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【書評】マンガで身につく多動力

多動力

こんにちは、いちもくです。

会社や組織で働いていると「これをやることに、いったい何の意味があるの?」と思えるような仕事が、1つくらいはあるのではないでしょうか?

そんなとき「とにかく言われたことを言われたとおりにやっておけば、文句は言われないだろう」と考えてしまう人は要注意。

普段から自分の頭で考えるクセをつけておかないと、予期せぬ災害やアクシデントに見舞われたときに何の対処もできません。

自分の頭で考え、行動できるようになりたいと思っている人におすすめの本が、堀江貴文さんの「マンガで身につく多動力」。

多動力とは、複数の異なるタスクを同時にこなす力のことです。

あれこれ考えてるヒマがあったら、今すぐ行動する。

たったそれだけで、突然のトラブルにも対応できる柔軟さと、圧倒的な仕事の処理スピードが身につきます。

今回は、そんな「マンガで身につく多動力」の重要エッセンスを、詳しく解説していきます。

 

マンガでビジネス書を読むメリット

読書の習慣がない人にとって、難解なビジネス書を1冊読むのはけっこう大変なこと。

読むだけでも大変ですが、本の要点を理解して実践しようと思ったら、かなりハードルが高いのではないでしょうか。

読書が苦手な人にこそおすすめしたいのが、ビジネスコミックの活用です。

ビジネスコミックとは、難解なビジネス書をマンガでわかりやすく解説した本。

短い時間でサクサク読めるので、原著を読まなくてもポイントをつかむことができます。

原著を読む前にビジネスコミックでポイントを押さえておけば、原著を読んだときに内容を理解しやすくなります。

 

マンガで身につく多動力のストーリー

主人公は、旧態依然とした会社に勤める、若手サラリーマンの鈴木健太郎。

マンガで身につく多動力引用:マンガで身につく多動力

社内は昔ながらのやり方から脱却できず、

  • ムダなハンコ
  • ムダな会議
  • ムダな挨拶

と、ムダなことばかり。

マンガで身につく多動力引用:マンガで身につく多動力

入社当初は鈴木も違和感を感じていましたが、いつしか会社とはそういうものだと自分に言い聞かせ、無理矢理納得させるようになっていました。

一方、同じフロアには、営業成績は常にナンバーワン、副業で給料の3倍稼いでいるという規格外の先輩社員・堀口靖史がいました。

マンガで身につく多動力引用:マンガで身につく多動力

そんなある日、会社のビルが社員ごと無人島に転送されてしまいます。

マンガで身につく多動力引用:マンガで身につく多動力

異常事態にも関わらず、通常業務を進めるよう指示を出す社長や課長。

そんな上司を横目に、つまらない常識にとらわれるのをクソだと吐き捨てる堀口。

無人島のサバイバル生活で、堀口の「多動力」が存分に発揮されはじめます。

異常事態を楽しみながら生き抜く堀口。

そんな堀口に影響され、鈴木や社員たちの意識が徐々に変化していきます。

はたして、社員は無事に無人島から脱出することができるのでしょうか。

 

マンガで身につく多動力の魅力

18の「多動力エッセンス」をマンガのストーリーで学べる

本書では、堀口と鈴木を中心としたストーリーが展開し、各章の最後には多動力エッセンスが文章で解説されています。

紹介されている多動力エッセンスは、全部で18。

  1. 電話をかけてくる人間とは仕事をするな
  2. おかしなやつとは距離を取る
  3. 経費精算を自分でやるサラリーマンは出世しない
  4. 1晩10件以上をハシゴしろ
  5. 大事な会議でスマホをいじる勇気を持て
  6. 仕事を選ぶ勇気
  7. 寿司屋の修行なんて意味がない
  8. 三つの肩書をもてばあなたの価値は1万倍になる
  9. 仕事の質は睡眠で決まる
  10. 見切り発車は成功のもと
  11. まずは、一つのことにサルのようにハマれ
  12. 自分の分身に仕事をさせる技術
  13. 99%の会議はいらない
  14. 小利口はバカに勝てない
  15. 恥をかいた分だけ自由になれる
  16. 飽きっぽい人ほど成長する
  17. 永遠の3歳児たれ
  18. 人生に目的なんてない

の18エッセンスです。

ストーリーを通してエッセンスが学べるので、具体的な実践方法をイメージしやすくなっています。

 

他人との距離感が分かってくる

ミーティング

多動力エッセンスを理解すれば、他人との程よい距離感が分かってきます。

たとえば、

電話をかけてくる人間とは仕事をするな

という多動力エッセンスがあります。

仕事をしている最中に電話を鳴らされると、仕事は強制的に中断されてしまいます。

せっかく浮かんだアイデアがあっても、思考が中断されてしまうと、また最初から考え直さなければいけません。

電話は「自分の時間」を奪う最悪のもの。

そもそも電話のような同期通信は、スケジュール調整やちょっとした打ち合わせ、連絡に使う必要はないのかもしれません。

メールやLINE、メッセンジャーを使った非同期通信をもっと有効活用すべきでしょう。

ほかにも、

おかしなやつとは距離を取る

という多動力エッセンスも、他人との適切な距離感を知るうえで重要。

ここでいう「おかしなやつ」とは、人の時間を使うのであれば、正当な対価を支払うべきだという常識が通じない人のことです。

彼らは、他人の時間が有料であることを理解していません。

そんな人と付き合っていては、時間がいくらあっても足りないし、付き合った時間がすべて無駄になってしまいます。

すべての人にとって、1日は24時間。

時間を有効に使うためには、「付き合わない人間」を明確にする必要がありそうです。

人に嫌われることを恐れて、無理して「おかしなやつ」と付き合っていると、短い人生あっという間に終わってしまいます。

自分のやりたいことを実現しようと思ったら、人の時間を奪う「おかしなやつ」は遠ざける必要があります。

 

「原液を作る人間」と「それを薄める人間」の違いが分かる

アバター

ここで言う「原液」とは、起点となる発想のこと。

  • 自分にしか考えられないアイデア
  • 自分にしかできない発言

といったものが「原液」に当たります。

原液は誰でも作りだせます。

でも、多くの人はどうでもいい仕事や誰にでもできる仕事に日々追われてしまいがち。

必要なのは、そんなどうでもいい仕事は思い切って放棄してしまい、原液を絞り出すことに集中することです。

たとえば、ブログやTwitterで自分の考えを発信するのは「原液」をつくるものだと言えます。

その発信に魅力を感じた人がいれば、自然と拡散されます。

絞り出された1滴の原液は、魅力的であればあるほどアメーバのように無限に広がり、自分は何もしかくても何百人、何千人の分身たちが働いて広めてくれるんです。

短時間で結果を出せる起業家やクリエイターは、こうした原液づくりが得意な人たち。

原液を作る側の人間になるか、それとも原液を薄める側の人間になるか。

濃密な原液を作って、多くの人に分け与える人生を歩んだ方が、絶対に面白いはずです。

 

さいごに

会社や組織で働いていると「これをやることに、いったい何の意味があるの?」と思えるような仕事が、1つくらいはあるのではないでしょうか?

そんなとき「とにかく言われたことを言われたとおりにやっておけば、文句は言われないだろう」と考えてしまう人は要注意。

普段から自分の頭で考えるクセをつけておかないと、予期せぬ災害やアクシデントに見舞われたときに何の対処もできません。

自分の頭で考え、行動できるようになりたいと思っている人におすすめの本が、堀江貴文さんの「マンガで身につく多動力」。

多動力とは、複数の異なるタスクを同時にこなす力のことです。

あれこれ考えてるヒマがあったら、今すぐ行動する。

たったそれだけで、突然のトラブルにも対応できる柔軟さと、圧倒的な仕事の処理スピードが身につきますよ。

それじゃ、またね。

 

 

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