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【書評】伝える力 相手から「へぇー」という反応を引き出すコツとは?

伝える力
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こんにちは、いちもくです。

仕事ができる人ほど、難しい内容を相手に分かりやすく伝えるのが上手いと思いませんか?

仕事では、さまざまな場面でコミュニケーション能力が求められます。

例えば商談や会議、プレゼンテーション、書類の作成、電話応対など。

ビジネスの現場で行われている日常業務の中で、相手に分かりやすく「伝える」には、

  • 話す
  • 書く
  • 聞く

という3つの能力を磨く必要があります。

そんな3つの能力の磨き方を分かりやすく解説しているのが、池上彰さんの著書「伝える力」。

世間で話題となっているニュースを、分かりやすく伝えることに定評のある池上彰さんが、コミュニケーションの極意を惜しげもなく伝授してくれています。

本書の秘訣を習得すれば、今まで以上に仕事がスムーズに進ようになること間違いありません。

今回は、そんな「伝える力」の魅力を解説していきます。

 

「伝える力」の概要

「伝える力」は、

  1. 話す
  2. 書く
  3. 聞く

という3つの能力の磨き方を解説した本です。

同じようなテーマを扱った本は多数出版されていますが、この「伝える力」は驚くほど分かりやすいのが特徴。

長年、NHKの「週刊こどもニュース」のお父さん役を務めてきた池上彰さんだからこそ、誰にでも読みやすく理解できる内容にまとめられているのでしょう。

 

「伝える力」の魅力

人がどのようなときに「伝えたくなる」のか、人間心理が分かる

本書の冒頭には、「伝えること」の重要性と必然性について触れられている箇所があります。

人は誰でも、おもしろいことや感動したこと、珍しいものなどを見たり、体験したときには、他の人に伝えたくなるものです。

あなたも、心揺さぶられることがあれば、それを誰かに伝えたくなるのではないでしょうか。

子供のころを振り返れば、「ねぇねぇ、聞いて、聞いて。あのね・・・・」と誰もが言っていたでしょう。

この気持ちは、大人になっても多くの人が持ち続けているはずです。

ほかの人に何かを伝えたい。その思いは、人間が社会的動物である以上、当然のことです。

無人島に1人やってきて、きれいな夕日を見たとしたら、感動した後、その感動をすぐに伝える相手がいないことに寂しさを覚えるはずです。

その光景をきっと誰かに伝えたくなるでしょう。

この文章、非常に読みやすくて分かりやすいと思いませんか?

目の前にイメージが広がるような表現で、「伝えること」が分かりやすく解説されています。

そもそも「伝えたくなる」ときとはどんなタイミングなのか。

この本質が理解できていないと、本書に書かれたテクニックを実践しても意味がないのかもしれません。

 

伝えるためには、伝えたいことを理解しておくことが大切

池上さんは、本の中で、

伝えるために大事なこと、それはまず自分自身がしっかり理解することです

と語っています。

相手に伝えたいことを、まずは自分がしっかり理解していないと伝わりません。

たとえば、あなたが小学生に「公定歩合」を説明しようと思ったら、どう説明しますか?

大人に説明するのであれば、

公定歩合とは、日銀が一般の銀行に貸し付けを行うときに適用される基準金利のこと。

という説明で理解してもらえるかもしれません。

でも、小学生に説明しても、

  • 日銀って何?
  • 日銀と一般の銀行って何が違うの?
  • 貸し付けって、そもそも何を貸すの?
  • 基準金利って何?
  • そもそも金利って何?

と、分からないことだらけのはず。

専門用語を「知っている」のと、「理解している」「説明できる」というのは、全く異なるものなんです。

「伝える力」を身につけるためには、まずは伝えたいことをしっかり理解しておく必要があります。

 

「つかみ」の大切さ

自分の話に興味を持ってもらおうと思ったら、「つかみ」が大切。

  • これから何の話が始まるんだろう
  • えぇ、この人がこんな意外な話をしはじめた!
  • お、この話は聞いておいた方がよさそうだな

相手にそう思わせることができたら、あとは簡単です。

どうすれば「つかみ」を失敗しないか。

この本には、そんな失敗しない「つかみ」のテクニックが、分かりやすく解説されています。

 

相手の「へぇー」という反応を引き出すテクニック

池上さんによると、「伝える力」が高まったかどうかを確認する一番のバロメーターは、相手から「へぇー」という反応が出るかどうか。

相手の表情が変わらなかったり、つまらなそうな表情をしているのであれば、それはあなたの話に興味がないということかもしれません。

反対に、自分が話をしたことに対して「へぇー」と感心してくれたとしたら、それはあなたの話に興味を持っているという証拠です。

つまり、「伝える」ということは、相手から「へぇー」という反応を引き出すこと。

相手に「へぇー」と言わせることができるよう、常に考えながら話をしたり、文章を書く必要があります。

ではどうすれば、相手から「へぇー」という言葉を引き出すことができる。

そのヒントは、本書の中に散りばめられています。

 

さいごに

仕事ができる人ほど、難しい内容を相手に分かりやすく伝えるのが上手いと思いませんか?

仕事では、さまざまな場面でコミュニケーション能力が求められます。

例えば商談や会議、プレゼンテーション、書類の作成、電話応対など。

ビジネスの現場で行われている日常業務の中で、相手に分かりやすく「伝える」には、

  • 話す
  • 書く
  • 聞く

という3つの能力を磨く必要があります。

そんな3つの能力の磨き方を分かりやすく解説しているのが、池上彰さんの著書「伝える力」。

世間で話題となっているニュースを、分かりやすく伝えることに定評のある池上彰さんが、コミュニケーションの極意を惜しげもなく伝授してくれています。

本書の秘訣を習得すれば、今まで以上に仕事がスムーズに進ようになること間違いありません。

それじゃ、またね。

 

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