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【書評】マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方

やあ、いちもくだよ。

僕は普段、商社で営業マネジメントの仕事をしているんだ。

今でこそ、毎日のように客先で価格交渉したり大人数の前でプレゼンしたりしているんだけど、新入社員の頃は人と話すのが大の苦手だったんだ。

商談中に何を話せばいいのかわからなくなって、ずっと沈黙してしまうことも多かったんだよね。

飲み会の席でも、会話が盛り上がっている中に入るタイミングが分からなくて、一人黙々とお酒を飲み続けていたり。

そんな自分が大嫌いで、なんとかして変わりたいと思い、恥をしのんでコミュ力が高そうな同期に会話のコツを教えてもらったんだ。

同期が普段やっていたことは、とってもシンプル。

相手の話をじっくり聴いて、相手を否定せずにどんどん質問し、話を拡げていくということだったんだ。

そんな会話のコツをつかんでからは、営業や飲み会の席が徐々に楽しくなっていって、今では部署に配属された新人スタッフに話し方のコツをレクチャーできるようにもなったよ。

レクチャーする際に参考にしているのが、「誰とでも15分以上 会話がとぎれない話し方 66のルール」という本。

レクチャーだけでは物足りなさそうなスタッフには、短時間で読めて大切なエッセンスがギュッと詰まっている「マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話が途切れない!話し方」を買って読むように勧めているよ。

 

マンガでビジネス書を読むメリット

読書の習慣がない人にとって、難解なビジネス書を1冊読むのは結構大変なこと。

読むだけでも大変なのに、本の要点をつかんで実践するとなると、かなりハードルが高いよね。

そんな読書が苦手な人にぜひおすすめしたいのが、ビジネスコミックを活用すること。

ビジネスコミックとは、難解なビジネス書をマンガでわかりやすく解説した本なんだ。

短い時間でサクサク読めるから、原著を読まなくてもポイントをつかむことができるよ。

原著を読む前にビジネスコミックでポイントを押さえておけば、原著を読んだときに内容をカンタンに理解することができるんだ。

 

「マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方」のストーリー

主人公は、新人営業マンの竹本サトシ。

会社の創立50周年パーティで、お客様をおもてなしするよう上司から命令されるんだ。

マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方引用:マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方

でもサトシは会話が苦手で、営業先でもお客様と3分も会話が続かないし、同僚ともうまく話せなくてすぐに黙ってしまう状況。

上司からは「15分以上会話が続くよう、特訓すること!」と言われるが、どうすればいいか分からず途方に暮れていたんだ。

そんなサトシが何気なく入ったカフェにいたのは、人と話すのが大好きな店主・野田ヒトミ。

マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方引用:マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方

アナウンサーでもあるヒトミは、話し方で悩んでいる人を見ると放っておけない性格だったんだ。

たまたまカフェにいた、アパレル会社に勤める日比谷ルミも一緒になって、話し方のレッスンが始まるというストーリーだよ。

マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方引用:マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方

 

 

「マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方」の魅力

会話のコツは「自分と相手の気持ちに目を向ける」ことだと分かる

パンケーキ

会話が苦手な人って、相手の言葉に囚われてしまいがちなんだよね。

「昨日、世界一の朝食って噂の鎌倉のパンケーキ店に行ったの!」

なんて言われたとき、会話の苦手な人は

「そのお店って、表参道にもできた有名店だよね?」

「やっぱりお店は混んでたの?」

なんて質問をしがちなんだ。

でもこれって、相手が話しはじめた「お店」に焦点を合わせて色々質問しているわけだよね。

もしかして相手は、ほかに話したいことがあるのかもしれないよ。

会話をするときは、誰もが「自分の気持ちをわかってほしい」と熱望しているもの。

だから焦って質問したりするんじゃなくて、まずは相手の話を聴いて、相手が何を話したいのか気づくことが必要なんだ。

たとえば、「会社を辞めたい」と言われたらどうする?

「何があったの?」

「やめてどうするつもり?」

なんて先を急がず、そこのある気持ちに焦点を当てるんだ。

「やめるくらい嫌なことがあったの?」

「そんなにしんどかったんだ」

なんて、気持ちを汲み取る言葉を投げかけると、相手は自分の気持ちをわかってくれる人が現れた喜びで、話がどんどん盛り上がっていくはずだよ。

会話で繋がっているのは、言葉ではなく自分と相手の気持ちなんだ。

  • 相手は何を話したいのか
  • 相手はどんな気持ちを伝えたいのか

という2つに注意しながら話を聴けば、相手の反応は違ってくるよ。

話が弾むだけでなく、相手の好意や信頼まで手にすることができるんだ。

 

相手がどんどん話してくれる質問のコツが分かる

デザイナー

相手との会話が徐々に膨らみ始めたら、積極的に質問することでさらに話を深めることができるんだ。

質問するときにやってしまいな間違いが、相手の情報を次々と訊ねてしまうこと。

たとえばデザイナーに対して、

「次のデザイン案はいつ上がりますか?」

「前回の展示会の反応はどうでしたか?」

といった質問をしてしまうことだね。

これだと一問一答形式の答えになってしまうから、会話のラリーがなかなか続かないんだ。

質問する際に試して欲しいのが、「情報」のみに注目するのではなくて、相手の「気持ち」を尋ねてみること。

たとえばデザイナーに対して質問する場合、

「常に新しいデザインを求められるのって、プレッシャーですよね」

「お客様の反応も気になるんじゃないですか」

といった、気持ちを刺激する言葉を追加してみよう。

気持ちを刺激されると、イメージが膨らんでエピソードが出やすくなるんだ。

喜び・悲しみ・怒りなど、どのような感情であっても、まずは相手の気持ちに焦点を当てて尋ねてみるのがおすすめ。

相手は喜んで心の内を話してくれるようになるはずだよ。

 

モノや出来事ではなく、相手に注目すればいいんだと気づける

baseball

相手が嬉しそうに話している内容に、どうしても興味がわかない時ってあるよね。

そんな状況で会話を続けるのはきついもの。

でもそんなときは、話の内容ではなく「相手そのもの」を見るようにすると会話は途端に面白くなるよ。

たとえば、相手は野球が大好きだけど自分は全く興味がないという場合。

野球自体の話をするんじゃなくて、相手の個性に注目して質問するんだ。

「普段どうやってチケットを買っているんですか?」

「観戦中に必ず買うものって何かありますか?」

「どこの席を選ぶことが多いですか?」

といった質問ができそうだね。

こうすれば、共感できるところが見つけやすいし、話を拡げやすくなるんだ。

これまで知らなかった、自分とは違う人生、行動、価値観、言葉に出会うことで感じる、驚きや発見。

こうした感動を味わえるのが、人と会話することの面白さなんじゃないかな。

 

さいごに

「マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方」は、会話力アップのコツをマンガでわかりやすく解説した本なんだ。

本書に書かれたさまざまなテクニックは、相手の話に興味を示しながら、無理せず自然に会話を膨らませていくという方法ばかり。

だから相手が好む話題をあれこれ考えたり、話を膨らませるテクニックをたくさん駆使したりする必要は全くないんだ。

やるべきことは、たった1つ。

それは、自分と相手の気持ちに目を向けることなんだ。

目の前にいる人の「気持ち」に注目して話を聴くことができれば、どんな相手とも無理せず、自分のペースで会話を弾ませていくことができるようになっていくよ。

じゃ、またね。

 

 

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