の改善が行えます。
このPDCAサイクルを高速回転させることができれば、業務を急速に進化させ、企業を成長させる原動力になります。
そんな超高速PDCAの実践方法を分かりやすく学べるのが、「マンガでわかる! 孫正義式 超高速PDCA」。
著者の三木雄信さんは、ソフトバンク社長室長として、孫正義社長のもとで実績を積み上げてきた人物です。
孫正義社長のどんなむちゃぶりにも答えるために必要だったのが、PDCAを確実に、かつ超スピードで回すというもの。
本書を読めば、圧倒的なスピードで結果を出す方法が学べますよ。
それじゃ、またね。
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