こんにちは、いちもくです。
子供から「学校に行きたくない」と言われたら、いったいどうすればいいと思いますか?
我が家には小学生の娘がいるのですが、あまり学校に行きたがりません。
そんなときに僕がしているのは、ただひたすら娘の話を聴くということ。
昨日も夜11時頃に家に帰ったのですが、小3の娘と妻が深刻そうに話をしていました。
僕が帰ってきたのに気づいた娘は、何か言いたそうにしながらも自分の部屋に入っていきました。
気になったから、妻にどんな話をしていたのか聞いてみたんです。
すると、次の日校外学習があるらしいのですが、行きたくないから連絡帳に「休みます」と書いてほしいと相談していたのだとか。
僕は少し考えた後、次の日会社を休んで娘と話をすることにしてみました。
次女の性格
小学3年生の次女は、おとなしくて人見知りする性格です。
学校の休み時間は、本を読んでることが多いのだとか。
おとなしいのですが、頑固な性格です。
クラスには仲が良い友達が1人いるそうですが、最近喧嘩しちゃったようです。
明日の予定を考えてみた
次女はこれまでも、時々「学校に行きたくない」と言うことがありました。
でも、今回は少し様子が違う気がしたので、娘の部屋に行って少し話をしてみることにしました。
ベッドにもぐりこんだ次女に話かけてみると、なにやら落ち込んでいる様子。
だから僕は
明日休みたいんだったら、一緒に休もうか
と、思わず言ってしまいました。
次女は一瞬ベッドから顔を出して、ニコッと笑いかけてきました。
「学校に行きたくない」をググってみた
次女が寝てから、ネットで「学校に行きたくない」というフレーズを検索してみました。
すると、
- 子どもが学校に行きたくなくなる3つの理由
- 子どもを学校に行かせるようにする、心を軽くするための5つの提案
- 学校に行きたくないと言われたら、親がするべき10のアクション
なんて記事がたくさん出てきました。
「子どもが学校に行きたくないと言ったら、こうすればいいですよ」というテクニックを解説している記事ばかりです。
記事の通りに実践して、子どもが学校に行きたくなるようであれば、世の中に不登校の子どもはいない気がします。
全ての記事がそうだとは言いませんが、タイトルだけは刺激的なのに、内容が薄っぺらいものが多かったんです。
ただ話をしてみた
次の日、朝から家族で朝食を食べた後、妻は仕事に出かけました。
僕と次女は、2人で一緒にお弁当をつくって、車で近くの六甲山までドライブに行ったんです。
景色のいい場所でお弁当を食べて、夕方帰ってきました。
やったことと言えば、ただそれだけ。
その間に、たくさん話をしました。
僕が学校に行きたくないと思った理由
次女とはいろんな話をしました。
面白い漫画やテレビの話、学校の面白いクラスメートの話など。
僕も、小学生の頃に好きだったアニメの話や、友達や先生の笑える話をしていました。
僕が小学生4年生の頃、学校に行きたくなくて1週間休んだ時の話をしてみたら、次女は興味を持って聞いてた様子。
当時、担任の先生が大嫌いだったんです。
それと、中学2年生の時に失恋してしまい、失恋相手に顔を合わせにくかったから、2日間学校を休んだことも話をしました。
小学3年生の次女には、失恋の話はまだ早かったみたいですが。
次女が学校に行きたくない理由
そんな話をしていたら、次女が学校に行きたくないと思っている理由を話してくれました。
今日は校外学習だったのですが、1週間くらい前から友達と喧嘩していて、仲間外れにされているとのこと。
だから、校外学習に行って、1人で見学したりお弁当を食べるのが嫌だったようです。
大人からしてみたら「なんだ、そんなことか」と思えるようなことかもしれませんが、小学生にとってはかなり深刻な問題です。
ささいな事がきっかけで、不登校になることもあるようですから。
我が家の解決策
次女の話を聴いていると、学校に行きたくない理由が分かってきました。
僕は一言だけ
どうしたらいいと思う?
と聞いてみたんです。
次女は
「仲直りしたいけど、どうすれば仲直りできるのか分かんない」
と答えました。
だから僕は
「仲直りできる方法、一緒に考えてみようか」
とだけ言ってみました。
何となく、次女は自分がこれからどうすればいいのか、気づいているような気がしたので。
案の定、次女は
「ううん、自分で考えてみる」
とのこと。
何かの参考になればと、前々から欲しがっていた本を、帰りに買ってあげました。
多分、来週はちゃんと学校に行って、喧嘩した友達とは仲直りできる気がします。
僕はただ、次女の話をひたすら聴いて、自分の体験談を話しただけ。
「子どもが学校に行きたくないと言った時の解決策」は、僕の場合はただ子どもとたくさん話をするだけです。
子どもの個性は違うし、状況も全然違うので、「こうすれば解決しますよ」なんて、誰でも使えるテクニックなんてものはないのかもしれません。
久々に平日に休みを取って、自然の中でピクニックできたから、僕もリフレッシュできたいい1日になりました。
それじゃ、またね。