面白いおすすめの伊坂幸太郎作品10選|様々な作品に同一キャラクターが登場するのを見つけると、思わず「ニヤリ」としてしまう

スポンサードリンク



やあ、いちもくだよ。

僕は小説が好きで毎日本を読んでいるんだけど、面白い小説と出会ったら、その作家の作品を続けて読むことが多いんだ。

最近続けて読んだのが、伊坂幸太郎先生の作品。

第25回吉川英治文学新人賞を受賞した『アヒルと鴨のコインロッカー』や、第21回山本周五郎賞を受賞した『ゴールデンスランバー』を書いた作家なんだ。

村上春樹作品を彷彿とさせる作風なんだけど、伏線をラストで一気に回収していくストーリーが多くて、最後まで一気に読み進めたい魅力的な作品が多いんだ。

 

伊坂幸太郎作品の魅力

伊坂幸太郎先生は、1971年生まれの千葉県松戸市出身。

東北大学法学部を卒業後、システムエンジニアとして働いていたんだ。

エンジニアとして働きながら、数々の文学賞に応募。

デビュー作は、2000年に新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した『オーデュボンの祈り』なんだ。

賞を受賞してからは、本格的な作家活動を開始するよ。

伊坂幸太郎先生の作品には、複数の作品で同じ名前の人物が登場したり、舞台設定や事件がリンクしているものが多いんだ。

だから先生の作品を続けて読むと、同じ世界観や設定を見つけたときに、思わずニヤリとしてしまうんだ。

 

オーデュボンの祈り

あらすじ

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。

江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。

嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。

次の日カカシが殺される。

無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。

未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?

引用:「BOOK」データベース

 

感想

2000年に新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した、伊坂幸太郎先生のデビュー作だよ。

インパクトのある冒頭から、一気に世界観に惹き込まれていく内容なんだ。

喋るカカシが棲むという不思議でユニークな世界が舞台。

ミステリーとしてだけでなく、ファンタジーとしても楽しめる作品だね。

 

ラッシュライフ

あらすじ

泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。

父に自殺された青年は神に憧れる。

女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。

職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。

幕間には歩くバラバラ死体が登場。

並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。

引用:「BOOK」データベース

 

感想

全部で5つのストーリーが、複雑に絡み合いながら進んでいく物語だよ。

時系列がバラバラだから、頭の中でストーリーを整理しながら、じっくり読むのがおすすめ。

複数のストーリーが絡み合うというパターンの小説は、時系列を合わせて書かれる作品が多いんだけど、このラッシュライフは違うんだ。

そこがこの作品の魅力だね。

 

陽気なギャングが地球を回す

あらすじ

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。

この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった・・・はずが、思わぬ誤算が。

せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされてしまう。

奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現するという、ハイテンポな都会派サスペンス。

引用:「BOOK」データベース

 

感想

映画化された作品だね。

会話中心に物語が進んでいくから、読みやすくてどんどんストーリーを読み進められるんだ。

個性豊かな登場人物の魅力が、存分に味わえる作品だよ。

 

重力ピエロ

あらすじ

兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。

家族には、過去に辛い出来事があった。

その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。

連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。

そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。

謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは・・・。

引用:「BOOK」データベース

 

感想

家族愛をテーマにした作品。

登場人物の芝居じみた会話が印象的な、伊坂ワールド全開の作品だよ。

こんな会話を交わす家族なんて、本当にいるわけないと思いながらも、ついつい惹き込まれて読んでしまう魅力に溢れているんだ。

 

アヒルと鴨のコインロッカー

あらすじ

引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。

初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。

彼の標的は―たった一冊の広辞苑。

そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ。

引用:「BOOK」データベース

 

感想

第25回吉川英治文学新人賞の受賞作だよ。

「2年前」と「現在」の、2つの時間軸に沿って物語が進んでいくんだ。

2年前のストーリーに登場する人たちは、現在のストーリーで果たしてどのような存在なのか。

一見しただけでは意味が分からない、『アヒルと鴨のコインロッカー』というタイトルは、最後まで読むと腑に落ちるんだ。

 

グラスホッパー

あらすじ

「復讐を横取りされた。嘘?」

元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。

どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。

鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。

一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。

それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。

引用:「BOOK」データベース

 

感想

サラリと読み進められる作品だよ。

僕は登場人物にあまり共感することができなかったんだけど、そんな不満もラストの一文を読めば、一気に解消されたんだ。

 

フィッシュストーリー

あらすじ

最後のレコーディングに臨んだ、売れないロックバンド。

「いい曲なんだよ。届けよ、誰かに」テープに記録された言葉は、未来に届いて世界を救う。

時空をまたいでリンクした出来事が、胸のすくエンディングへと一閃に向かう瞠目の表題作ほか、伊坂ワールドの人気者・黒澤が大活躍の「サクリファイス」「ポテチ」など、変幻自在の筆致で繰り出される中篇四連打。

引用:「BOOK」データベース

 

感想

4つの短編が収録された本だよ。

数々の伊坂作品に登場する、「黒澤」って人物が魅力的で、僕は大好きなんだ。

そんな黒澤の、新たな魅力を味わうことができる作品だね。

軽く読めてしまう内容だから、他の伊坂作品と比べると、少し物足りなさを感じてしまうかもしれないね。

サクッと読み終わった後、また新しい伊坂作品を手にしたくなる本なんだ。

 

モダンタイムス

あらすじ

恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、ある出会い系サイトの仕様変更だった。

けれどもそのプログラムには不明な点が多く、発注元すら分からない。

そんな中、プロジェクトメンバーの上司や同僚のもとを次々に不幸が襲う。

彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。

引用:「BOOK」データベース

 

感想

上下巻に分かれた物語だよ。

『魔王』の続編になっているから、先に『魔王』を読んでから『モダンタイムス』を読むのがおすすめ。

『魔王』とのつながりが面白くて、一気に読み進められる上巻。

下巻は上巻ほどストーリーにグイグイ惹き込まれることはなかったんだけど、ラストは満足できる一冊だったよ。

 

ガソリン生活

あらすじ

のんきな兄・良夫と聡明な弟・亨がドライブ中に乗せた女優が翌日急死してしまう。

パパラッチ、いじめ、恐喝など一家は更なる謎に巻き込まれ・・・。

車同士がおしゃべりする唯一無二の世界で繰り広げられる、仲良し家族の冒険譚。

引用:「BOOK」データベース

 

感想

車視点で世界を見るという、独特の世界観が面白い作品なんだ。

車は人間の会話を理解することができ、車同士であれば会話もできるという設定が、『機関車トーマス』みたいで面白いね。

コミカルな場面が多くて、気軽に読めるミステリー作品だよ。

読み終わると、自然と車に愛着が湧いて来る気がするんだ。

 

アイネクライネナハトムジーク

あらすじ

妻に出て行かれたサラリーマン、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOL。

人生は、いつも楽しいことばかりじゃない。でも、運転免許センターで、リビングで、駐輪場で、奇跡は起こる。

情けなくも愛おしい登場人物たちが仕掛ける、不器用な駆け引きの数々。

明日がきっと楽しくなる、魔法のような連作短編集。

引用:「BOOK」データベース

 

感想

何気ない日常で起きる、それぞれの登場人物の小さな出来事。

いつしかそれらは、折り重なって1つの物語になっていくんだ。

僕はこういう作品が大好き。

大きな事件が起こるわけではなく、日常が織りなす人生模様。

この作品と同じく、人生のテーマは「出会い」と「別れ」にあるのかもしれないね。

 

さいごに

伊坂幸太郎先生の作品は、殺人や犯罪といった事件をテーマにしたミステリーも多いんだけど、何気ない日常や家族愛をテーマにした作品もあるんだ。

いくつもの作品の中で、同じ人物が同じようなキャラクターとして登場するから、自然とそれぞれの作品の世界が繋がっていくような、不思議な感覚になるんだ。

それが「伊坂ワールド」を創り上げているのかもしれないね。

芝居がかった会話や洒落た言い回しも、「伊坂ワールド」には欠かせないアイテムだと思うよ。

一度ハマると、なかなか抜け出せないのが、伊坂幸太郎先生の作品の魅力かもしれないね。

じゃ、またね。

スポンサードリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です