こんにちは、いちもくです。
旅行に誘われた途端、憂鬱な気分になってしまうことはありませんか?
家族や友達と旅行を楽しみたいけれど、乗り物酔いしやすいから移動が苦痛だという人は多いはず。
せっかくの楽しい時間に水を差してしまう乗り物酔いを、どうにかして克服する方法はないのでしょうか?
僕は毎月50冊以上の本を読んでいますが、心身の健康を保つための本は毎月30冊は読んでいます。
さまざまな本に書かれていることの本質は、どれもほぼ同じ。
それは、
- 充分に睡眠をとっておく
- 食べ過ぎや空腹に注意する
- ゆったりとした服を着る
- 揺れの少ない場所に座る
- 遠くの景色を眺める
- 定期的に換気する
- スマホを見過ぎない
- 一旦降りて気分転換
- 楽な姿勢を取る
- 窓を開けて遠くを見る
- アイスキューブを口に含む
というもの。
今回はさまざまな書籍を参考に、エビデンスに基づいた乗り物酔い・車酔いが起きる原因と、シーン別対策方法について詳しく解説していきます。
乗り物酔い・車酔いが起きるメカニズム
人間の体は、常にバランスを取ろうとする平衡感覚が備わっています。
平衡感覚は、耳の奥にある三半規管によってつかさどられています。
三半規管で捉えた平衡感覚は、脳に伝達されて情報処理されます。
乗り物に乗ると、不規則な揺れやスピードの変化によって、通常よりも多くの情報が三半規管から脳に届くことに。
情報量が多くなりすぎると、脳内での処理が追い付かず、自律神経の働きが乱れ、冷や汗や胃の不快感など乗り物酔いの症状が引き起こされてしまうんです。
これが、乗り物酔いや車酔いが起きるメカニズムです。
【乗り物酔い・車酔いを防ぐ】乗り物に乗る前の準備
充分に睡眠をとっておく
乗り物に乗る予定がある場合は、前日にしっかりと睡眠をとっておくよう心がけます。
出かける前の日は楽しみだったり不安だったりして、就寝時間が遅くなってしまいがち。
でも睡眠不足は、疲労や自律神経の乱れの原因となるため、乗り物酔いを起こしやすくなります。
前日は、早めに休むことが大切です。
食べ過ぎや空腹に注意する
食べ過ぎの状態や空腹の状態は、乗り物酔いを起こしやすくなります。
乗り物が揺れるたびに、胃腸も振動することになるので、気分が悪くなったりひどいときは嘔吐してしまいがち。
乗り物に乗る前は、軽い食事で済ませておくようにしましょう。
ゆったりとした服を着る
乗り物に乗る際は、体を締め付けるようなタイトな服装は選ばないようにします。
ネクタイやベルト、ガードルなど、締め付けの強い衣類は避け、できるだけリラックスできる服装を心がけます。
乗り物に乗っている間だけでも、ベルトを緩めたり靴を脱いだりするだけで楽に過ごせます。
【乗り物酔い・車酔いを防ぐ】乗り物に乗っている際の予防法
揺れの少ない場所に座る
乗り物酔いを防ぐためには、乗り物のどの場所に乗るかも重要なポイントです。
乗る場所によって揺れの感じ方が異なるので、できるだけ揺れにくい場所を選ぶようにしましょう。
車であれば、進行方向が見えやすい助手席がおすすめ。
バスであれば、タイヤの上など揺れの大きな席は避け、進行方向が見えやすい席を選びます。
電車の場合は、進行方向を向いて座りましょう。
体の向きと進行方向が異なる席は、避けておくのが無難です。
遠くの景色を眺める
窓の外の景色が急激に変化しすぎると、自律神経が失調してしまい乗り物酔いしやすくなります。
だから手元を見たり近くの景色を見るのではなく、遠くを見るようにするのがおすすめ。
あちこちに視線を向けてキョロキョロすることは避け、同じ方向を見るようにしてください。
カーブで曲がるときは乗り物に合わせて体を傾けるなど、視界や体の動きを一致させるのも乗り物酔い防止に有効です。
定期的に換気する
乗り物酔いをしやすい人は、総じてニオイに敏感なもの。
乗り物の中に嫌なニオイが充満していると、乗り物酔いを誘発してしまいます。
車の場合、ガソリンのニオイがきつかったり、食べ物や香水のニオイが残っていると、乗り物酔いの原因となる場合があります。
移動中は定期的に窓を開けるなどして換気することが、乗り物酔いしにくい環境を整えるコツです。
スマホを見過ぎない
スマホを見たり本を読んだりしていると、乗り物酔いを誘発してしまうことがあります。
振動がある状態で画面を見続けてしまうと、眼球が不自然な動きとなってしまい、平衡感覚を失う原因となります。
乗り物の揺れ、プラス視覚への過剰刺激が重なり、酔いやすくなるのです。
どうしても暇を持て余して仕方ない場合は、音楽を聴くのがおすすめです。
乗り物酔い・車酔いしたときの対策
一旦降りて気分転換
乗り物酔いの症状が現れたときの最も良い対処法は、まず乗り物から降りることです。
乗り物酔いの原因である揺れやスピードが収まれば、情報過多で混乱していた脳が落ち着いて症状も徐々に和らぎます。
途中で降りることが可能であればいったん外へ出て、新鮮な空気を吸いながらゆっくり呼吸をしてリラックスしましょう。
軽い運動やストレッチができれば、気分もスッキリするはずです。
楽な姿勢を取る
気分が悪くなりそうだと思ったら、早めに背もたれを倒すか横になって頭を上に向けましょう。
横になることで頭が固定されると、酔いにくくなります。
窓を開けて遠くを見る
乗り物から降りることができない場合は、窓を開けたり遠くの景色を見るようにします。
窓を開けることで、外のきれいな空気を吸えるので気分転換になります。
窓を開けることは気軽にできる対処法なので、車酔いの症状が本格化する前の初期症状のタイミングでやってみるのがおすすめです。
アイスキューブを口に含む
乗り物酔いしてしまった場合は、氷(アイスキューブ)を口に含むのがおすすめ。
冷たい刺激が、自律神経の乱れを整えてくれます。
氷を準備することができない場合は、トウガラシやショウガを口にしても同様の効果が期待できます。
乗り物に乗る前に、
氷
トウガラシ
ショウガ
を用意しておけば、万が一乗り物酔いしてしまったときも安心です。
さいごに
旅行に誘われた途端、憂鬱な気分になってしまうことはありませんか?
家族や友達と旅行を楽しみたいけれど、乗り物酔いしやすいから移動が苦痛だという人は多いはず。
せっかくの楽しい時間に水を差してしまう乗り物酔いを、どうにかして克服する方法はないのでしょうか?
僕は毎月50冊以上の本を読んでいますが、心身の健康を保つための本は毎月30冊は読んでいます。
さまざまな本に書かれていることの本質は、どれもほぼ同じ。
それは、
- 充分に睡眠をとっておく
- 食べ過ぎや空腹に注意する
- ゆったりとした服を着る
- 揺れの少ない場所に座る
- 遠くの景色を眺める
- 定期的に換気する
- スマホを見過ぎない
- 一旦降りて気分転換
- 楽な姿勢を取る
- 窓を開けて遠くを見る
- アイスキューブを口に含む
というもの。
乗り物酔いのメカニズムと対策を理解しておけば、もっと旅行を楽しめるようになりますよ。
それじゃ、またね。
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