こんにちは、いちもくです。
MBAを学んでみたいけれど、時間もお金もかかるから自分には無理だと決めつけていませんか?
MBA自体はビジネススクールに通わないと取得できませんが、スクールで扱う内容を本や参考書で学ぶことはきます。
とは言っても、何の予備知識もないまま専門書を読んだところで、すぐに実践に活かせるとは限りません。
なにはともあれ、まずはMBAの概要を理解する必要があります。
そんなMBA経営戦略を漫画でわかりやすく学ぶのにおすすめの本が「マンガでわかる!ハーバード式経営戦略」です。
ハーバード大学に1908年に設立された「ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)」は、名実ともにMBAのトップ校。
「ポジショニング学派」の頂点に君臨する、マイケル・ポーター教授の経営理論や、「マーケティング界のドラッカー」の異名をとるセオドア・レビット名誉教授など、世界最高峰の経営理論が学べるスクールです。
そんなハーバードビジネススクールで学ぶ経営理論を、日本の中小企業を舞台にフィールドメソッド形式で紹介したのが、「マンガでわかる!ハーバード式経営戦略」。
今回は、マンガでわかる!ハーバード式経営戦略の重要エッセンスを詳しく解説していきます。
マンガでビジネス書を読むメリット
読書の習慣がない人にとって、難解なビジネス書を1冊読むのはけっこう大変なこと。
読むだけでも大変ですが、本の要点を理解して実践しようと思ったら、かなりハードルが高いのではないでしょうか。
読書が苦手な人にこそおすすめしたいのが、ビジネスコミックの活用です。
ビジネスコミックとは、難解なビジネス書をマンガでわかりやすく解説した本。
短い時間でサクサク読めるので、原著を読まなくてもポイントをつかむことができます。
原著を読む前にビジネスコミックでポイントを押さえておけば、原著を読んだときに内容を理解しやすくなります。
マンガでわかる! ハーバード式経営戦略のストーリー
主人公は、東京の会社で毎日忙しく働く安部百花(あべももか)。
「クライアントから頼りにされている」
「私にしかできない仕事だから、休んでなんかいられない」
と信じて毎日仕事をしていましたが、ふとしたきっかけで「私じゃなくてもいいんだ・・・」と緊張の糸が切れてしまいます。
あっさりと東京の会社をやめて、地元へUターンする百花。
地元で就職する中、偶然出会ったのが、優しく体を包み込むフワフワのタオルでした。
「この感動を世界中に広めたい」
そう思った百花は、タオル製造会社に勤めることにします。
「私の人生は、今日から変わる!」
・・・はずだったのですが、入社して1年、決まりきったルーチンワークをこなすだけの退屈な日々を送っていました。
海外製の安価なタオルに市場を奪われ続け、徐々に傾き始める会社の経営。
そんなとき、百花の目の前にハーバードMBAに留学中の前橋暁人(まえはしあきと)が現れます。
MBAで学んだ知識を使って、会社を1週間で立て直してみせると豪語する前橋。
世界最高峰のハーバード式経営理論を使って、はたして百花は会社を立ちなおしていくことができるのでしょうか?
マンガでわかる! ハーバード式経営戦略の魅力
ハーバード式経営理論の概要を、マンガで理解できる
マンガでわかる!ハーバード式経営戦略では、ハーバード・ビジネス・スクールで学べる世界最高峰の経営理論が、非常に分かりやすくかみ砕いて説明されています。
本書は4章構成になっており、
第1章
ビジネスをする上で必ず知っておきたい、業界分析や自社の業界内の立ち位置について、ハーバード・ビジネス・スクールででもっとも有名な教授であるマイケル・ポーターの「ポジショニング戦略論」を使って解説。
ライバルがいない市場を探して、そこで成功することを目指す「ブルーオーシャン戦略」について、実践的な方法を紹介。
第2章
今日のマーケティング理論にもっとも影響を与えた、元ハーバード・ビジネス・スクール名誉教授のセオドア・レビットの理論「マーケティングの近視眼」の最重要ポイントをマンガで解説。
新規事業立ち上げの段階で使える、アメリカ西海岸で発展したビジネス理論「リーン・スタートアップ理論」を解説。
最新のマーケティング理論「ペルソナ・マーケティング」の具体的方法を紹介。
第3章
世界的企業も導入している、ハーバードで生まれた最新のイノベーション戦略「オープン・イノベーション戦略」を紹介。
一般の企業でどうやって導入すればいいのか、中小企業の加賀美タオルのケースを使って、マンガで分かりやすく解説。
第4章
マイケル・ポーターが近年打ち出した「CSV戦略」について紹介。
企業が衰退してしまうのはなぜか、といった根本的な問いに答えつつ、企業がどのように「進化」をしていけばいいのかの道筋を、ポーターの最新経営論を使って解説。
という構成になっています。
いずれも最新のMBAで学ぶ理論ばかり。
ハーバード・ビジネス・スクールでの最重要基本事項を、マンガで簡単に理解できるんです。
世界最高峰の経営理論をザックリと理解できる、「超」入門書となっています。
経営理論を中小企業で実践に活かす方法がわかる
マイケル・ポーターの「ポジショニング戦略論」や、
セオドア・レビットの理論「マーケティングの近視眼」
これらの理論は、書籍を読んだだけでは完全に理解するのが難しいものです。
実際の経営に活かそうと思って学んでも、理論を理解する時点で挫折してしまう人も多いはず。
でもマンガでわかる!ハーバード式経営戦略では、これkら世界最高峰の経営理論が、地方のタオル製造会社という中小企業を舞台にしたストーリーの中で紹介されています。
マンガの中にも、「MBAってすごいね」という百花に対して、前橋が「実行するのは難しいんだ」と答えるシーンがあります。
理論を理解しても、いざ自分の会社に当てはめて実践するのは難しいもの。
本書ではストーリーを通して、実際のコンサルティングの現場を体験できるのが魅力。
自分の会社に合わせた、経営理論の実践方法をイメージしやすいんです。
さいごに
MBAを学んでみたいけれど、時間もお金もかかるから自分には無理だと決めつけていませんか?
MBA自体はビジネススクールに通わないと取得できませんが、スクールで扱う内容を本や参考書で学ぶことはきます。
とは言っても、何の予備知識もないまま専門書を読んだところで、すぐに実践に活かせるとは限りません。
なにはともあれ、まずはMBAの概要を理解する必要があります。
そんなMBA経営戦略を漫画でわかりやすく学ぶのにおすすめの本が「マンガでわかる!ハーバード式経営戦略」です。
ハーバード大学に1908年に設立された「ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)」は、名実ともにMBAのトップ校。
「ポジショニング学派」の頂点に君臨する、マイケル・ポーター教授の経営理論や、「マーケティング界のドラッカー」の異名をとるセオドア・レビット名誉教授など、世界最高峰の経営理論が学べるスクールです。
そんなハーバードビジネススクールで学ぶ経営理論を、日本の中小企業を舞台にフィールドメソッド形式で紹介したのが、「マンガでわかる!ハーバード式経営戦略」。
世界最高峰の経営理論をザックリと理解できる、おすすめの本ですよ。
それじゃ、またね。
コメントを投稿するにはログインしてください。