こんにちは、いちもくです。
システムキッチンをリフォームしたいけれど、どんなシステムキッチンを選べばいいのかわからないという人は多いのではないでしょうか?
簡単に買い替えられる商品ではないので、適当に選んでしまって後悔するなんてことは絶対に避けたいもの。
とはいえ、全ての人が心から満足できるシステムキッチンは存在しません。
なぜなら、選ぶ人が「何を重視するか」によって、満足できるシステムキッチンは変わってしまうからです。
我が家では1年前にシステムキッチンをリフォームしましたが、選んだのはクリナップの「ラクエラ(rakuera)」。
数あるシステムキッチンの中から、ラクエラを選んだ理由は
- 調理器具が収納しやすく、取り出しやすい
- 傷や汚れに強い
- 料理できるスペースが広い
という3つ。
僕は料理が大好きで、月間80万人に読まれる料理ブログも運営しています。
そんな僕がラクエラを使ってみて感じたのは、デザイン性を重視する人よりも、機能性を重視する人におすすめのシステムキッチンだということ。
今回は、ラクエラを実際に使ってみた感想を、本音でレビューしていきます。
クリナップ システムキッチン「ラクエラ(rakuera)」とは
「ラクエラ(rakuera)」は、クリナップから販売されているシステムキッチンです。
というコンセプトをもとに開発されているため、自宅のインテリアに合わせやすいよう、豊富なパッケージプランが用意されています。
ラクエラのタイプは、大きく分けて3つ。
一直線上にコンロとシンクが配置されている「I型」
コンロとシンクを効率よく使える「L型」
家族の顔を見ながら料理ができる「フラット対面」
の3タイプです。
ちなみに、クリナップから発売されているシステムキッチンには、大きく分けて3つのグレードがあります。
高価格帯グレード | セントロ | 84~350万円 |
中価格帯グレード | ステディア | 61~190万円 |
低価格帯グレード | ラクエラ | 50~103万円 |
低価格帯グレード | コルティ | 16~50万円 |
キッチンをリフォームする人の約8割は、低価格帯グレードのキッチンを選んでいるそうです。
その理由は、グレードが低くても機能は充実しているから。
20年前のキッチンと比べると、使いやすさは格段にアップしています。
だから今回我が家でキッチンをリフォームする際も、各グレードを比較した上でラクエラを選びました。
\どんなリフォーム工事も可能/
使ってみて感じた、ラクエラ(rakuera)の魅力
細かく寸法調整できるから、リフォームにピッタリ
キッチンをリフォームする場合は、既に用意されているスペースにシステムキッチンを納めなければいけません。
たとえば、2m60cmサイズのシステムキッチンを入れようとした場合、実際のサイズが2m65cmあったとしたら、5cmの余分な隙間ができてしまうことになります。
そんなときも、ラクエアは隙間部分を工場で調整した上で出荷することが可能。
今ある空間にピッタリ合わせることができます。
クリナップ以外のメーカーの場合、こうした寸法調整は高価格帯グレードでしか対応できないことが多いんです。
ラクエアには、I型、L型、対面型それぞれのタイプで、次のサイズが標準で用意されています。
I型
奥行 | 60・65cm |
間口 | 165・180・195・210・225・240・255・260・270・285・300cm |
※奥行き60cmは、間口285・300cmには対応していない。
L型
奥行 | 65cm |
コンロ側間口 | 165・180cm |
シンク側間口 | 180・195・210・225・240・255・260・270cm |
対面型(壁付け、アイランド)
奥行 | 80・98cm |
間口 | 229・244・259・274cm |
標準サイズで隙間ができてしまう場合は、フィラー(調整板)で隙間を埋めてもらえます。
余計な隙間ができないので、どんなキッチンでもリフォームしやすいのが魅力です。
扉のパターンが豊富 カラーは31種類から選べる
ラクエアは、扉の色や柄、取っ手の種類が豊富に用意されています。
扉のカラーは、なんと31種類から選択可能。
どんなインテリアにも合わせやすい木目調や
北欧風インテリアにマッチするカラーなど、バリエーションが豊富。
さまざまなカラーの中から、我が家では木目調を選びました。
扉のカラーに合わせて、取っ手も選べます。
高さを選べるワークトップ
キッチンのワークトップの高さは、
- 80cm
- 85cm
- 90cm
の3種類から選べます。
野菜を切ったり、炒め物をしたり、洗い物をしたりと、毎日使うキッチンの高さは、使う人の身長に合わせて選ぶのがおすすめです。
さらに、素材は
ステンレス
アクリストン(人工大理石)
の2種類から選ぶことができます。
標準仕様は、ステンレスワークトップ。
調理スペースには「ドット柄コイニング加工」が施されているため、キズが付きにくく汚れも簡単に落とせます。
一方、オプションのアクリストンワークショップは、やわらかい質感が特徴です。
熱や衝撃に強く、変色しにくいため、美しい質感を長く保てます。
扉とのコーディネイトを楽しめるのも、アクリストンワークショップの魅力です。
\どんなリフォーム工事も可能/
収納力が豊富で取り出しやすい
ラクエアにリフォームして一番快適さを実感しているのが、収納の使いやすさ。
鍋やホットプレートといった大きな調理器具から、計量スプーンや菜箸といった小さな食器まで、使いやすい位置に分けて収納できるんです。
収納スペースは、天井から足元までタップリと用意されています。
特に便利なのは、シンクキャビネット。
扉裏にラップホルダーが設置されているので、ラップやアルミホイル、キッチンペーパーなどを立てて収納できます。
ほかにも、扉と連動して引き出されるフォローパレット(内引き出し)は、計量スプーンやフライ返しなどの調理小物を収納するのに便利。
フォローパレットの下には、大容量の収納スペースが用意されています。
ボウルなどの大きな調理器具を入れるのに最適なスペースです。
足元の収納スペースは、背の高い油や醬油などのボトル類も収納可能。
29cmまでのボトルが収納できるので、調味料を収納しておくのに便利です。
キズや汚れが付きにくい
ステンレスのワークトップには、キズや汚れが付きにくいコイニング加工が施されています。
ステンレスにドット柄の加工を施すことで、熱や水に強くなっているんです。
ほかにも、標準仕様のホーロートップガスコンロは、軽く拭くだけで汚れがきれいに落ちるのが特徴。
揚げ物をして飛び散った油も、サッと拭くだけでキレイになります。
レンジフードは「はつ油塗装」が施されているので、油汚れが付着しにくくなっています。
洗い物をしているときの音がとっても静か
食器や調理器具を洗う際は、カチャカチャと食器が触れる音や水音が気になるもの。
でもラクエラのシンクは、洗い物をしているときの水音が気になりにくい静音設計のシンクです。
リビングで会話したりテレビを見ているときも、水音が邪魔になりにくいんです。
さらに静かなシンクを求める場合は、オプションの「美サイレントシンク」を選ぶのがおすすめ。
図書館並みの静かさを実現してくれる上、親水性コーティング「美コート」で汚れが付きにくくなっています。
\どんなリフォーム工事も可能/
使ってみて感じた、ラクエラ(rakuera)の気になる点
オプションが豊富過ぎて迷いがち
ラクエラには、調理が楽になるオプションが豊富に用意されています。
豊富過ぎて、どれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
限られた予算内で後悔のないリフォームをするためには、オプションを厳選しておくのがおすすめ。
僕が実際に使ってみて感じた、選んで損はないオプションには次のようなものがあります。
洗エールレンジフード/とってもクリンフード
フィルターとファンをまるごと自動洗浄してくれる「洗エールレンジフード」。
こびりついた油汚れを、たった10分間で洗い流してくれます。
使用水量はわずか0.65L。
手洗いする場合と比べて、約27Lの節水効果が期待できます。
また、電気を極力使いたくない人には、「とってもクリンフード」がおすすめ。
美コートを施したリーフプレートが、油分やホコリを集めてキレイにしてくれます。
オートムーブシステム
ボタンを押すだけで、吊戸棚が自動昇降する「オートムーブシステム。
高い位置に収納している食器類も、手の届く高さまで下りてきます。
食器乾燥機能も搭載できるので、水切りとして使えばキッチンを広々と使えます。
美・サイレントシンク
水アカなどの汚れが付きにくい加工が施された、「美・サイレントシンク」。
シンクには防音加工が施されており、水音が響かず非常に静かです。
水音はわずか40db程度。
図書館の中と同程度の静けさを実現してくれます。
メーカー参考価格はあまり役に立たない
ラクエラは、グレードやタイプ別にメーカー参考価格が設定されています。
でも、この価格はあくまでも参考価格。
グレードやオプションをどう設定するかによって、料金は大きく異なってきます。
また、業者によっては大幅な値引きをしてもらえる場合もあります。
僕の場合、築15年の中古マンションを購入してすぐに、
- バスルーム
- トイレ
- キッチン
- フローリングの張り替え
- 壁紙の張り替え
といった部屋全体のリフォームを業者に依頼しました。
1軒目の業者から出てきたキッチンのリフォーム費用は、約70万円でした。
リフォームは、相場が分かりにくいのが現状。
だからキッチンのリフォームを考えている場合は、最低でも2社以上の業者から見積もりを取ってみるのがおすすめです。
複数の業者から見積もりを取ることで、リフォーム費用の相場や適正な価格が見えてきます。
\どんなリフォーム工事も可能/
さいごに
システムキッチンをリフォームしたいけれど、どんなシステムキッチンを選べばいいのかわからないという人は多いのではないでしょうか?
簡単に買い替えられる商品ではないので、適当に選んでしまって後悔するなんてことは絶対に避けたいもの。
とはいえ、全ての人が心から満足できるシステムキッチンは存在しません。
なぜなら、選ぶ人が「何を重視するか」によって、満足できるシステムキッチンは変わってしまうからです。
我が家では1年前にシステムキッチンをリフォームしましたが、選んだのはクリナップの「ラクエラ(rakuera)」。
数あるシステムキッチンの中から、ラクエラを選んだ理由は
- 調理器具が収納しやすく、取り出しやすい
- 傷や汚れに強い
- 料理できるスペースが広い
という3つ。
僕は料理が大好きで、月間80万人に読まれる料理ブログも運営しています。
そんな僕がラクエラを使ってみて感じたのは、デザイン性を重視する人よりも、機能性を重視する人におすすめのシステムキッチンだということ。
カラーバリエーションやオプションが充実しているので、予算に合わせたリフォームがしやすいシステムキッチンですよ。
それじゃ、またね。
\どんなリフォーム工事も可能/
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