こんにちは、いちもくです。
レシピ通りに料理をつくっていたはずなのに、
- 味付けが濃すぎた
- 形がくずれてしまった
- 焼きすぎて焦げてしまった
なんて失敗したことはありませんか?
限られた時間で料理しようと思ったら、もう一度最初からつくり直す余裕なんてありません。
そんなときにおすすめなのが、失敗した料理を上手にリカバリーする方法を試してみること。
僕は料理が大好きで、初心者でも美味しく簡単につくれるレシピ公開ブログを10年以上運営し続けています。
でも料理を始めたばかりの頃は、
- あれ・・・味が決まらない
- 天ぷらの衣がポロポロとはがれてしまう
- 3品同時につくっていたら、うっかり焦がしてしまった
なんて失敗を繰り返していました。
料理の失敗は、「味付け」「調味料」「料理別」それぞれでリカバリー方法を試してみれば、意外と簡単に解決できるものです。
今回は、料理でよくある失敗を挽回するための、簡単リカバリー方法を詳しく解説していきます。
【味付け編】料理でよくある失敗を挽回する、簡単リカバリー方法
味付けが濃い
- 具材を増やす
- 酢を加える
- みりんを加える
- 具材を取り出して水で洗う
どんな料理でも、具材を増やすことで味を薄めることができます。
増やす具材でおすすめなのは、水分の多い野菜類。
もやし
葉物野菜
大根
トマト
などは、煮物や炒め物でも加えやすい万能野菜です。
絶対にやってはいけないのは、水だけを加えること。
水を入れ過ぎると、ぼやけた味わいになってしまいます。
味付けが辛い
- 乳製品を加える
- 溶き卵を加える
- マヨネーズを加える
スパイスの辛さを調和するのに最適なのが、乳製品です。
唐辛子にはカプサイシンという成分が含まれており、舌に燃えるような辛さを感じさせます。
カプサイシンに有効なのが、牛乳に含まれるカゼイン。
牛乳
ヨーグルト
溶かしバター
などをスプーン数杯分加えるだけで、マイルドな辛さになります。
料理によっては、バターを加えることで風味が出て、味がまろやかになります。
溶き卵やマヨネーズを加えても、乳製品と同様に辛さを抑える効果が期待できます。
味付けが甘い
- 酢を加える
- レモンを加える
- 辛味を追加する
酢やレモンなど、酸味のある調味料を加えることで、甘さを抑えることができます。
辛いものが好きな人であれば、唐辛子やタバスコを入れてみるのもおすすめ。
絶対にやめておいた方がいいのは、塩を加えることです。
スイカに塩を振ると甘さが引き立つのと同じように、塩を加えると余計に甘くなってしまう可能性があります。
味付けが苦い
- 塩を加える
- 砂糖を加える
- オリーブオイルを加える
苦味に効果的なのが、塩。
砂糖よりも塩を入れたほうが、料理の味が変化しにくくおすすめです。
味付けが酸っぱい
- はちみつを加える
- 砂糖を加える
- 熱を加える
酢の物など、酢の入れ過ぎで味付けが酸っぱくなりすぎてしまった場合は、はちみつや砂糖で味を整えるのがおすすめ。
マイルドなハチミツの甘さは、さまざまな料理に合います。
ちなみに、酢は熱を加えることで酸味が飛びます。
料理によっては加熱することで、酸っぱさを抑えることができます。
【調味料編】料理でよくある失敗を挽回する、簡単リカバリー方法
醤油を入れすぎた
- ごま油を加える
- だし汁を加える
- 具材を追加する
醤油を入れすぎた際は、ごま油を回し入れるのがおすすめ。
ごま油が塩味をコーティングしてくれるので、味付けがマイルドになります。
少々濃いな、と感じる程度であれば、だし汁を加えることでまろやかな味わいに変化します。
塩を入れすぎた
- 酢を加える
- 具材を追加する
塩味はなかなか抜けにくいもの。
そんな塩味をまろやかな味わいに変化させてくれるのが、酢です。
小さじ1/2程度足すだけで、舌で感じる塩気をマイルドなものに変化させてくれます。
ただしこれは、あくまでも塩辛さをごまかすための裏技。
料理の塩分量は変わりません。
健康上の観点からも、塩の摂りすぎは避けたいところ。
具材を追加することで、1人分の料理の塩分量を減らしていくのもおすすめです。
砂糖を入れすぎた
- 酢やレモンを加える
- ワインやコーヒーを加える
- 唐辛子やラー油を加える
砂糖の入れ過ぎで甘くなってしまった料理には、
- 酸味
- 苦味
- 辛味
のいずれかを加えてみるのがおすすめ。
酸味や苦味は、甘味を抑制してくれる効果があります。
苦味のあるコーヒーやワインを加えることで、料理に深みやコクが生まれるので一石二鳥。
唐辛子を加えれば、辛味の刺激によって甘味をごまかすこともできます。
唐辛子を入れすぎた
- 乳製品を加える
- 溶き卵を加える
- マヨネーズを加える
唐辛子にはカプサイシンという成分が含まれており、舌に燃えるような辛さを感じさせます。
カプサイシンに有効なのが、牛乳に含まれるカゼイン。
牛乳
ヨーグルト
溶かしバター
などをスプーン数杯分加えるだけで、マイルドな辛さになります。
料理によっては、バターを加えることで風味が出て、味がまろやかになります。
溶き卵やマヨネーズを加えても、乳製品と同様に辛さを抑える効果が期待できます。
片栗粉を入れすぎた
- 冷めるまで放置する
- 水を加える
片栗粉を入れ過ぎると、思っていたよりもとろみがついてしまうことがあります。
対策としては、冷めるまで放置するのが一番。
食材の中に含まれている水分が出てくることにより、とろみが緩んできます。
急いでいる場合は、水を加えるのもいいかもしれません。
ただし味が薄まるので、味付けを調整し直す必要があります。
【料理別】料理でよくある失敗を挽回する、簡単リカバリー方法
煮物の味付けに失敗した
- 出汁を追加する
- 冷めるまで待つ
煮物で味がぼやけている場合は、出汁を追加するのがおすすめ。
出来上がった直後は味が染み込んでいないので、物足りなく感じることがあります。
煮物は一度冷ますことによって味が染み込み、風味が深まります。
中華料理の味付けに失敗した
- 豆板醤やごま油を加える
- 鶏がらスープの素を加える
- あんかけ料理にアレンジする
味付けが物足りない時は、風味の強い
- 豆板醤
- ごま油
- ラー油
などを加えることで、味にまとまりが出ます。
味付けが濃すぎた場合は、水溶き片栗粉で薄めてあんかけにアレンジしてみるのもおすすめです。
洋食の味付けに失敗した
- バターを加える
- スパイスを加える
- 乳製品を加えてアレンジする
洋風料理の味付けが薄い場合は、バターを加えたりハーブやコショウなどのスパイスを足すことで、味がまとまり安くなります。
味付けが決まらない場合は、牛乳を使ってクリーム煮にしたり、スープとしてアレンジするのもおすすめです。
白米を炊くのに失敗した
- 水を追加する
- チャーハンやリゾットにアレンジする
炊き上がった白米が固い場合、水を加えて保温することで柔らかくなります。
少し固め炊き上がってしまった場合は、大さじ1杯の水を加えて保温するだけでOK。
芯が残るくらい固く炊き上がってしまった場合は、50ml程度の水を入れて再加熱することで芯がなくなります。
ほかにも、固いご飯はチャーハンやピラフとしてアレンジするのもおすすめ。
柔らかく炊き上がってしまった場合は、リゾットやおじやにしてみるのもいいかもしれません。
さいごに
レシピ通りに料理をつくっていたはずなのに、
- 味付けが濃すぎた
- 形がくずれてしまった
- 焼きすぎて焦げてしまった
なんて失敗したことはありませんか?
限られた時間で料理しようと思ったら、もう一度最初からつくり直す余裕なんてありません。
そんなときにおすすめなのが、失敗した料理を上手にリカバリーする方法を試してみること。
料理の失敗は、「味付け」「調味料」「料理別」それぞれでリカバリー方法を試してみれば、意外と簡単に解決できますよ。
それじゃ、またね。
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