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【書評】マンガで読み解く 人を動かす

マンガで読み解く 人を動かす
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こんにちは、いちもくです。

仕事をしていると、毎日たくさんの問題が発生すると思いませんか?

実はそれらの問題は、90%以上が人間関係に関わるものだと言われています。

そんな人間関係の問題を解決するために、世界中で読まれている本がD・カーネギーの不朽の名著「人を動かす」です。

あらゆる自己啓発書の原点とも言える「人を動かす」は、日本版だけでも500万部以上発行されています。

初版が発行されたのは、今から約90年前の1936年。

世界中で1,500万部以上売れている、超ロングセラー作品です。

「人を動かす」に書かれているのは、人間関係の原則。

そんな歴史的ベストセラー作品を、世界初の公認マンガとして日本を舞台にしたストーリーで楽しめるのが、「マンガで読み解く 人を動かす」。

ビジネスマンはもちろん、家族関係や友人関係で悩んでいる人も、人間関係の原則をやさしく楽しく学べる本となっています。

 

マンガでビジネス書を読むメリット

人を動かす
読書の習慣がない人にとって、難解なビジネス書を1冊読むのはけっこう大変なこと。

読むだけでも大変ですが、本の要点を理解して実践しようと思ったら、かなりハードルが高いのではないでしょうか。

読書が苦手な人にこそおすすめしたいのが、ビジネスコミックの活用です。

ビジネスコミックとは、難解なビジネス書をマンガでわかりやすく解説した本。

短い時間でサクサク読めるので、原著を読まなくてもポイントをつかむことができます。

原著を読む前にビジネスコミックでポイントを押さえておけば、原著を読んだときに内容を理解しやすくなります。

 

「マンガで読み解く 人を動かす」のあらすじ

マンガで読み解く 人を動かすの舞台は、日本。

人を動かす引用:マンガで読み解く 人を動かす

創元コーポレーションという会社の入社式で、社長の三原茂が新入社員達に1冊の本をプレゼントします。

その本とは、D・カーネギーの「人を動かす」。

人を動かす引用:マンガで読み解く 人を動かす

本を受け取った新入社員の反応はさまざま。

「本を返す」と言い始める村上莉奈や、

人を動かす引用:マンガで読み解く 人を動かす

そもそも読む気が全くない石井直哉、

人を動かす引用:マンガで読み解く 人を動かす

素直に本を読み進めて、仕事のヒントを得はじめる北川真。

人を動かす引用:マンガで読み解く 人を動かす

創元コーポレーションでは、入社式に社長が「人を動かす」をプレゼントするのが慣例になっていました。

だから当然、先輩社員達も「人を動かす」を読んでいます。

営業部メディア課の橘課長は、小学校のPTA役員活動で「人を動かす」の原則を活用。

人を動かす引用:マンガで読み解く 人を動かす

営業部イベント課の新井係長は、家族との接し方について本からヒントを得ます。

人を動かす引用:マンガで読み解く 人を動かす

営業部の責任者・鈴木部長は、町内会の会長を引き受ける際に「人を動かす」の人間関係の原則を活用しています。

人を動かす引用:マンガで読み解く 人を動かす

原著の「人を動かす」では、欧米の事例が多いため、日本人にはピンとこない箇所も多いものです。

でも、「マンガで読み解く 人を動かす」は、現代の日本を舞台にしたストーリーなので、読みやすく内容がスッと頭に入ってきます。

さまざまな年齢や立場の人物が登場するので、自分に近いキャラクターに感情移入することが可能。

ストーリーを通して、人間関係の原則を学ぶことができます。

 

「マンガで読み解く 人を動かす」の魅力

現代を舞台にしているから分かりやすい

人を動かす
D・カーネギーの「人を動かす」は、ページ数が多い上、欧米を例に解説されている部分が多いんです。

だから日本人が読んでも、内容を理解しにくい部分があります。

でも、「マンガで読み解く 人を動かす」のストーリーは、現代の日本が舞台。

登場人物はすべて日本人で、身近にありそうな会社や地域社会、家庭が舞台になっています。

1つのエピソードの中に、「人を動かす原則」がいくつも盛り込まれているのが特徴。

エピソードを読み進めるだけで、複数の原則を理解することができます。

原書「人を動かす」は知っているけれど、古典のようで読むのに抵抗がある、という人は、ぜひマンガ版から読んでみるのがおすすめです。

 

原著の大切なエッセンスがすべて含まれている

本編は、

  • 人を動かす3原則
  • 人に好かれる6原則
  • 人を説得する12原則
  • 人を変える9原則

という4つのパートに分かれています。

この30の原則こそが、原著「人を動かす」で紹介されている大切な人間関係の原則。

マンガで読み解く 人を動かす」では、この30原則の応用方法が、各エピソードの中で分かりやすく解説されています。

なかでも特に重要なのが、

  • 盗人にも五分の理を認める
  • 重要感を持たせる
  • 人の立場に身を置く

という、人を動かす3原則。

英語版の原著では、「人を動かす3原則」ではなく、

Fundamental Techniques(基本的技術)

というタイトルが付けられています。

さらに、英語版の序文では、

3つの章を読み終えるまでに、改善するものを少しも身につけられなければ、この本はあなたにとって完全に失敗である

と断言されています。

すなわち、「人を動かす3原則」こそが、本書全体を貫く基本的で最も重要な原則。

ちなみに、日本語版ではPART1第1章のタイトルは、

「人を動かす3原則 盗人にも五分の理を認める」

ですが、英語版のタイトルは

「もし蜂蜜を集めたいなら、蜂蜜の巣箱を蹴飛ばすな」

となっています。

これを日本のことわざ「盗人にも五分の理」を使って意訳したもの。

英語版は、欧米人独特の比喩や、聖書からの引用、英語ならではの慣用句がたくさん使われています。

このように、古典のようで親しみにくい「人を動かす」を、日本版オリジナルのストーリーに練り込んで書き下ろしたのが「マンガで読み解く 人を動かす」です。

原著に書かれている大切なエッセンスが、すべて盛り込まれています。

 

何度も読み返したい人向け

「マンガで読み解く 人を動かす」は、何度も読み返しやすい構成になっています。

著者のD・カーネギーも、著書の中で本の読み方について触れている箇所がありますが、

まずは速読せよ

何度も繰り返し読め

読むだけでなく時に立ち止まって考えよ

本に線を引いたりメモしたりして刻みつけよ

実践できているかどうか定期的に自省してチェックせよ

と語られています。

1冊の本から多くのことを吸収したければ、良書を繰り返し読むのが効果的。

また、読んで理解はできても、それを実践するのは難しいものです。

「マンガで読み解く 人を動かす」は、複数のエピソードで構成されているので、途中から読み進めても内容を理解しやすくなっています。

気になった箇所を何度も読み返せば、自然と本の内容が身についていきます。

 

さいごに

仕事をしていると、毎日たくさんの問題が発生すると思いませんか?

実はそれらの問題は、90%以上が人間関係に関わるものだと言われています。

そんな人間関係の問題を解決するために、世界中で読まれている本がD・カーネギーの不朽の名著「人を動かす」。

あらゆる自己啓発書の原点とも言える「人を動かす」は、日本版だけでも500万部以上発行されています。

初版が発行されたのは、今から約90年前の1936年。

世界中で1,500万部以上売れている、超ロングセラー作品なんです。

「人を動かす」に書かれているのは、人間関係の原則。

そんな歴史的ベストセラー作品を、世界初の公認マンガとして日本を舞台にしたストーリーで楽しめるのが、「マンガで読み解く 人を動かす」です。

ビジネスマンはもちろん、家族関係や友人関係で悩んでいる人も、人間関係の原則をやさしく楽しく学べる本ですよ。

それじゃ、またね。

 

 

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