こんにちは、いちもくです。
「頑張っているのに結果が出ない…」
「要領が悪くて損をしている気がする…」
そんな悩みを抱えていませんか?
もしかしたら、あなたは「地頭力」を鍛える方法を知らないだけかもしれません。
「地頭力」とは、難題や未知の問題に対して柔軟に対応できる思考力のこと。
そんな地頭力を鍛えるのにおすすめなのが「まんがでわかる地頭力を鍛える」です。
本書で学ぶ3つの思考力により、職場や日常生活での問題解決力が飛躍的に高まります。
この本を読めば、あなたの人生が変わるかもしれませんよ。
本書の要点
- 仮説思考力で先を見越す:結論から考えることの重要性を学び、素早く的確な決断ができる能力を養う。
- フレームワーク思考力で俯瞰感覚を得る:全体から物事を捉える視点を持つことにより、複雑な問題を整理して解決へと導く力を得る。
- 抽象化思考力でシンプルさを極める:単純に考えることで、発想の転換や革新的なアイデアの創出を可能にする。
「まんがでわかる地頭力を鍛える」の必読ポイント
仮説思考力で先を見越す
本書の「PART1」では、最初に提示されるのが「結論から考える力」です。
主人公の美鈴は、頑張っても結果が出ないという典型的な問題に直面しますが、その原因のひとつに「完璧主義」があります。
すべてを完璧にしようとすると、結果を出すスピードが遅くなり、問題解決が遠のくことに気づくのです。
ここでのポイントは、「20点でOK」という考え方。
完璧でなくても、まず仮説を立て、早めに方向性を示すことで、次のステップへと進むスピードが飛躍的に向上します。
この思考法はビジネスにおいて非常に有効で、特にスピーディーな決断を求められる現代社会において、成果を出すための強力な武器となるでしょう。
フレームワーク思考力で俯瞰感覚を得る
次に登場するのが「フレームワーク思考力」です。
本書の「PART2」では、全体を把握する能力を鍛える方法が描かれています。
美鈴は、問題をパーツごとに分解し、フレームワークを使って整理することで、何が本当に重要かを見極める力を身につけていきます。
フレームワーク思考力は、ビジネスだけでなく、日常生活のあらゆる場面でも役立つスキルです。
例えば、何かプロジェクトを進める際に、ただがむしゃらに進むのではなく、全体の目的や目標をしっかり把握し、優先順位をつけることで、効率的に進めることができるのです。
この力を身につけることで、複雑な問題にも対処でき、他者とのコミュニケーションもスムーズに進められるようになります。
抽象化思考力でシンプルさを極める
「単純に考えよう」というPART3では、抽象化思考力が養われるプロセスが展開されます。
物事をシンプルに捉え、要点をまとめる力が、ビジネスの世界では欠かせません。
本書では、ダラダラと話すのではなく、「エレベーターテスト」という簡潔に話す訓練が登場します。
これは、相手に短時間で分かりやすく説明する能力を磨くためのトレーニング法です。
さらに、問題を抽象化することによって、共通点や法則性を見つけ出し、クリエイティブなアイデアを生み出す力が鍛えられます。
例えば、異なる業界や異なる状況下でも通用する普遍的な原則を発見することで、新たな発想や解決策が見えてくるのです。
美鈴も、この力を使って、より大きな視点で物事を考え、複雑な問題をシンプルに捉えるようになります。
さいごに
『まんがでわかる地頭力を鍛える』は、主人公の美鈴が自らの思考法を転換し、仕事での成功を掴むまでの成長物語を通じて、読者に「地頭力」を身につけるヒントを提供します。
仮説思考力、フレームワーク思考力、そして抽象化思考力という3つの柱を軸に、あなた自身の思考力を大幅に向上させることができる内容です。
単なる理論書とは違い、コミック形式でのストーリー展開により、楽しく読み進められながら実践的な知識が身につく点も魅力的。
日常やビジネスの問題解決力を向上させたい方、または柔軟な思考を身につけたい方におすすめの一冊ですよ。
それじゃ、またね。
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