こんにちは、いちもくです。
ルパン三世や宇多田ヒカル、LiSAの「炎」など、誰もが一度は聴いたことのある名曲を和楽器で演奏したらどうなると思いますか?
箏や尺八を使って演奏すると、まるで異世界に連れて行かれるような妖艶な魅力を醸し出す曲に生まれ変わってしまうんです。
そんな不思議な世界観を、ハイレベルな和楽器の演奏技術で表現いるのが、和楽器アンサンブル集団・真秀 Mahora(まほら)。
誰もが一度は聴いたことのある名曲が、魅力あふれる美しい音色にカバーされています。
一度聴いたらやみつきになること間違いありませんよ。
真秀という言葉
「まほら」という言葉は、古くは万葉集にも登場する言葉。
万葉集に編纂されている和歌に
大和は国の真秀ろば 畳なづく青垣 山籠れる 大和しうるはし
(やまとはくにのまほろば たたなづくあおがき やまごもれる やまとしうるはし)
という歌があります。
歌の意味は、
大和は国の中で一番良いところ。
何重にも重なり合った青い垣根のような山々に囲まれている。
そんな大和は本当にうるわしい場所である。
といった内容。
「真秀」という言葉を国語辞典で調べると、
完全であること、整っていること、またはそのさま。
本格的であること、正式であること、またはそのさま。
といった解説が書かれています。
和楽器アンサンブル集団「真秀 Mahora(まほら)」
「真秀 Mahora(まほら)」のメンバーは、東京藝術大学の卒業生で構成されています。
全員、狐の面を被って演奏しているのが特徴的。
箏、17絃、尺八、胡弓などの和楽器を使って、さまざまな有名曲を演奏しています。
2016年にYoutubeにチャンネルを開設し、演奏動画を公開しはじめました。
2021年現在、チャンネル登録者数は約8万人。
1つ1つの和楽器の演奏レベルが高いのはもちろんのこと、奏でるハーモニーが非常に素晴らしいんです。
思わずテンションの上がる曲から、リラックスできる曲まで、幅広いジャンルを演奏しています。
絶対に聞いてほしい真秀の曲7選
和楽器で本気のルパン三世!
動画の再生回数は、なんと360万回超え。
聴いていると清々しい気持ちになる演奏です。
実際のアニメでも、五右衛門の登場シーンや戦闘シーンに流れるとドンピシャでハマりそうです。
和楽器で本気のルパン三世!
和楽器でF1のテーマ曲弾いてみた!
とにかくカッコいい!
日本の鈴鹿で開催されるF1グランプリで流れたら、テンションが上がること間違いありません。
和楽器でF1のテーマ曲弾いてみた!
和楽器でRomanticが止まらないを弾いてみた!
往年の名曲、C-C-Bの『Romanticが止まらない』。
尺八の高音の伸びが素晴らしい!
和楽器でRomanticが止まらないを弾いてみた!
パイレーツオブカリビアンのテーマ曲を和楽器で弾いてみた!
映画のサントラと和楽器の相性は、想像以上に良いんだと気づかせてくれた演奏。
元寇や赤壁の戦いをテーマにした映画があれば、ぜひ公式テーマ曲を演奏してもらいたいですね。
パイレーツオブカリビアンのテーマ曲を和楽器で弾いてみた!【Pirates of the Caribbean】Japanese Cover 「彼こそが海賊」和楽器で弾いてみた!
和楽器でアリエッティ弾いてみた!
ジブリ映画の名曲も、和楽器で演奏すればガラリと雰囲気が変わります。
借り暮らしのアリエッティのキャッチコピーは『人間に見られてはいけない』。
狐面のメンバーが演奏する姿も、人間に見られたら煙のように消えてしまいそうなくらい幻想的です。
和楽器でアリエッティ弾いてみた!
和楽器で対象aを弾いてみた!
『ひぐらしの鳴く頃に』のテーマ曲。
静かな夜に、月を眺めながら聴くのに最高の曲ですね。
和楽器で対象aを弾いてみた!
【花 舞】 箏曲
妖かしの狐に、異世界に連れて行かれるような不思議な雰囲気の曲。
僕はこの曲を聴いて、真秀のファンになりました。
【花 舞】 箏曲
和楽器でクリスマスメドレー弾いてみた!
この演奏も最高ですね。
聴きなれたクリスマスソングが、祭囃子のようにアレンジされています。
https://youtu.be/Gpzu-097nxc
春よ、来い -和楽器ver.
「日本人に生まれてよかった!」
そんな気持ちにさせてくれる演奏です。
オリンピックの開会式で演奏してほしかった。
和楽器のプロが戦場のメリークリスマス弾いてみた!
PVを観ながら聴いていると、思わず背筋がピンと伸びてしまう演奏。
哀愁のあるメロディと、和楽器の音色の相性が最高。
目を閉じると、桜の花びらが散る情景が思い浮かびます。
さいごに
誰もが知っている名曲も、箏や尺八を使って演奏するだけで、まるで異世界に連れて行かれるような妖艶な魅力を醸し出す曲に生まれ変わります。
そんな不思議な世界観を、ハイレベルな和楽器の演奏技術で表現いるのが、和楽器アンサンブル集団・真秀 Mahora(まほら)。
一度聴いたらやみつきになること間違いありませんよ。
それじゃ、またね。