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「見える化」に取り組む前に読んでおきたいおすすめ本9選

見える化
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こんにちは、いちもくです。

見える化とは、普段見えづらい作業や仕事を、誰の目にも見えるようにして経営課題を解決する方法のことです。

企業の仕事だけにとどまらず、個人の仕事やよりよい人生を送るための手段としても使える、便利な手法。

  • 図表化
  • グラフ化
  • 数値化
  • 整理
  • 分析

などを行い、直感的に理解できるようにする取り組みです。

見える化に取り組むことで、トラブルを未然に防止することができるようになったり、解決すべき課題が明確になります。

そんな便利な「見える化」ですが、具体的に何から始めたらいいのかわからないという人は多いはず。

そんなときは、見える化を分かりやすく解説した本を読んでみるのがおすすめです。

今回は、見える化に取り組む前に読んでおきたい、おすすめ本を紹介していきます。

 

本を選ぶ前に知っておきたい、見える化するメリット

仕事や人生を「見える化」することで、次のようなメリットが得られます。

 

課題の早期発見・早期改善

現状を見える化することで、客観的に状況を把握することができるようになります。

客観的な情報に基づいて現状を分析すれば、課題の早期発見・早期改善に役立ちます。

万が一問題が発生した場合でも、トレース(追跡)することで被害の拡大を防止したり、的確な原因究明を実施することができます。

 

業務を標準化することにより、属人化を解消できる

業務プロセスを見える化することで、全業務を棚卸することができます。

見える化は、無駄なプロセスを省いたり、改善できる絶好のタイミング。

暗黙知と呼ばれる、なかなか言語化できないノウハウや知識も、業務プロセスを見える化することで把握できるようになります。

業務プロセスを標準化し、個人のスキルに依存しない再現性を確保して効率化を実現できれば、属人化を解消して生産性の向上につなげられます。

 

無駄の削減

作業の進捗状況が見える化されると、適切なマネジメントを実行しやすくなります。

業務プロセスが見える化されることで、無駄な作業を削減できたり、より生産性の高い業務への人員配置も可能となります。

 

顧客ニーズが明確になり、売り上げ向上につなっがる

顧客の状況を見える化すれば、顧客のニーズが顕在化されます。

たとえば、顧客の購買履歴や属性を見える化すれば、ターゲットごとにニーズを仮説立てて製品やサービスを提案できます。

ターゲットに合わせた、適切なアプローチが可能となるため、売り上げの向上につながりやすくなります。

 

組織の活性化・組織力の強化

企業方針を見える化することで、経営陣と社員が同じ方向を向いて働けるようになります。

目指す方向がばらばらだと、衝突が起きたり非効率な業務が多くなりがち。

経営ビジョンや顧客に提供すべきサービスを見える化しておくことで、組織の活性化や組織力の強化につながります。

 

「見える化」に取り組む前に読んでおきたいおすすめ本

まんがでできる 営業の見える化

営業の現場は社外にあります。

だから見ようと思っても、簡単には見えません。

そのうえ、営業マンは単独行動をとることが多く、その内容は覆い隠されることが少なくありません。

でも営業で「何か問題がある」「思うようにいかない」といったことがあるときには、これを「見える化」することが必要になります。

解決のヒントは「日報」。

日報を活用することで「もの」「お客様」「売り方」が見えてきます。

 

見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み

「見える化」を全面に取り上げた、日本で初めての本。

強い企業とは、様々なものが「見えている」企業のことです。

異常、問題、実績、知恵、ノウハウ、顧客の声。

それらが見えていれば、企業は強くなり市場を創れます。

逆に、見えない企業では崩壊が始まりかねません。

そんな「見える化」を、トヨタやキヤノンをはじめ、エプソンや松下電工、JR東日本や夷隅ゴルフといった34の豊富な企業事例をもとに体系化した本です。

 

時短と成果が両立する 仕事の「見える化」「記録術」

「見える化」は、モノづくりの現場にのみ、重要視されるものではありません。

私たち普段の仕事にも、大いに活かされるべきものです。

今は、政府による働き方改革の推進により、短時間で質の高い仕事が求められています。

「残業を減らして、今まで以上の成果を上げろ!」

そんな上司の言葉にプレッシャーを感じている方もいるでしょう。

業務時間を短縮させて、さらに成果を上げるというプレッシャーに打ち勝つには、

「なぜ、必要以上に仕事に時間がかかってしまうのか」

などといった問題を浮き彫りにして、その問題の対策を練る必要があります。

そのときに効力を発揮するのが、「見える化」です。

また、普段の生活を記録して「見える化」を図ることで、

  • 習慣化しやすくなる
  • 将来の目標がかなえやすくなる

といったように、「見える化」には多くのメリットがあります。

本書では、そんな普段の生活に取り入れるための「見える化のコツ」が紹介されています。

 

図解入門ビジネス 製造現場の見える化の基本と実践がよ~くわかる本

生産現場の改善の決め手である「見える化」の、具体的な方法とアイデアを豊富な図解でわかりやすく解説した入門書。

製造現場における見える化の意義と効果、見えないことで何を失っているのか、創意あふれるモノづくりの現場とはなど、実例とその克服方法を豊富な図解で紹介しています。

巻末には『見える化診断100』が掲載されており、自社の具体的な見える化の進め方もわかります。

「カイゼンすべき点がまだまだあるな」が実感できる一冊です。

 

見える化4.0 AI×IoTで「稼ぐ力」を取り戻せ!

AIもIoTも、製造業の競争力向上の要となるテクノロジーであることは間違いありません。

でもいかにIoTを活用しようが、ビジネスモデルを進化させようが、モノづくりの基本ができていないと意味がありません。

本書では、まず「見える化1.0」「2.0」「3.0」というモノづくりの土台をしっかりと築いたうえで、新しいモノづくりの姿である「見える化4.0」を提唱しています。

見える化1.0とは、儲けの構造の見える化。

見える化2.0とは、プロセスの見える化。

見える化3.0とは、稼ぐポイントの見える化。

これらがしっかりと築かれることで、新しいモノづくりの姿「見える化4.0」が実現できます。

 

「1枚」で見える化!今から「5つの働きっぷり」をカイゼンしておこう

元トヨタマンが描いた仕事本。

でも従来のトヨタほんとは異なり、工場関係の話は一切取り上げられていません。

だからこそ、オフィスで働く文系ビジネスパーソンにも参考になる1冊。

仕事を自力で進めていく上で、確実に身につけておきたい考え方ではなく「基本動作」にフォーカスしています。

「わかるかどうか」ではなく「できるかどうか」」を意識して読むのにおすすめの本です。

 

現場を「見える化」する魔法のチェックシート

すぐに現場で使えるエッセンスが満載の本。

工場の実務経験がない人が想像で作ったような内容ではありません。工場の経験がぎっしりと詰まった内容になっています。

だからこそ、現場を離れて久しい経営者やマネジャーでも、製造現場の状況がわかり、適切なアドバイスができます。

正しい現場マネジメントのポイントを、全部で108つ解説。

チェックシートを活用すれば、あなたの現場もあっという間に「見える化」できます。

 

トヨタ流 仕事の「見える化」大全

トヨタのかんばん方式を、オフィスで働くホワイトカラーの実務に応用した「タスク管理」術として紹介した本。

急速に拡大するテレワーク下こそ、仕事の「見える化」が必要です。

リアルなオフィスでもオンラインでも、どんな状況でも応用可能な仕事を「見える化」するツール・フォーマットを100以上掲載。

業務の効率化、ムダ排除、事故防止、相互理解などに活用できるテクニックが満載です。

 

仕事に役立つ七つの見える化シート―問題解決・改善へのお手軽チャレンジ

  • そもそも改善とは何なのか?
  • どのような流れでやればいいのか?
  • 世間の会社ではどのような流れで改善をしているのか?

といった疑問を、イラストと例題でわかりやすく解説した本。

各例題には、見える化する方法とその理由が書いてあるため、課題の種類別に解決方法を理解しやすくなっています。

どんな現場にも応用できる、おすすめの1冊です。

 

さいごに

見える化とは、普段見えづらい作業や仕事を、誰の目にも見えるようにして経営課題を解決する方法のことです。

企業の仕事だけにとどまらず、個人の仕事やよりよい人生を送るための手段としても使える、便利な手法。

  • 図表化
  • グラフ化
  • 数値化
  • 整理
  • 分析

などを行い、直感的に理解できるようにする取り組みです。

見える化に取り組むことで、トラブルを未然に防止することができるようになったり、解決すべき課題が明確になります。

そんな便利な「見える化」ですが、具体的に何から始めたらいいのかわからないという人は多いはず。

そんなときは、見える化を分かりやすく解説した本を読んでみるのがおすすめですよ。

それじゃ、またね。

 

 

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