こんにちは、いちもくです。
最近、SDGs(エスディージーズ)という言葉を見かけるようになったと思いませんか?
「SDGs」とは2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと。
“誰も置き去りにしない(leave no one behind)”を合言葉に、「1貧困をなくそう」「2飢餓をゼロに」など17の目標が設定されています。
日本でも、企業を中心にSDGsを活用した取り組みが始まっています。
でも、具体的に何をすればいいのか、そもそもSDGsとはなにか、よく分からないという人は多いのではないでしょうか?
そんな人におすすめなのが「マンガでわかるSDGs」です。
本書では、SDGsとはどのようなものなのか、SDGsに取り組むことでどのようなメリットがあるのかを、マンガで分かりやすく解説されています。
今回は、そんな「マンガでわかるSDGs」の魅力について、詳しく解説していきます。
マンガでビジネス書を読むメリット
読書の習慣がない人にとって、難解なビジネス書を1冊読むのはけっこう大変なこと。
読むだけでも大変ですが、本の要点を理解して実践しようと思ったら、かなりハードルが高いのではないでしょうか。
読書が苦手な人にこそおすすめしたいのが、ビジネスコミックの活用です。
ビジネスコミックとは、難解なビジネス書をマンガでわかりやすく解説した本。
短い時間でサクサク読めるので、原著を読まなくてもポイントをつかむことができます。
原著を読む前にビジネスコミックでポイントを押さえておけば、原著を読んだときに内容を理解しやすくなります。
マンガでわかるSDGsのストーリー
主人公は、静岡のお茶メーカーの総務部で働く、池嶋 亮子(いけしま りょうこ)。
ある日突然、雪田社長から呼ばれ「SDGsの推進室 室長」に任命されます。
社長からSDGsについて何も説明されないまま、皆の前でSDGs推進室長として紹介されてしまう亮子。
戸惑う皆を尻目に、社長は「みんなそれぞれ、SDGsについて調べて自分で何ができるか考えるように」と言い残して去っていきます。
仕方なく、SDGsについて調べる亮子でしたが、難しくていまいち理解できません。
調べれば調べるほど、世界のための壮大な目標に対して、静岡のちっぽけなお茶メーカーができることがあるのかと不安になってしまいます。
そんな亮子ですが、ふとしたきっかけで元主婦の起業家やコンサルタントと出会います。
さまざまな人との出会いを通じて、SDGsの持つ真の目的と魅力に気付きはじめる亮子。
果たして、お茶メーカーとしてどのようにSDGsへ取り組むことになるのでしょうか。
マンガでわかるSDGsの魅力
SDGsとは何なのか、わかりやすく解説されている
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の頭文字を取った略称のこと。
日本では「持続可能な開発目標」と訳されています。
これだけ見ても、内容を理解できる人はまずいないのではないでしょうか。
マンガでわかるSDGsでは、そもそもSDGsとは何なのかについて、非常に分かりやすく解説されています。
まずはMDGsというものがあり、
その後継として、SDGsが2015年9月の国連サミットで採択されました。
SDGsが掲げている目標は、17の分野別目標と169の達成基準。
この目標と達成基準が、マンガで分かりやすく解説されています。
特に興味深いのが、「持続可能な開発」という概念の解説。
マンガのストーリーを通して、SDGsを詳しく理解できます。
日本企業での具体的な取り組みが分かる
日本では、企業や自治体、学校、NPOなどで、SDGsの取り組みが徐々に広がりつつあります。
2017年に政府や外務省を中心に「ジャパンSDGsアワード」が創設されました。
外務省ホームページには、過去のアワード結果が公開されています。
本書の中では、
- 自社商品を活用して世界の衛生環境を向上した、サラヤ株式会社
- 多様な人々が働けるチョコレートブランドを展開する、一般社団法人ラ・バルカグループ
- SDGsに関する情報発信拠点をオープンした、SUNSHOW GROUP
という3つの取り組み事例が紹介されています。
中小企業が、SDGsに取り組むメリットが分かる
企業による社会貢献活動と言えば、これはではCSR(Corporate Social Responsibility)日本語で「企業の社会的責任」という言葉が頻繁に使われてきました。
CSR活動として一般的だったのは、慈善団体への寄付など、シンプルで分かりやすい社会貢献など。
これに対してSDGsでは、各企業が「それぞれの本業」を通じて、目標達成に取り組む必要があります。
つまり、それぞれの企業の得意分野を、世界のために活用するということ。
そのためには、長期的な視点で経営を考え、事業を展開する必要があります。
意思決定のスピードが速く、さまざまな顧客ニーズに柔軟に対応できるのが、中小企業の強み。
そもそも中小企業によっては、経営理念が明示化されていないことも多いはずです。
SDGsを基軸にして、経営理念を社会的使命に沿って実現していけば、持続可能な事業を営むのも夢ではありません。
さいごに
最近、SDGs(エスディージーズ)という言葉を見かけるようになったと思いませんか?
「SDGs」とは2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと。
“誰も置き去りにしない(leave no one behind)”を合言葉に、「1貧困をなくそう」「2飢餓をゼロに」など17の目標が設定されています。
日本でも、企業を中心にSDGsを活用した取り組みが始まっています。
でも、具体的に何をすればいいのか、そもそもSDGsとはなにか、よく分からないという人は多いのではないでしょうか?
そんな人におすすめなのが「マンガでわかるSDGs」です。
本書では、SDGsとはどのようなものなのか、SDGsに取り組むことでどのようなメリットがあるのかを、マンガで分かりやすく解説されています。
「SDGsは自分には関係ないと思っている」
「調べてみたけれど、難しくて良く分からなかった」
といった人にぜひ読んでもらいたい、おすすめの本ですよ。
それじゃ、またね。
コメントを投稿するにはログインしてください。