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【書評】幸福のための人間のレベル論

幸福のための人間のレベル論
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こんにちは、いちもくです。

インターネットが普及してからは、人が幸せになるための方法を簡単に知ることができるようになったと思いませんか

でも、そんな情報社会にいるのにもかかわらず、日本人の幸福度が全世界の中でもかなり低い場所に位置しているのは、いったいなぜでしょうか?

もしかすると、情報が多すぎるせいで、なにが正解かわからないのかもしれません。

あなたが幸せになろうと思ったら、「毎日が幸せ」だと「本当の意味で」言い切れるフィールドまで、あなたの「人間のレベル」を上げていく必要があります。

どうすれば、あなたの「人間のレベル」を正しく理解し、上位レベルへ上げていくことができるのでしょうか。

その答えが書かれているのが「幸福のための人間のレベル論」です。

本書を読めば、人が生きづらさや不幸感から抜け出し、真の幸福を手に入れ、一生ぶれない自分づくりをする方法が分かります。

今回は「幸福のための人間のレベル論」の必読ポイントについて詳しく解説していきます。

 

人間のレベル論とは

人間のレベル論とは、悲恋改善アドバイザーでもある著者・藤本シゲユキ先生が考案した、人間の幸福レベルを9段階のフィールドに分けたものです。

人間レベル図で上位フィールドに行けば行くほど、幸福を感じやすくなります。

人間レベル図では、下から順に

  1. 人でなしステージ
  2. 気づいていないステージ
  3. 気づいているステージ
  4. 悟りステージ

という4つのステージに分類されています。

その中でも重要なのが、

気づいていないステージ

から

気づいているステージ

に上がることが、人間が生きづらさを抜け出し、心から幸福を感じられるようになる、一番のターニングポイントになります。

 

人間レベル図

レベル図
第三階層「悟りステージ」
  • お釈迦さまフィールド
  • ペガサスフィールド
第二階層「気づいているステージ」
  • ライオンフィールド
  • ねこフィールド
第一階層「気づいていないステージ」
  • ハリネズミフィールド
  • チワワフィールド
  • うさぎフィールド
最下層「人でなしステージ」
  • きつねフィールド
  • けだものフィールド

 

生きづらさを生んでいるもの

生きづらさ

人間の生きづらさを生んでいるのは、どこまでいっても対人関係です。

すべての人間関係において、合わない人や苦手に思う人と、なぜ合わないのかが分かっていないのが原因です。

自分のことを受け入れてくれない人間に対し、躍起になって評価や承認を得ようとしている人たちが、いまだにかなり多いんです。

自分よりもフィールドが低い人なのに、そのことに気づかず、否定されたり嫌われたりして自信を無くしてしまい、

自分が悪いのではないか

と思い込んでいる人が多いんです。

自分を受け入れてくれない相手がどういった人物なのか、人間のレベル論を通して理解できれば、

  • だからこの人と自分は合わないのか
  • だからこの人はこういう生き方しかできないのか

といったことが理解できます。

 

人間レベルの特徴と傾向について

最下層「人でなしステージ」

けだものフィールド

けだもの

人の気持ちを理解する能力がなかったり、乏しかったりするので、直接関わることは大変危険なタイプ。

人を裏切ることをなんとも思っていない人種なので、信頼関係を築くことは難しいでしょう。

特徴
  • 見えない力を信じない
  • 自分の思い通りにならないとキレる
  • 自分の非を認めない
  • 恐怖心がなく命知らず
  • 自分が正しいと思い込んでいる

 

きつねフィールド

きつね

善悪の区別をしていたり、最低限の人の心を持ち合わせているタイプ。

中途半端に人の心があるため、徹底した善にも悪にもなりきれない。

特徴
  • 自分の非を表面的に認めるが、反省はしていない
  • 後悔や罪の意識を感じることもあるが、改善しようとしない
  • 過去の失敗を省みることができない
  • 自分では何もしないのに、自分より上のステージにいる人に自分を引き上げてもらおうとする
  • 中身のなさを隠すために、自分を強く見せようとする

 

第一階層「気づいていないステージ」

うさぎフィールド

うさぎ

孤独が嫌いなので、合わない人とも自分を押し殺して人付き合いするタイプ。

でも自ら選んでそうしたことを棚に上げ、相手にされたことに対して被害者意識を持ち、怒りや悲しみなどネガティブな感情を抱くことが多い。

特徴
  • 完璧にしないと人から認められない気がする
  • 人からどう見られているか、どう思われるかが常に不安
  • 自信がなくネガティブなことしか考えないので、負のオーラがすごい
  • 常に何らかの恐怖や不安におびえている
  • 猜疑心が強いが警戒心がないので、詐欺や怪しい企業ビジネス、幸せになれるブレスレット系の商品に騙されやすい

 

ちわわフィールド

チワワ

「嫌われたくない」という自我があるため、相手に気に入られよう、相手に好かれようと行動する。

みんなに好かれようとするため、八方美人になってしまい、自分のことを否定してくる相手にまで気に入られようとすることが多い。

特徴
  • 嫌われたくないから、自分の意見を言えず主張ができない
  • 愛されたいという思いが強く、すぐ人に執着する
  • 見捨てられるかもという不安が強い
  • 自分の不安と恐怖を自分で処理することができず、人に何とかしてもらおうとする
  • コンプレックスが強く、そのせいで自信が持てないと思い込んでいる

 

ハリネズミフィールド

ハリネズミ

仕事や自己改革に熱意を燃やす日本人の多くが存在するフィールド。

特徴
  • 他人に対して求めるハードルが高い
  • 社会的評価、地位、名誉、財産を求めて行動する
  • 他人のあら探しが得意
  • 長いものには巻かれる
  • 悲しみよりも怒りを感じることが多い

 

第二階層「気づいているステージ」

ねこフィールド

猫

「目の前に起こっている現実は、すべて過去の自分が選択した結果」という認識を実感できている。

特徴
  • 新しいことへの挑戦が楽しい
  • 対人関係が良い方へ大きく改善される
  • 今まで友達と思っていた相手と話が合わなくなり、だんだんと疎遠になり孤独を感じることが増える
  • ワクワクすることや刺激があることを追い求める
  • 自分を見つめる時間が少なくなり、内観がおろそかになりがち

 

ライオンフィールド

ライオン

行動することの意味や、起きる出来事についての意味を考え、自分の思想を豊かにしたり気づきを得たりすることで喜びを感じるタイプ。

特徴
  • 仮説を立てて検証することが好き
  • 対人関係でのストレスがほぼなくなる
  • 自己成長に余念がない
  • 物事のすべてはつながっていると理解している
  • なにかトラブルがあっても「ここから何を学べるか」「今の自分ならどう乗り越えるか」を考える

 

第三階層「悟りステージ」

ペガサスフィールド

ペガサス

自分の思想や気づき、自ら生み出した技術や知恵を、世の中に広めたいという信念を持っている。

特徴
  • 真理の追及に余念がない
  • 怒りをほとんど感じない
  • 不安を感じることがほとんどない
  • 人間が生きることの意味や、生を受けた意味を考える
  • 愛を生き方のベースにしている

 

お釈迦さまフィールド

仏陀

一は全、全は一

特徴
  • 人間だけでなく、物質化されているものはすべてつながっているという認識
  • 無償の愛と無償のやさしさ
  • 自分以外の人の幸福が力の源
  • あらゆる生命に対しての慈愛
  • 尽くすことが人生

 

さいごに

インターネットが普及してからは、人が幸せになるための方法を簡単に知ることができるようになったと思いませんか?

でも、そんな情報社会にいるのにもかかわらず、日本人の幸福度が全世界の中でもかなり低い場所に位置しているのは、いったいなぜでしょうか?

もしかすると、情報が多すぎるせいで、なにが正解かわからないのかもしれません。

あなたが幸せになろうと思ったら、「毎日が幸せ」だと「本当の意味で」言い切れるフィールドまで、あなたの「人間のレベル」を上げていく必要があります。

どうすれば、あなたの「人間のレベル」を正しく理解し、上位レベルへ上げていくことができるのでしょうか。

その答えが書かれているのが「幸福のための人間のレベル論」です。

本書を読めば、人が生きづらさや不幸感から抜け出し、真の幸福を手に入れ、一生ぶれない自分づくりをする方法が分かりますよ。

それじゃ、またね。

 

 

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