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【書評】ネットで「効く」コピー 読み飛ばされない記事を書くための3つのコツとは?

ネットで「効く」コピー
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、いちもくです。

ネットニュースやブログ記事は、気になる部分をササッと流し読みするだけという人も多いのではないでしょうか?

ネットの文章は、印刷された文章よりも読まれにくい傾向にあります。

だからどんなに一生懸命ブログを書いたとしても、読まれるのは最初の数行だけなんてこともしばしば。

では、どうすれば記事を読んでもらえるのでしょうか?

魅力的な文章は、実はセンスではなく、ある法則や基本的な考え方を知ることでつくることができます。

そんな魅力的な文章を書くためのテクニックを紹介しているのが、ネットで「効く」コピー

  • 商品ではなく価値を語る
  • 相手のことを思い浮かべる
  • 最初の言葉に集中する

という3つのコツを押さえておけば、相手の行動を促せる文章が書けるようになります。

今回は、ネットで「効く」コピーの要点について詳しく解説していきます。

 

ネットで「効く」コピーとは?

ネットで効くコピー
ネットで「効く」コピーは、ネット向けのコピーライティング・テクニックについて書かれた本です。

読み飛ばされることの多いネット記事を、どうすれば読んでもらい、行動に促すことができるのか。

そのためのテクニックが詳しく解説されています。

それぞれのテクニックは、ネットの記事だけでなく、小説や報告書など、あらゆる文章の構成にも応用可能。

ライティング初心者向けの本なので、

  • これからブログを始める人
  • アフィリエイトに挑戦してみたい人
  • 伝える文章を書きたい人

におすすめの内容です。

 

ネットと本の違い

book

本書の中では、まずネットと本の読み方の違いについて触れられています。

本を読むのはZ型で、ネットを読むのはF型。

横書きの本の場合、文章を丁寧に「Z型」に読み進める人が多い傾向にあります。

でも、ネットの記事の場合は「F型」。

見出しは読むけれど、本文は読まずに次の中見出しに注意が移ってしまう

ネットの記事は、このような読まれ方をされることが多いんです。

 

ネットでは「読まれない」が当たり前

internet

ネットの記事は、一言一句丁寧に読まれる可能性はとても低いんです。

だから「読まれないこと」が前提に書かれている記事も多いのが事実。

本書では、

マイナス三重苦から考える

ことから始めるのを推奨しています。

マイナス三重苦とは、誰もあなたの文章は

  • 興味ない
  • 知らない
  • 読みたくない

という状態だということ。

初心者ブロガーやアフィリエイターが勘違いしがちなのは、読者はあなたの日常や考えていることに興味を持っているわけではないということです。

検索からあなたの記事にたどり着いた人たちは、今この瞬間に抱えている自分の悩みや疑問を解決したいだけ。

読者は記事を読みたくて読んでいるわけではない

まずはこの本質に気づく必要があります。

 

ネットで「効く」コピーで学べる、ライティングの3つの基本

商品ではなく価値を語る

startup

レビュー記事には、

このイヤホンはBluetooth4.0に対応していて、重さはわずか〇〇グラム。人間工学に基づいたデザインだから、耳が痛くならずクリアな音質で・・・

といった、商品スペックを延々と解説しているものがたくさんあります。

でも、こうした情報はメーカ公式サイトにもっと詳しく分かりやすく書かれています。

記事を書く際に必要なのは、商品の特徴や仕様を語ることではありません。

商品の価値を語る必要があるんです。

このイヤホンを使うことで

  • 何ができるようになるのか
  • どのような素晴らしい体験が得られるのか
  • 本当に買って損をしないのか

といった情報が書かれている記事こそ、読者が求める価値を正しく提供している記事なんです。

 

相手のことを思い浮かべる

faces

誰に対して記事を書いているのかあいまいだと、読者に内容が伝わりません。

では、どうすれば伝わる文章が書けるのか。

それは、具体的に相手のことを思い浮かべる必要があるんです。

どうしても相手が思い浮かばない場合は、過去の自分を思い浮かべてみるのがおすすめ。

商品を購入しようかどうか迷っていた過去の自分に対して、

  • どんなアドバイスをおくるか
  • 選び方を示してあげる
  • 不安な気持ちに寄り添ってみる

といったことを考えてみてはどうでしょう。

自然と、読者の心を動かす文章が書けるようになるはずです。

 

最初の言葉に集中する

title

読者がその記事を読むかどうかは、最初の言葉にかかっています。

検索画面上には、思わずクリックしたくなるような、刺激的なタイトルが並んでいませんか?

その理由は、読者に興味を持ってもらい、クリックしてもらうため。

文章は「逆ピラミッド型」で書くのが、読まれる記事を書くコツです。

具体的には、

  1. 最初に結論を書く
  2. 結論を実行するための特徴を書く
  3. 特徴を支える品質や具体例を説明する

という順番になります。

 

さいごに

ネットニュースやブログ記事は、気になる部分をササッと流し読みするだけという人も多いのではないでしょうか?

ネットの文章は、印刷された文章よりも読まれにくい傾向にあります。

だからどんなに一生懸命ブログを書いたとしても、読まれるのは最初の数行だけなんてこともしばしば。

では、どうすれば記事を読んでもらえるのでしょうか?

魅力的な文章は、実はセンスではなく、ある法則や基本的な考え方を知ることでつくることができます。

そんな魅力的な文章を書くためのテクニックを紹介しているのが、ネットで「効く」コピー

  • 商品ではなく価値を語る
  • 相手のことを思い浮かべる
  • 最初の言葉に集中する

という3つのコツを押さえておけば、相手の行動を促せる文章が書けるようになりますよ。

それじゃ、またね。

 

 

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