こんにちは、いちもくです。
Webライティングを基礎から学びたいけれど、何から始めればいいのか分からないという人は多いのではないでしょうか?
そんな人におすすめの本が、沈黙のwebライティング =webマーケッター ボーンの激闘=です。
本書を読めば、Webライティングの基礎を学べるだけでなく、ライティングのテクニックや本質も学ぶことができます。
ストーリーの中で、主人公・ボーンは次のような言葉を語っています。
相手が求めるものを考え抜くためには、相手に対して誠実な関心を寄せる必要がある。
それはまさに、相手に対する愛情に他ならない。
どれだけWebライティングのテクニックを学んでも、読者の心に届く文章は書けません。
そもそも何のために文章を書くのか、Webライティングの本質を理解しておかなければ、読者に伝わる文章は書けないんです。
今回は、そんな「沈黙のwebライティング =webマーケッター ボーンの激闘=」を読んだ感想を、本音でレビューしていきます。
沈黙のWebライティングの概要
「沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—」は、SEOに強いライティングのノウハウが学べる本。
SEO初心者にも分かりやすく、Webライティングの基礎から学べる内容になっています。
Webライティングについて書かれた本は多数出版されていますが、本書は
IT業界で働いているとは思えないようなゴリマッチョが、約40kgのノートパソコンを操ってサイトを復活させていく
という、かなり強烈なインパクトのあるストーリーで描かれています。
登場するキャラクターも、全員個性派揃い。
物語形式なので記憶に残りやすく、SEOライティングを体系立てて学ぶことができる本なんです。
沈黙のWebライティングで学べること
SEOに強いライティングが学べる
本書のストーリーは、
経営危機に直面している温泉旅館「みやび屋」。
Webサイトを使って、みやび屋に再びお客様を呼び込み、活気を取り戻すために、Webマーケッターの「ボーン・片桐」が結果につながるWebライティングのノウハウを伝授していく。
という内容になっています。
ストーリーの要所ごとに、参考となるライティング事例を掲載。
「どういった文章が、読者の心に届くのか」
を学びながら読み進められるんです。
難解なSEO専門用語も、分かりやすく解説。
ストーリーを読み進めれば、自然とSEOに強いライティングのコツが理解できていきます。
検索ユーザーが求めているものの本質を学べる
検索エンジンに単語を入力する人は、何かしらの「答え」を求めています。
たとえば、今この記事を読んでいるあなたは、「沈黙のWebライティング」を読むべきかどうか迷っているのではないでしょうか?
もしもあなたが、「沈黙のWebライティング」の内容を完全に理解しているのであれば、わざわざ検索したりしないはず。
だから検索エンジンに登録されるサイトの記事は、
- 誰かの役に立つもの
- 読んで面白いもの
である必要があるんです。
読者を惹きつけることができない記事は、検索エンジンからも評価されません。
検索エンジン最大手のGoogleは、年に数回コアアルゴリズムのアップデートを行い、検索画面に表示される記事の順位を入れ替えています。
定期的に検索順位をアップデートすることで、ユーザーが
- 素早く答えにたどり着けるように
- 情報元が信頼できる記事にたどり着けるように
- 最新の情報にアクセスできるように
といった恩恵を受けられるよう、利便性を高めているんです。
検索ユーザーが求めているものは、「答え」。
- 分かりやすく
- 正しく
- 最新の
情報を提供している記事こそが、SEOに強い記事なんです。
沈黙のWebライティングの魅力
ストーリー形式だから、面白くて記憶に残りやすい
沈黙のWebライティングは、会話形式でストーリーが進みます。
主な登場人物は、
Webマーケッター ボーン・片桐
片桐の恋人 ヴェロニカ
旅館「みやび屋」 宮本サツキ
サツキの弟 宮本ムツミ
タオ・パイ社CEO ヤン・タオ
バイソン社日本法人 遠藤と井上
の7人です。
SEOに関しては全くの素人であるサツキとムツミ。
そんな2人を、世界最強のWebマーケッターであるボーン・片桐が、Webライティングのテクニックを駆使して問題解決に取り組んできます。
「ヴェロニカ先生の特別講義」は必見
本書は、全部で7つの章で構成されています。
各章の終わりには、「ヴェロニカ先生の特別講義」と題した、重要ポイントのまとめが掲載されています。
キャラクターの会話だけで物語が進んでいく本章とは違って、「ヴェロニカ先生の特別講義」は基本的に文章による解説のみ。
このまとめ部分こそが、本書の核とも言える重要部分。
SEOに強いWebライティングの情報がギッシリ詰まっています。
ロジカル(論理)な文章とエモーショナル(感情)な文章の違いを学べる
ネット上に公開されている記事を読んでいると、誰のために書かれたものか分からない記事がたくさんあります。
そんな記事は、筆者の承認欲求を満たすためだけに書かれたものも多いのかもしれません。
読者に読まれる記事を書くためには、読者の役立つ情報を書く必要があります。
そのためには、相手のことを真剣に考えておかなければなりません。
それはまさに、目の前にいない読者に対して「愛情」を持つということ。
ストーリーの中で、主人公・ボーンが次のような言葉を語っています。
相手が求めるものを考え抜くためには、相手に対して誠実な関心を寄せる必要がある。
それはまさに、相手に対する愛情に他ならない。
どれだけWebライティングのテクニックを学んでも、読者の心に届く文章は書けません。
そもそも何のために文章を書くのか、Webライティングの本質を理解しておかなければ、読者に伝わる文章は書けないんです。
読み手に共感してもらうためには、まずはこちらから感情を伝えることが大切。
どうすればエモーショナル(感情)に訴えかける文章が書けるのか。
本書では、そのテクニックが惜しげもなく解説されています。
エモーショナル(感情)に訴えられる文章を、分かりやすく読みやすいロジカル(論理的)な文章で伝えることができれば、読者は必ず最後まで文章を読んでくれます。
さいごに
Webライティングを基礎から学びたいけれど、何から始めればいいのか分からないという人は多いのではないでしょうか?
そんな人におすすめの本が、沈黙のwebライティング =webマーケッター ボーンの激闘=です。
本書を読めば、Webライティングの基礎を学べるだけでなく、ライティングのテクニックや本質も学ぶことができるのでおすすめですよ。
それじゃ、またね。
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