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【書評】有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。

有名すぎる文学作品

やあ、いちもくだよ。

僕は本が大好きで、毎月50冊くらいさまざまなジャンルの本を読んでいるんだ。

ビジネス書や歴史小説が大好きなんだけど、文学作品はあまり読む機会がなかったんだよね。

たまには有名文学作品を読んでみようと思って書店に行ったら、見つけたのが「有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。」という本。

太宰治や夏目漱石、芥川龍之介、森鴎外といった文豪の作品を、水木しげる風タッチの漫画でわかりやすく要約しているんだ。

  • 読んだことのない作品は、なんとなく読んだ気になれる
  • 読んだことのある作品は、もう一度読みたくなってくる

というおすすめの本だったよ。

 

「有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。」収録作品

太宰治「人間失格

中島敦「山月記

梶井基次郎「檸檬

森鴎外「舞姫

坂口安吾「桜の森の満開の下

フランツ・カフカ「変身

宮沢賢治「注文の多い料理店

永井荷風「濹東綺譚

泉鏡花「高野聖

夏目漱石「三四郎

アンデルセン「雪の女王

芥川龍之介「羅生門

田山花袋「蒲団

幸田露伴「五重塔

新美南吉「ごん狐

樋口一葉「たけくらべ

魯迅「阿Q正伝

伊藤左千夫「野菊の墓

トルストイ「イワンのばか

エドガー・アラン・ポー「モルグ街の殺人

菊池寛「恩讐の彼方に

二葉亭四迷「浮雲

グリム兄弟「ラプンツェル

夢野久作「ドグラ・マグラ

堀辰雄「風立ちぬ

 

「有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。」の魅力

たった10ページで作品の概要が分かる

有名すぎる文学作品引用:有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。

有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。の一番の魅力は、たった10ページほどの要約で、作品の概要を理解できるということ。

文学作品って、ストーリー展開のテンポが遅かったり、難解な表現が使われていることが多いからね。

まずは作品のあらましを知って、そこから好きな作品を読み込んでいくという「地図」のような使い方をするのにピッタリの本だよ。

「たった10ページで、超大作の文学作品の何が分かるの?」

と思うかもしれないけれど、結構な情報量が詰まっているんだ。

大まかなストーリーを理解できるのはもちろん、漫画で描かれている登場人物の表情・服装・背景や街並みから得られる情報が多いんだよね。

背景がかなり描き込まれているから、文字を読んで情景描写をイメージするよりもサクサク読み進めることができるよ。

 

読んだことのない作品は、なんとなく読んだ気になれる 読んだことのある作品は、もう一度読みたくなってくる

太宰治引用:有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。

紹介されている25の文学作品は、どれも一度は読んでおきたい作品ばかり。

でも実際に本を手に取って読もうと思ったら、2時間以上はかかる作品ばかりなんだよね。

わずか10ページ程度に要約された漫画を読めば、をなんとなく原作を読んだ気になれるんだ。

そして読んだことのある作品は、

「そうそう、こんな内容だったな」

と、不思議ともう一度読みたくなってくるんだよね。

いい感じに内容がはしょられているから、面白そうな作品と出会えれば「もっと読みたい」という気持ちにさせてくれるよ。

実際に1冊の文学作品を読み終えても、内容を全て覚えているわけではないからね。

漫画の要約を読んでも、原作を読んでも、ほぼ同じような感想が得られるんじゃないかな。

作品のポイントや大まかなストーリーが押さえられているから、

  • 読んだことのない作品は、なんとなく読んだ気になれる
  • 読んだことのある作品は、もう一度読みたくなってくる

という本になっているよ。

 

ドリヤス工場先生のタッチが秀逸

著者は、水木しげる先生のタッチを忠実に再現した絵を描く、ドリヤス工場先生。

この寂しげな絵のタッチが、ハッピーエンドを迎えるとは限らない文学作品の魅力を忠実に再現してくれているんだ。

漫画を読んでまず驚くのが、無駄な情報や周りくどい説明が一切ないということ。

わずか10ページで文学作品を紹介しようと思ったら、1コマにかなり多くの情報を詰め込まなきゃいけなくなるよね。

無駄な情報はないんだけど、必要な情報が整理されて描かれているから、分かりやすくてサクサク読み進めていくことができるんだ。

水木しげる先生風のタッチから伝わる、登場人物の悲しみや苦しみ。

文学作品独特の「間」も、わずか10ページの漫画の中で再現されているんだ。

 

さいごに

「有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。」は、太宰治・夏目漱石・芥川龍之介・森鴎外といった文豪の作品を、水木しげる風タッチの漫画でわかりやすく要約している本なんだ。

  • 読んだことのない作品は、なんとなく読んだ気になれる
  • 読んだことのある作品は、もう一度読みたくなってくる

という不思議な本。

原作の内容はかなりはしょられているから、10ページの漫画を読んだだけで文学作品を読んだ気になるのは危険だけど、導入として読むにはピッタリだね。

原作の美しい言葉を使った情景描写や、登場人物の心理描写は、漫画を読むだけではわからないんだ。

「有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。」で興味を持てる作品を見つけたら、ぜひ原作を手に取って読んでみるのがおすすめだよ。

じゃ、またね。

 

 

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