やあ、いちもくだよ。
僕は普段、商社で営業の仕事をしているんだ。
今はチームリーダーとして数十人の部下をマネジメントしているんだけど、学生時代は人付き合いが苦手で、人間関係がうまくいかないことが多かったんだよね。
そんな自分を何とかして変えたかったから、あえて営業の仕事を選んだんだ。
営業の仕事で悩んだりつまづいたとき、大切なヒントを得られたのが、心理学系の本。
特に、『人は「暗示」で9割動く!』からは、スムーズな人間関係を築くのにとっても役立つ方法を学べたんだ。
でも、「暗示」と言うと、なんだか人を惑わして思い通りに操るような、マイナスのイメージを思い浮かべる人も多いんじゃないかな。
この本で紹介されている「暗示」は、実は誰でもできるごく簡単な方法で、相手の警戒心を解いたり、信頼関係を築いたり、賛同を得ることができるテクニックなんだ。
さらには、自分を鼓舞して自信をつけることもできるのが、「暗示」の凄いところ。
- 自分の言いたいことがなぜか相手に伝わらない
- 周りから誤解されやすい
- 周囲や部下を動かすのが苦手
といった人におすすめなのが、マンガでわかる!人は「暗示」で9割動くという本だよ。
マンガだから、とっても読みやすくて内容を理解しやすいんだ。
クリックできる目次
マンガでビジネス書を読むメリット
読書の習慣がない人にとって、難解なビジネス書を1冊読むのは結構大変なこと。
読むだけでも大変なのに、本の要点をつかんで実践するとなると、かなりハードルが高いよね。
そんな読書が苦手な人にぜひおすすめしたいのが、ビジネスコミックを活用すること。
ビジネスコミックとは、難解なビジネス書をマンガでわかりやすく解説した本なんだ。
短い時間でサクサク読めるから、原著を読まなくてもポイントをつかむことができるよ。
原著を読む前にビジネスコミックでポイントを押さえておけば、原著を読んだときに内容をカンタンに理解することができるんだ。
『マンガでわかる!人は「暗示」で9割動く!』のあらすじ
主人公は、イベント企画会社で働く武本あかり26歳。
企画部のリーダーなんだけど、メンバーとの意思の疎通がうまく取れず、チームの雰囲気も悪いんだ。
あかりと同じ会社で働いている、営業推進部1課の相楽晃司は、社長賞を取るほど優秀なリーダー。
かつてはコミュニケーションが下手だったんだけど、奮起して心理学を学び、仕事に生かすことでリーダー職を全うし、成果を出すようになったんだよね。
実は晃司は、あかりのお兄さんとは高校時代同じクラスだったんだ。
晃司が仕事で結果を出している秘密は、「暗示コミュニケーション」を身に付けたおかげ。
暗示コミュニケーションとは、いろんな意見を持つ人と衝突せず、良好な関係を築くためのちょっとした心理誘導、いわばポジティブなコミュニケーション術なんだ。
自分のチームで皆ともっと楽しく仕事がしたいと願うあかりは、晃司に暗示コミュニケーションを教えて欲しいと懇願。
2カ月間で暗示コミュニケーションを身に付け、チームを上手く回せるようになるまでの具体的方法が紹介されているんだ。
『マンガでわかる!人は「暗示」で9割動く!』の魅力
人の心のつかみ方が分かる
暗示コミュニケーションを学べば、相手と良好な関係を築くためのちょっとした心理誘導を身に付けることができるんだ。
コミュニケーションというと、
いかにして相手と上手に話をするか
ということだと勘違いしている人も多いはず。
でも実は、話し合うこと以外にも信頼関係を築く方法はたくさんあるんだよね。
『マンガでわかる!人は「暗示」で9割動く!』の中で紹介されているのは、ノンバーバルメッセージ。
ノンバーバルとは、非言語という意味だよ。
肝心なのは、言葉を使わずに安心感を与えるということ。
たとえば、
- おだやかな表情や声
- 快活な笑顔
- 和やかな速度の話し方や身振り手振り
- あいての目を見てにこやかに
といった、言葉以外での表現は、相手に安心感を与えるよね。
初対面なのに、なぜか接しやすい
そんな人たちは、ノンバーバルを使って「安心感」を与えるのが上手いんだ。
人の心をつかみたければ、ノンバーバルメッセージを意識して、まずは相手をホッとさせることが肝心だよ。
人にうまく意見を伝える方法が分かる
自分より立場が上の人に、反対意見を言うのってなかなか難しいよね。
面と向かって反論すると、相手は自分を否定されたと感じて、不愉快になってしまうからね。
でも、質問形式で自分の意見を伝えれば、
「心から賛成はしていませんよ」
という気持ちをほのめかすことができるんだ。
たとえば、
- 「おっしゃることは理解できました。そうすると、この件は〇〇という理解でよろしいでしょうか?」
- 「すばらしい企画ですね。ところで、人数は〇〇で十分でしょうか?」
- 「それはいいですね!可能なら、スケジュールはもう少し余裕を持たせてもいいですか?」
といった感じ。
まずは相手をねぎらったり了承した上で、質問をして自分の意見を混ぜ込むテクニックなんだ。

これなら、反対しているとは相手に気づかれにくいんだよね。
ポイントは、質問は少しだけにしておくということ。
質問しているそぶりで、さりげなく自分の意見を主張したいときに使える方法だよ。
自分自身に暗示をかければ、自信がついてくる
暗示コミュニケーションは、周囲の人との関係を良好にするだけではないんだ。
自分に暗示をかければ、少しずつ自信がついてくるんだよね。
自分自身に暗示をかけたいときに使いたいテクニックが、夢は大きな字でのびのびと書くという方法。
夢や願いごとって、紙に書きだすと叶いやすいと言われているよね。
頭の中で考えているだけでなく、「書く」という積極的な行為をすることで、暗示の効果はグンと高まるんだ。
せっかく夢や願いごとを書き出すのであれば、堂々と大きく書くのがおすすめ。
小さな字でちょこちょこと書いているようでは、せっかくの暗示効果が働かないんだ。
大きな字で書くようにすると、なぜか気分まで大きくなってくるから、不思議なもの。
メモ帳に、小さな字でびっしりと書き込むタイプの人がいるけれど、そういう人は不安や緊張が強いタイプだと言われているよ。
心に余裕のある人は、余白をたっぷりと残しながら、大きな字を書く傾向にあるんだ。
せっかく夢や願いごとを書くのなら、自信を持って堂々と描くのがおすすめ。
紙からはみ出すほどの大きな字で書けば、「これって、本当にうまくいきそう」と、自分でも信じることができるようになりやすいんだ。
さいごに
『マンガでわかる!人は「暗示」で9割動く!』を読めば、
- 人の心をつかむ方法
- 人に上手く意見を伝える方法
- 自分に自信をつける方法
を学ぶことができるんだ。
「暗示」と言うと、なんだか人を惑わして思い通りに操るような、マイナスのイメージを思い浮かべる人も多いんじゃないかな。
でも、この本で紹介されている「暗示」は、実は誰でもできるごく簡単な方法で、相手の警戒心を解いたり、信頼関係を築いたり、賛同を得ることができるテクニックなんだ。
- 自分の言いたいことがなぜか相手に伝わらない
- 周りから誤解されやすい
- 周囲や部下を動かすのが苦手
といった人に、ぜひ読んでもらいたいおすすめの本だよ。
じゃ、またね。



