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【書評】サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている

学問的な答え

こんにちは、いちもくです。

サラリーマンの抱えている悩みは、程度の差こそあれ、皆ほとんど変わらないのではないでしょうか?

職場の人間関係に悩んでいる、給料が全然上がらない、仕事の成果が思ったように上がらないなど。

そんな悩みを抱えた人たちは、仕事終わりに仲間と共に居酒屋で愚痴を言い合って慰め合い、明日からもまた同じような日々を過ごし続けてしまう・・・。

そんな毎日に、そろそろ終止符を打ってもいいとは思いませんか?

実はこのようなサラリーマンの一般的な悩みについて、世界中の学者が研究を進めています。

そして近年、こうした悩みに対する「答え」が出そろい始めました。

世界最高の学者たちが導きだした、サラリーマンの抱えている悩みに対する、世界最高の「答え」とはいったい何なのか。

その答えが書かれているのが、『サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている』という本です。

この本を読めば、今悩んでいることの答えが見つかるかもしれませんよ。

 

なぜ給料が上がらないのか

釣り

どんなに一生懸命仕事を頑張っても、なかなか給料は上がらないもの。

この悩みに対する「答え」は、収穫逓減の法則で解説されています。

収穫逓減の法則

一定の土地から得られる収穫は、投下された労働量や資本の量に比例して、ある程度までは増加します。

でも、ある限界を超えると、次第に減っていくという法則です。

よくある経営の悩みで「売上高が10億円の頃が一番利益が出ていた」「売上高が30億に増えたけれど、利益率が極端に悪くなった」といった話が出てきます。

収穫逓減の法則が働くと、このような結果になりがちです。

本書では、収穫逓減の法則の事例がいくつか紹介されています。

たとえば、1人しかいない部下に1人追加されるのと、100人いる部下に1人追加されるのでは、価値が違います。

時間についても同じで、長く働けば働くほど、時間当たりの生産性が下がってしまうことになります。

収穫逓減の法則が働く状況では、同じやり方をしていても生産性はなかなか上がりません。

では、給料が上がらない悩みに対する「学問的な答え」とは何なのか。

その答えは、「使えば使うほど価値の出る存在のもの」があれば良いと書かれています。

使えば使うほど価値の出る存在のものとは何なのか、それを使ってどうすればいいのか、本書の中で詳しく紹介されています。

 

なぜお金が貯まらないのか

貯金箱

相対性による見誤り

  • 6000円で買える商品がここにあるけれど、10分歩くと5000円で買える店がある。
  • 98000円で買える商品がここにあるけれど、10分歩くと97000円で買える店がある。

こんなとき、あなたはどうしますか?

両方とも、欲しい商品を1000円安く買えることになります。

もしも

「6000円のものはこの場で買うけれど、98000円のものは10分歩く」

というひとは、「心の会計」にはまってしまっている可能性があります。

 

クレジットカードによる誤り

現金で支払うのも、クレジットカードで支払うのも、お金を支払っていることには変わりありません。

なのにクレジットカードで支払うことが多い人は、つい使いすぎてしまうという人も多いのではないでしょうか。

同じ価値の商品でも、支払い方が違うと、その価値を見誤ってしまう可能性があるんです。

 

なぜ頑張っても出世できないのか

階段

成功しやすい人とそうでない人がいるのはなぜなのか、その差は何なのかという事が書かれています。

成功する人は、自分の仕事を大きな背景で眺め、積極的に意義や喜びを持ち込める人です。

出世できないという悩みに対する「答え」は何なのか、この項に詳しく書かれています。

 

なぜ家庭がうまくいかないのか

家族

サラリーマンの悩みは、仕事だけではありません。

当然、家庭の悩みだってあります。

離婚に発展してしまう大きな原因として、夫婦間で徐々に会話がなくなっていくというものがあります。

家庭がうまくいかない悩みに対する「答え」が、この項に書かれています。

 

本を読み終えて感じたこと

考える

本書に書かれている、サラリーマンの悩みに対する「答え」は、学問的は答えとしては正しいのかもしれません。

あくまでも「学問的な答え」、言い換えれば、正論という答えです。

学問的な答えを、どうやって自分自身の悩みの解決に役立てるかは、本を読んだだけでは答えは出ません。

自分の問題を自分で解決するためには、本書の内容を参考にしつつ、自分と向き合って考える時間が必要です。

「悩みについて、考えるきっかけになる」おすすめの本ですよ。

それじゃ、またね。

 

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