こんにちは、いちもくです。
「推し」にお金を使うことを後ろめたく感じたことはありませんか?
「こんなに課金してもいいのだろうか……」と悩むこともあるでしょう。
しかし、推し活は単なる浪費ではありません。
むしろ、人生を豊かにする「投資」とも言えるのです。
本記事では、推し活がなぜ価値のある消費なのか、その理由を解説します。
この記事の要点
人生、夢中になれることがないとむなしい
夢中になれる対象は、長い人生において生きがいや充実感を提供。
問題は「生きた消費」であるかどうか
金銭的価値よりも、得られる満足度が重要。
推し活はお金の無駄?「違う」と言い切れる理由
1. 気持ちの拠り所、モチベーションになる: 推し活でストレス発散や気分転換ができる。
2. 同じ趣味を持つ友だちを作りやすい: SNSを通じて、同じ趣味を持つ仲間と繋がり、一体感を得られる。
人生、夢中になれることがないとむなしい

「推し」というととりあえずアイドルの追っかけのようなイメージがすぐ浮かびますが、人によってはテーマは様々です。
ほとんど誰も知らないようなマイナーアイドルの動画配信に課金(投げ銭機能)でお金を直接送ることが生きがいの人もいます。
出費の対象がお酒やパーティという人もいます。
服を次々買うのに夢中になる人もいるでしょう。
あるいはゲームやアニメの初回限定版を次々買い求めるのが大好きな人もいます。
100歳を超えることも視野にいれるべき長い人生ですから、時々「はめ」を外して夢中になれる時期があってもいいと思います。
他人にとってそれはムダづかいであったとしても、本人にとっては生きがいや充実した気分をもたらしているなら、それを単にムダづかいと片付けてしまうことはできないからです。
「推し課金」なんていうと新しい話のように思いますが、実はこういう高額の出費をする人は昔からいました。
アイドルのドームツアーを全部回る人を笑う女性、実は宝塚の熱烈なファンで、全公演参加を目指して躊躇なく高額決済しているかもしれません。
お気に入りが宝塚を卒業した後も追い続け、ファンクラブに入ったりディナーショーにも顔を出していたりすると、けっこうお金がかかったりします。
その「推し課金」、一生ずっと続くことになるのか、一時期の盛り上がりが徐々にピークアウトするのかは分かりませんが、心の底から楽しめているなら、それはそれでアリだと思います。
問題は「生きた消費」「価値のある出費」かどうか

問題は
「生きた消費」
「価値のある出費」
かどうかです。
例えばアイドルの動画配信に毎月1万円以上払っていたとしても、それで名前を呼んでもらって喜んでもらえる顔を見ればうれしくなり、日々の仕事もまたやる気が出る、というのならそう悪い話ではありません。
趣味も、日常生活費も、「金額ベース」ではなく「満足ベース」で考えてみるとまた世界が違って見えます。
毎日の100円の買い物も、推しへの10000円の課金も、それが満足かどうかを考えてみてください。
満足度を考えれば、100円のお菓子で100円の満足を買うより、10000円の推し課金で10000円の満足を買う方が大変だということは分かるはずです。
何に課金するかは自由です。
しかし、あなたの課金に見合う満足が手に入っているのかは、自分に問いかけるようにしてください。
ちなみに、家計調査年報(総務省)をひもといてみると、2人以上のファミリー世帯の消費支出(税等は含まず)のうち「教養・娯楽費、交際費」の合計が13.2%となっていました。
ざっくり、手取りの10%くらいを超えてくるかが推し課金が多すぎかどうかの目安といえるかと思います。
推し活はお金の無駄?「違う」と言い切れる理由
1 気持ちの拠り所、モチベーションになる

推し活は「嫌なことや心配事があると、他のことが手に付かなくなる」という方にこそ効果的だと感じます。
なぜなら、なにかに夢中になる時間が、気持ちを強制的に切り替えてくれるからです。
「推し」ができると、推しが生活の中にどんどん食い込んでくるので、他人から見ると時間が奪われているように感じるかもしれません。
実際はその逆で、推し活が気分転換やストレス発散になり、「生活にメリハリがついた!」と感じる方も多いです。
私も推しの活躍や新しい仕事の情報解禁があると「よし、自分も頑張ろう!」と、エールをもらっています。
「推し」は元気の源です。
2 同じ趣味を持つ友だちを作りやすい

XやインスタグラムといったSNSの活用は、推しの発言や最新情報を追うために必要不可欠ですが、実はファンの交流ツールとしても大きい役割を担っています。
お気に入りの映画や漫画を見つけたときに、誰かと分かち合いたいと思ったことはありませんか?
「推し」を持つ方の多くは、そんな気持ちを常日頃から抱えています。
つぶやきに「いいね」をもらえるとうれしくなりますし、直接交流しなくても自分と同じ意見を見かけると感動を共有している気分になります。
コンサートやイベントに参加すると、大勢の方と一体感を感じることもできるでしょう。
さいごに
推し活は、単なる無駄遣いではなく、人生を豊かにする投資です。
推しを応援することで、日々のモチベーションが上がり、同じ趣味を持つ仲間とつながり、充実した時間を過ごすことができます。
大切なのは、「自分にとって価値がある消費かどうか」を意識すること。
推し活を通じて、自分の人生をもっと楽しく、充実させてみませんか?
それじゃ、またね。




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