こんにちは、いちもくです。
他人と話をしてもなかなか会話が続かないし、そもそも何を話せばいいのかわからないという人は多いのではないでしょうか?
そんな人におすすめなのが、自分と相手の気持ちに意識を向けてみること。
世の中には上手に話すためのテクニックを紹介した本はたくさんありますが、話すテクニックをどれだけ身につけても、会話が上手くなることはありません。
大切なのは、相手の話を「聴く」ことと、「質問」することです。
相手の話に興味を示しながら、自然と会話を膨らませる方法をわかりやすく解説している本が「マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方」です。
本書では、会話をとぎれさせることなく、誰とでもムリなく会話する方法が紹介さえています。
自分から話すのは苦手、すぐ黙ってしまうなどの悩みがある方におすすめの1冊。
今回は、「マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方」の重要エッセンスを詳しく解説していきます。
マンガでビジネス書を読むメリット
読書の習慣がない人にとって、難解なビジネス書を1冊読むのはけっこう大変なこと。
読むだけでも大変ですが、本の要点を理解して実践しようと思ったら、かなりハードルが高いのではないでしょうか。
読書が苦手な人にこそおすすめしたいのが、ビジネスコミックの活用です。
ビジネスコミックとは、難解なビジネス書をマンガでわかりやすく解説した本。
短い時間でサクサク読めるので、原著を読まなくてもポイントをつかむことができます。
原著を読む前にビジネスコミックでポイントを押さえておけば、原著を読んだときに内容を理解しやすくなります。
「マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方」のストーリー
主人公は、新人営業マンの竹本サトシ。
会社の創立50周年パーティで、お客様をおもてなしするよう上司から指示を受けます。
でもサトシは会話が苦手で、営業先でもお客様と3分以上会話が続いた試しがありません。
社内でも、同僚ともうまく話ができずにすぐに黙ってしまうほど。
そんなサトシは、上司から「15分以上会話が続くよう、特訓すること!」と言われますが、どうすればいいか分からず途方に暮れていました。
そんなサトシが何気なく入ったカフェで、人と話すのが大好きな店主・野田ヒトミと出逢います。
アナウンサーでもあるヒトミは、話し方で悩んでいる人を見ると放っておけない性格でした。
たまたまカフェにいた、アパレル会社に勤める日比谷ルミも一緒に、話し方のレッスンを受けることになったサトシ。
果たしてサトシは、1ヶ月で話し方をマスターすることができるのでしょうか?
「マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方」の魅力
会話のコツは「自分と相手の気持ちに目を向ける」こと
会話が苦手な人は、相手の言葉に囚われてしまいがちです。
たとえば、
「昨日、世界一の朝食って噂の鎌倉のパンケーキ店に行ったの!」
と言われたとき、会話の苦手な人は
「そのお店って、表参道にもできた有名店だよね?」
「やっぱりお店は混んでたの?」
なんて質問をしてしまいがちです。
これだと、「お店」に焦点を合わせた質問になってしまっています。
相手が話したいのは、本当に「お店」についてなのでしょうか?
会話をするときは、誰もが「自分の気持ちをわかってほしい」と熱望しているもの。
だから焦って質問するのではなく、まずは相手の話を聴いて、相手が何を話したいのか気づくことが大切です。
「昨日、世界一の朝食って噂の鎌倉のパンケーキ店に行ったの!」
と話をはじめた人は、「お店」についてではなく「有名パンケーキ店に行けた感動」を話したかったのかもしれません。
ほかにも、同僚から「会社を辞めたい」と相談されたらどう答えますか?
「何があったの?」
「やめてどうするつもり?」
なんて先を急がず、そこのある気持ちに焦点を当てるのが正解です。
「やめるくらい嫌なことがあったの?」
「そんなにしんどかったんだ」
なんて、気持ちを汲み取る言葉を投げかけると、相手は自分の気持ちをわかってくれる人が現れた喜びで、自然と話はどんどん盛り上がります。
会話で繋がっているのは、言葉ではありません。
自分と相手の気持ちなんです。
- 相手は何を話したいのか
- 相手はどんな気持ちを伝えたいのか
という2つに注意しながら話を聴けば、相手の反応は全く違ってきます。
話がとぎれないだけでなく、相手の好意や信頼を手にすることができます。
相手がどんどん話してくれる「質問のコツ」
相手との会話が膨らみはじめたら、積極的に質問してみましょう。
質問することで、さらに話を深めることができるます。
質問する際にやってしまいがちなのが、相手の情報を次々と訊ねてしまうこと。
たとえばデザイナーに対して、
「次のデザイン案はいつ上がりますか?」
「前回の展示会の反応はどうでしたか?」
なんて質問をしてしまうのは良くありません。
これだと一問一答形式の答えになってしまい、会話のラリーが続かないんです。
質問するときに心がけたいのが、「情報」だけに注目するのではなく、相手の「気持ち」をたずねてみること。
たとえばデザイナーに対して質問する場合、
「常に新しいデザインを求められるのって、プレッシャーですよね」
「お客様の反応も気になるんじゃないですか」
といった、気持ちを刺激する言葉を追加してみます。
気持ちを刺激された人は、過去のエピソードを語りやすくなります。
喜び・悲しみ・怒りなど、どのような感情であっても、まずは相手の気持ちに焦点を当ててたずねてみるのがおすすめ。
相手は喜んで心の内を話してくれるようになります。
モノや出来事ではなく、相手に注目すればいい
相手が嬉しそうに話しているけれど、どうしても興味がわかないというときもあります。
でもそんなときは、話の内容ではなく「相手そのもの」を見るようにすれば、会話が途端に面白くなるもの。
たとえば、相手は野球が大好きだけど自分は全く興味がないという場合はどうすればいいのでしょうか?
そんなときは、野球の話をするのではなく、相手の個性に注目して質問してみます。
「普段どうやってチケットを買っているんですか?」
「観戦中に必ず買うものって何かありますか?」
「どこの席を選ぶことが多いですか?」
といった質問ができれば、共感できると部分が見つけやすくなり、話が拡がります。
どんな会話でも、相手に注目するだけで、これまで知らなかった
- 自分とは違う人生
- 行動
- 価値観
- 言葉
に出会うことができ、驚きや発見を得られるんです。
さいごに
他人と話をしてもなかなか会話が続かないし、そもそも何を話せばいいのかわからないという人は多いのではないでしょうか?
そんな人におすすめなのが、自分と相手の気持ちに意識を向けてみること。
世の中には上手に話すためのテクニックを紹介した本はたくさんありますが、話すテクニックをどれだけ身につけても、会話が上手くなることはありません。
大切なのは、相手の話を「聴く」ことと、「質問」することです。
相手の話に興味を示しながら、自然と会話を膨らませる方法をわかりやすく解説している本が「マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方」です。
本書では、会話をとぎれさせることなく、誰とでもムリなく会話する方法が紹介さえています。
自分から話すのは苦手、すぐ黙ってしまうなどの悩みがある方におすすめの1冊ですよ。
それじゃ、またね。
コメントを投稿するにはログインしてください。