こんにちは、いちもくです。
組織で仕事をしていると、
- 今のやり方はおかしいんじゃないの?
- もっと良い方法があるんじゃないの?
と思うことは誰だってあるはず。
上司に言われたこと、組織が決めたことをするのは、仕事の基本です。
でも言われたことをこなすだけでは、仕事をしていても面白くないもの。
下手すると、ずっと下積みの仕事のままで終わってしまいます。
出世を目指さないとしても、自分のする仕事くらい自分で考えて決めていきたいですよね?
そのために必要となるのが「問題解決」です。
問題解決のやり方を身につければ、「おかしい」と思うことが解決でき、今までより「もっと良い方法」で仕事を進めることができるようになります。
仕事だけでなく、個人的な困りごとや人間関係を解決するのにも役立つのが問題解決。
そんな問題解決の方法をマンガでわかりやすく学べるのが「マンガでやさしくわかる問題解決」です。
方法さえ知っておけば解決できる問題に、いつまでも悩んでいるのは人生の無駄遣い。
問題解決の方法を身につければ、今までの悩みがスッと片付いて、人生がずっと楽になりますよ。
今回は、そんな「マンガでやさしくわかる問題解決」の必読ポイントを詳しく紹介していきます。
「マンガでやさしくわかる問題解決」のストーリー
主人公は、帆布製造業を営む、蔵崎帆布(株)の娘、中海美帆。
地元で120年続く老舗企業ですが、近年は外国産の安価な商品に押され気味で、徐々にジリ貧となっていました。
そんな中、父の中海清は社長を引退し、美帆の兄である中海健に会社を譲る決断をします。
今後の会社運営は、健と美帆が協力しながら行うことに。
現在の蔵崎帆布の抱える問題を話し合うも、問題点がありすぎてどこから手をつければいいのかわからない状態。
そんな中、経営のアドバイスを買って出てくれたのが、健の学生時代の同級生・川奈真琴。
真琴は東京で会社を興し、数年で上場させた凄腕の経営者でした。
蔵崎帆布の問題点を聞いた真琴は、問題を整理して考える「構造化」を提案。
イシューツリーを使って問題が可視化されたことで、進むべき方向が少しずつ見えてきます。
果たして健と美帆は、ジリ貧となった蔵崎帆布を立て直すことができるのでしょうか?
「マンガでやさしくわかる問題解決」の必読ポイント
どうすれば問題解決のスキルが身につくのか
僕たちは、身近な目先のことから将来や社会のことまで、日々問題解決を繰り返しながら生きています。
あなたは今、どんな「困りごと」や「叶えたい願い」を持っていますか?
食べすぎて増えた体重を減らしたい
自分に合った服を安く買いたい
彼氏や彼女ともっと良い関係になりたい
こうした「問題」は誰でも持っています。
そんな問題を解決するために、ダイエットを始めたり、服を探しに店を回ったり、デートプランを考えたりと、いろいろと考え実践しているはずです。
そんな中で役立つのが、問題解決のスキル。
問題解決のスキルがないと、世の中は解決できない難問に満ちているように見えがちです。
ではどうすれば、問題解決のスキルが身につけられるのか?
その答えは、今抱えている問題に
- 少しずつ
- 果敢に
チャレンジしていくことです。
問題解決にチャレンジし続けることで、次第にスキルが身につき、だんだんと難しい問題も解けるようになっていきます。
問題解決の4つのステップ
問題を解決するためには、
- 論点の整理
- 解決策の仮説づくり
- 実現プラン
- 実行とPDCA
の4つのステップに分けて進める必要があります。
STEP1 論点の整理
ひとつの問題には、
- その問題を引き起こす原因
- それに関連した副作用
- 解決に向けて取りうる打ち手
など、さまざまな「論点」が絡み合っています。
論点を整理することで、その複雑に絡み合った論点を解きほぐし、問題の本質を見極めることができるようになります。
論点が整理できたかどうかを判断する重要なポイントは、
ほかの人にも問題をわかりやすく説明できるかどうか
問題を一人で抱え込んでしまうのは「論点が整理されていないから」ということが多いんです。
STEP2 解決策の仮説づくり
仮説とは、文字通り「仮の説」で、正解ではありません。
ビジネスでは、唯一無二の答えなんてありません。
- 問題には必ず正解がある
- データを分析すれば、正しい解決策が導き出される
という考えは、そもそも間違っています。
解決策を「仮説」としてつくり、実際に試してみて効果を確かめる(検証する)必要があるんです。
これは一見すると、回り道をしているように思えるかもしれません。
でも正解がない以上、仮説をつくって検証を進めることが、現実的には1番の近道であり、また解決策をつくる唯一の方法なんです。
STEP3 実現プラン
問題を解決して目指す理想的な状況を「ビジョン」と言います。
このビジョンは、最初に設定するよりも、仮説ができてから考えるのがおすすめ。
仮説があれば、具体的で人を動かせるビジョンをつくりやすくなります。
ビジョンができたら、それを実現するための道筋を示す、中長期的な計画である「ロードマップ」を作成します。
そのうえで、
- 誰が担当し
- どんなことをするのか
といった、ロードマップの最初の地点を目指すための直近計画「アクションプラン」を詰めていきます。
STEP4 実行とPDCA
プランができたら、実行あるのみ。
仮説を検証し、効果があればさらに改善します。
万が一思ったほどの効果が期待できなかった場合は、仮説を修正して実行するのです。
このPDCA
- P(PLAN)
- D(DO)
- C(CHECK)
- A(ACTION)
というサイクルを繰り返して「もう大丈夫」と言えるようになったら、それこそが求めてきた解決策なんです。
さいごに
組織で仕事をしていると、
- 今のやり方はおかしいんじゃないの?
- もっと良い方法があるんじゃないの?
と思うことはあるはず。
上司に言われたこと、組織が決めたことをするのは、仕事の基本です。
でも言われたことをこなすだけでは、仕事をしていても面白くないもの。
下手すると、ずっと下積みの仕事のままで終わってしまいます。
出世を目指さないとしても、自分のする仕事くらい自分で考えて決めていきたいですよね?
そのために必要となるのが「問題解決」です。
問題解決のやり方を身につければ、「おかしい」と思うことが解決でき、今までより「もっと良い方法」で仕事を進めることができるようになります。
仕事だけでなく、個人的な困りごとや人間関係を解決するのにも役立つのが問題解決。
そんな問題解決の方法をマンガでわかりやすく学べるのが「マンガでやさしくわかる問題解決」です。
方法さえ知っておけば解決できる問題に、いつまでも悩んでいるのは人生の無駄遣い。
問題解決の方法を身につければ、今までの悩みがスッと片付いて、人生がずっと楽になりますよ。
それじゃ、またね。
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