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伊坂幸太郎先生のおすすめ作品10選|映画化された作品から読んでみては?

伊坂幸太郎

こんにちは、いちもくです。

伊坂幸太郎先生の作品は、一度読めばその独特な世界観にどっぷりハマってしまう人も多いのではないでしょうか?

どことなく村上春樹作品を彷彿とさせる作風なのですが、伏線をラストで一気に回収していくストーリー展開はまさに鳥肌モノ。

スピード感と爽快感溢れる展開は、最後まで一気に読み進めたくなる魅力に溢れています。

今回は、そんな伊坂幸太郎先生の作品をこれから読んでみたいという人のために、絶対に読んでもらいたいおすすめの作品を紹介していきます。

 

伊坂幸太郎作品の魅力

伊坂幸太郎先生は、1971年生まれの千葉県松戸市出身。

東北大学法学部を卒業後、システムエンジニアとして働いていました。

エンジニアとして働きながら、数々の文学賞に応募。

デビュー作は、2000年に新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した『オーデュボンの祈り』です。

賞を受賞してからは、本格的に作家活動をスタートします。

伊坂幸太郎先生の作品は、複数の作品で同じ名前の人物が登場したり、舞台設定や事件がリンクしているのが特徴です。

同じ世界観や設定を見つけたら、思わずニヤリとしてしまうこと間違いありません。

 

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オーデュボンの祈り

伊坂先生のデビュー作。

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいました。

そこは、江戸以来外界から遮断されている「荻島」。

島には妙な人間ばかりが住んでいたんです。

嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。

でも、ある日カカシが殺されてしまいます。

無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。

未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのでしょうか?

 

ラッシュライフ

仙台駅周辺で、4つの事件がそれぞれ繰り広げられます。

泥棒を生業とする男は、新たなカモを物色。

父に自殺された青年は、ひたすら神に憧れる日々。

女性カウンセラーは、不倫相手との再婚を企みます。

職を失い家族に見捨てられた男は、ふとしたきっかけで野良犬を拾うことに。

一見なんの繋がりもないと思われる複数の物語は、次第に交差しはじめ、最後はパズルがはまるように一つの話へとつながいます。

不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。

謎や伏線が、ドミノ倒しのように次々と明かされていくストーリーは圧巻です。

 

陽気なギャングが地球を回す

とにかく陽気な4人の強盗団。

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。

4人の天才たちは、百発百中の銀行強盗だった・・・はずなんですが、ある日思わぬ誤算が。

なんと逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に「売上」を横取りされてしまいます。

奪われた「売上」を奪還しようと慌てる4人ですが、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現するという、ハイテンポな都会派サスペンス。

「陽気なギャング」シリーズは、この作品を皮切りに「陽気なギャングの日常と襲撃」「陽気なギャングは三つ数える」と続く大人気シリーズとなります。

 

重力ピエロ

兄の泉水と、2つ下の弟・春を中心とした家族物語。

優しい父と母を持つ兄弟には、過去に辛い出来事がありました。

その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件が起こります。

連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。

そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。

謎解きに乗り出した兄が遂に直面する、圧倒的な真実とは何なのか。

思わず息をするのを忘れてしまうほど、迫力のあるストーリー構成。

そして怒涛のように襲ってくる伏線回収。

後半は鳥肌が立ってしまうほど、興奮が止まらない作品です。

 

アヒルと鴨のコインロッカー

引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。

初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきました。

そんな彼の標的は、なんとたった一冊の広辞苑。

そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまいます。

現在と過去の2つのストーリーが、交互に展開されながら物語は進みます。

それぞれのストーリーが徐々につながっていく様は、まさに芸術。

伏線回収の流れが抜群に上手くて、思わずラストまで読み進めてしまいます。

 

グラスホッパー

元教師の鈴木は、妻を殺した男に復讐しようと狙っていました。

でもある日、その男が車に轢かれる瞬間を目撃してしまいます。

それはどうやら、「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業だった様子。

鈴木は殺し屋の正体を探るため、彼の後を追います。

一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始めます。

鈴木・鯨・蝉の3人の物語が絡み合い、ラストは意外な展開で収束を迎えます。

最後の一文まで目が離せない、疾走感あふれるストーリー展開が魅力です。

 

フィッシュストーリー

最後のレコーディングに臨んだ、売れないロックバンド。

「いい曲なんだよ。届けよ、誰かに」テープに記録された言葉は、未来に届いて世界を救うことになります。

時空をまたいでリンクした出来事は、胸のすくエンディングへと一気に進む、爽快感溢れる作品です。

 

モダンタイムス

恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、ある出会い系サイトの仕様変更でした。

けれどもそのプログラムには不明な点が多く、発注元すら分からない。

そんな中、プロジェクトメンバーの上司や同僚のもとを次々に不幸が襲いかかります。

実は彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのでした。

 

ガソリン生活

聡明な弟・亨とのんきな兄・良男のでこぼこ兄弟がドライブ中に乗せたある女優が、翌日急死してしまいます。

パパラッチ、いじめ、恐喝など一家は更なる謎に巻き込まれてしまうことに。

この作品の面白いところは、主人公からの視点だけではなく、主人公の愛車の視点からも同時に物語が進行していくところ。

まるでアニメ映画「カーズ」を彷彿させる、車種によるキャラクタ設定や車同士の会話も必見です。

 

アイネクライネナハトムジーク

伊坂先生にしては珍しい、恋愛短編作品集。

妻に出て行かれたサラリーマン、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOLなど、散りばめられた6つのストーリーが、過去と現在を行き来するうちに徐々につながっていきます。

人生は、いつも楽しいことばかりではありません。

でも、運転免許センターで、リビングで、駐輪場で、奇跡は起こります。

情けなくも愛おしい登場人物たちが仕掛ける、不器用な駆け引きの数々。

 

さいごに

伊坂幸太郎先生の作品は、一度読めばその独特な世界観にどっぷりハマってしまう人も多いのではないでしょうか?

どことなく村上春樹作品を彷彿とさせる作風なのですが、伏線をラストで一気に回収していくストーリーはまさに鳥肌モノ。

スピード感と爽快感溢れる展開は、最後まで一気に読み進めたくなる魅力に溢れていますよ。

それじゃ、またね。

 

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