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傾聴を学ぶのにおすすめの本7選 傾聴力を高めることで得られるメリットとは?

傾聴本
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こんにちは、いちもくです。

ビジネスでもプライベートでも、人間関係を円滑にするにはコミュニケーション力が必要です。

お互いの信頼関係が築けないと、相手と衝突してストレスを抱えてしまうことにもなりかねません。

一般的に、コミュニケーション能力が高い人といえば、話し上手な人をイメージする人も多いはず。

でも実は、相手の話をしっかり聴くことの方が、話すことの何倍も大事なんです。

聞き上手になれば、自分から多くのことを話さなくても、相手から信頼されるようになります。

「傾聴力」を身につけれることができれば、ビジネスもプライベートもスムーズに進むこと間違いありません。

今回は、そんな傾聴の魅力と、傾聴を学ぶのにおすすめの本を紹介してます。

 

傾聴とは

listening

傾聴とは、相手の話す内容を一切否定せず、深く丁寧に耳を傾けて「聴く」というコミュニケーション技法です。

もともとは、心理カウンセリングなどで用いられていたテクニックでした。

最近では、ビジネスや子育てのシーンで応用されることが増えてきています。

誰しも一度くらいは、相手が話を真剣に聴いてくれずにイライラした経験はあるはず。

傾聴は、単に相手の話を聴くだけの技法ではありません。

相手の表情や声のトーンなどにも注意を払い、相手に共感しつつ、相手の気持ちに寄り添いながら聴くのが「傾聴」です。

傾聴力を高めれば、自然と相手から信頼されるようになります。

悩みを抱えている人の相談に乗る場合でも、相手の気持ちに寄り添いながら話を聴くだけで、自然と問題解決につながっていくことも多いんです。

 

傾聴はこんな人におすすめ
  • 「あなたは人の話を聞かない」と言われたことのある人
  • 会話が続かず、人と話すのが苦手な人
  • 相手がなかなか本音を話してくれないと悩んでいる人
  • 部下や後輩をどう指導すれば良いか分からない人

 

傾聴を学ぶメリット

相手を深く理解できるようになる

カップル

傾聴の姿勢で相手の話を聞けば、相手の置かれている立場や状況を深く理解することができます。

相手の状況が分かれば、相手の考えていることや感情を想像するのも比較的簡単です。

売れないセールスパーソンほど、売りたい商品やサービスのことばかりを話しがち。

相手の話をしっかりと聴き、相手も気付いていなかった困りごとや解決策を引き出せるのが、優秀なセールスパーソンです。

相手から話を引き出すことができれば、あとは求めているものを提供したり、困っていることの解決方法を提案するだけ。

押し売りする必要は一切なく、自然な会話の流れの中でモノが売れ始めます。

 

信頼関係を築ける

信頼

傾聴は、相手と信頼関係を構築するのに非常に役立ちます。

普段の会話では、相手の話をなんとなく聞き流してしまったり、相手の意見に反論してしまうことも多いはず。

これが続くと、「これ以上、この人に話をしても意味がないな」なんて思われてしまう可能性があります。

これでは、信頼関係を築くことはできません。

傾聴では、聞き手はまず話し手の気持ちに寄り添います。

相手の言葉を否定せず、相手の話したい内容に共感します。

こうした姿勢で話を聴くと、話し手は

  • 話を遮らず、自分の話をきちんと聞いてくれる人だ
  • 自分の気持ちを分かってくれる人だ

と感じ、自然と心を開いてくれるようになります。

 

話し手が自ら考えるようになる

カウンセリング

傾聴を実践できるようになると、聞き手が特別なアドバイスをしなくても、話し手は自ら考えて気づきを得られるようになります。

人は誰しも、悩みや不安を抱えているもの。

でも、そのすべてを言葉にできているとは限りません。

話し手が自分の考えを頭の中で整理し、それを言語化して口に出すことで、自分の本当の気持ちや意見に気付くことが多いんです。

悩みや不安を言語化することで、話し手は自らの感情を整理できるようになります。

だから傾聴を上手に活用すれば、子育てや部下育成にも有効なんです。

 

傾聴を学ぶのにおすすめの本

マンガでやさしくわかる傾聴

マンガでやさしくわかる傾聴
漫画でわかりやすく傾聴を学べる本。

主人公は、京長市役所に勤める二階堂いずみ。

新市長に就任した樹木大次郎の発案で、「耳かたむけ課」という部署が新設されることになりました。

耳かたむけ課に配属されたいずみは、次々と訪れる市民たちの対応に悪戦苦闘する日々。

市民から寄せられる相談に対して、いずみは自分の価値観や市のルールを押し付けてしまいます。

当然、相談者からは不満の声が爆発。

そして家に帰っても、「話が長い」という理由から、いずみの愚痴を聴こうとしない夫と娘。

いったいどうすればいいのか分からず、いずみは「耳かたむけ課」の仕事にやりがいを感じられなくなってしまいました。

そんなある日、大次郎市長にトラブルを救ってもらったのがきっかけで、いずみは「傾聴」の大切さを知ります。

大次郎市長のアドバイスのもと、いずみは少しずつ傾聴をマスター。

やがて、市民や職場の人々、家族との関わりに良い変化が訪れはじめます。

プロカウンセラーの聞く技術

プロカウンセラーの聞く技術
聞き方の極意を学べる本。

よりよい人間関係を築くための第一歩は「聞く」ことから始まります。

対人関係に悩む人はもちろん、営業職など、より良い人間関係を築きたい人向けの内容となっています。

臨床心理士として活躍する著者の、実際のカウンセリングでの会話の流れを掲載。

読者に対し「さて、あなたならどう答えますか?」という問いかけが用意されているので、考えながら読み進めることができます。

専門用語はほとんど使われていないので、非常に読みやすい内容となっています。

プロカウンセラーが教えるはじめての傾聴術

はじめての傾聴術
傾聴の基本を学び、共感力を養いたい人に最適な本。

傾聴を実践する上で欠かせない、理論と技術が分かりやすく解説されています。

ほかにも「人間の心の成り立ち」や「傾聴を妨げる心の動き」についても紹介。

後半は実践編となっており、事例を通して「聴き手がやってしまいがちな悪い応答例」と「良い応答例」がその理由と共に紹介されています。

子ども・パートナーの心をひらく「聴く力」

聴く力
子育て中のお父さん・お母さんにぜひ読んでもらいたい本。

「子どもの口数が減った」

「学校に行きたがらない」

「どうしたのと尋ねても答えてくれない」

「夫や妻、祖父や祖母の気がふさぎがち」

こんな時、家族の心を開いてコミュニケーションを取るにはどうすれば良いのでしょうか?

本書では、傾聴カウンセラーとして活躍する著者が、親子関係や夫婦関係がうまくいかず悩んでいる方向けに、相手の心に寄り添って信頼関係を築く「傾聴」の技法を分かりやすく解説してくれています。

本書の内容を実践できれば、家庭で起きる問題の多くは解決できるのかもしれません。

「聞く力」こそが最強の武器である

聞く力こそが最強の武器である
元外交官のエグゼクティブコーチが教える「聞く技術」。

話し方や伝え方を学ぶよりも「聞く」というスキルを身につけるだけで、仕事も人間関係も大きく変わります。

なぜなら、人間関係で問題を抱える人、場で仕事がうまくいかない人の多くが、正しく人の話を聞けていないから。

「聞く力」のスキルを身につけるだけで、人に好かれやすくなり、簡単に信頼関係を築けるようになります。

また、相手から情報を引き出す方法、会話や雑談を弾ませる聞く技術、自分を動かす「自分に質問する技術」など仕事・人生を変える武器としての聞く技術が満載の本です。

 

「聴く力」 磨けば人生うまくいく!

聴く力磨けば人生うまくいく
部下がなかなか仕事を覚えない、とイラ立つ部長のAさん

会話が苦手で女性ともうまく話せない、と悩む公務員のBさん

子供が言うことをきかない、と途方に暮れるキャリアウーマンのCさん

思うように契約が取れずストレスが溜まっている、保険営業マンのDさん

仕事もセンスもバツグンな“姫”なのにさびしい、外資系OLのEさん

同じような悩みを持つ人は、意外と多いのではないでしょうか?

これらの悩みは、すべて「聴く」力不足に原因があるんです。

つまり、現代人に最も必要なのは、「話す力」より「聴く力」。

「聞く」と「訊く」と「聴く」の違いを理解できれば、仕事上のトラブルや人間関係の悩みは解決できます。

EAPコンサルタントとして活躍する著者が、20年以上にわたって人の話を「聴き」続けてきた経験をベースに、自らの失敗談やさまざまな事例を紹介しながら、聴く力の重要性を説いた本です。

 

傾聴術:ひとりで磨ける“聴く”技術

傾聴術
相手の言いたいことを、本当にわかっていますか?

臨床心理士やカウンセラーのみならず、教師、医療・福祉関係者、ボランティアなど、悩み苦しむ人を支える専門家に必要な技術である傾聴。

本書では、傾聴の基礎にある来談者中心療法の真髄を、9つの実際的な場面設定の練習問題で分かりやすく解説しています。

カウンセリング場面を想定して、傾聴技法を独学で学べる内容となっています。

さいごに

ビジネスでもプライベートでも、人間関係を円滑にするにはコミュニケーション力が必要です。

お互いの信頼関係が築けないと、相手と衝突してストレスを抱えてしまうことにもなりかねません。

一般的に、コミュニケーション能力が高い人といえば、話し上手な人をイメージする人も多いはず。

でも実は、相手の話をしっかり聴くことの方が、話すことの何倍も大事なんです。

聞き上手になれば、自分から多くのことを話さなくても、相手から信頼されるようになります。

「傾聴力」を身につけれることができれば、ビジネスもプライベートもスムーズに進むこと間違いありませんよ。

それじゃ、またね。

 

 

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