やあ、いちもくだよ。
僕は普段、商社で営業の仕事をしているんだ。
今はチームリーダーとして数十人の部下をマネジメントしているんだけど、キャッシュフローの仕組みや決算書の読み方を理解したら、部門の運営が一段とスムーズにできるようになったんだよね。
管理会計の知識を身につけるために、これまで10冊くらいの本を読んだんだけど、一番わかりやすく会計の基礎知識を学べたのが「マンガ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」だったんだ。
この本は、会計本のベストセラー「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」をマンガにした本。
マンガなんだけど、内容は驚くほど濃いから、何度も読み返さないと理解できないと思うよ。
管理会計の基礎知識を身につけたければ、「マンガ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」を読み込むことから始めるのがおすすめだよ。
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「マンガ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」あらすじ
マンガ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?は、経営については素人同然の状態で社長に就任した主人公が、会計を勉強しつつ会社を再建していくというストーリーなんだ。
主人公は、年商100億円のアパレル会社「ハンナ」に入社して5年目のデザイナー・矢吹由紀。

ハンナを経営していたのは、由紀の父・矢吹源蔵だったんだけど、急逝してしまったんだ。
父の遺言により、「ハンナ」の社長に就任した由紀。

ところが、父から引き継いだ会社は、借金まみれの泥船だったことが分かるんだ。
困った由紀が相談したのは、公認会計士の資格を持ち、上場企業の社長でもある謎のコンサルタント・安曇。

経営のド素人だった由紀が、会計と経営を学んで会社を再生させるというストーリーになっているよ。
「マンガ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」の魅力
とにかく読みやすい

僕は小説版の「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」も読んだんだけど、断然マンガ版の方が読みやすかったんだよね。
おすすめは、マンガ版で概要を理解して、小説版を読むという流れ。
会計ってややこしいから、本を読んだだけではなかなか理解できないんだよね。
だから管理会計をはじめて勉強するという人は、まずは「マンガ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」で概要を理解しておくのがおすすめだよ。
ストーリーや図解で学べば、内容が頭に入りやすいからね。

僕の場合、会計については全くの素人だったんだけど、約330ページある本書を読み終えるのにだいたい4時間くらいかかったんだ。
ストーリーの中で専門用語が詳しく解説されているから、流し読みするよりも熟読するのに向いているよ。

何度か読み返せば、自然と会計の基礎知識が身についてくるんだ。
内容が濃いから、何度も読み返すのにおすすめ

ストーリーでは、由紀が社長に就任してから1年間に起こった出来事が描かれているんだ。
さまざまなトラブルが起きるんだけど、その都度コンサルタントの安曇が的確なアドバイスを投げかけてくれるよ。

そのアドバイスが、マンガとは思えないほど内容が濃いんだよね。
情報量が多いから、一度読んだだけではなかなか理解できないと思うよ。
由紀も、膨大なアドバイス内容を処理しきれず、何度も思考停止していたんだ。

管理会計に関する基礎知識を、教科書や参考書だけを使って理解するのは至難の業。
「マンガ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」は、程よく紆余曲折があるストーリー仕立てになっているから、何度も読み返して少しずつ理解していくのがおすすめだよ。
ストーリーが進むにつれ、難易度が上がっていく

ストーリーの冒頭では、管理会計を学んだことがない人でも一度は聞いたことがあるような初歩的な知識から紹介されているんだ。
会計の本質や損益計算書のしくみから解説してくれているよ。
でも、ストーリーが進むにつれ、徐々に難易度は上がっていくんだ。
例えば、
バランスシートの見方

キャッシュフロー経営について

経営計画と月次決算のPDCAサイクル

利益構造と損益分岐点分析

など。
最後は、粉飾決算の見分け方や、逆粉飾について解説されているんだ。
流し読みで理解できるレベルの内容ではないから、1コマずつじっくり考えながら読む必要があるんだよね。
さいごに
マンガ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?は、経営については素人同然の状態で社長に就任した主人公が、会計を勉強しつつ会社を再建していくというストーリーなんだ。
マンガなんだけど、内容は驚くほど濃いから、何度も読み返さないと理解できないと思うよ。
- 管理会計をこれから学びたい人
- 分かりやすく会計を学べる本が欲しい人
におすすめの本だよ。
じゃ、またね。



