こんにちは、いちもくです。
毎日頑張って仕事をしているのに、全然成果が出ない、なんて悩んでいませんか?
仕事以外にも、
- いつも人間関係で悩んでしまう
- 自分は一生懸命頑張っているのに、なぜか周囲が付いてきてくれない
といったことは、誰しも一度は経験したことがあるはず。
そんなとき、多くの人は
- うまくいかないのは、相手が悪いからだ
- 運が悪かっただけだ
- 今の時代が悪い
と、自分を正当化してしまいがちです。
でもそれは、大きな間違いかもしれません。
うまくいかなかったのは、あなたに「ひと言」が足りなかっただけなのかもしれません。
たったひと言を付け加えるだけで、あなたの人生は劇的に変化します。
そんな最強の「ひと言」をわかりやすく解説してくれている本が「4000名を成功に導き、人生を変えた最強のひと言」。
本書では、どんなひと言が人の心を動かし、自分の人生を動かすのかについて具体的に解説されています。
本書を読めば、たった一言で相手の心を動かし、自分の人生を動かすことができるのが知ることができるんです。
今回は、4000名を成功に導き、人生を変えた最強のひと言の必読ポイントについて、詳しく解説していきます。
4000名を成功に導き、人生を変えた最強のひと言の概要
著者の早川諒(はやかわりょう)さんは、中卒ながら7社の企業を経営する実業家。
20代の頃は、学歴も資格もスキルも何もなかった1人の青年でしたが、上場企業に入社してからはメキメキと才能を発揮。
マネージャーとして全国1位の営業チームをつくりあげ、27歳で同社の子会社社長に就任しています。
30歳で独立起業し、英語カゼロ・海外経験ゼロでセブ島に移住。
セブ島で「0円留学」という斬新な留学プランを提供する英語学校を創立すると、多くのメディアで取り上げられることになりました。
早川さんが海外で起業して、事業を急拡大させることができたのは「たったひと言」の力を知ったから。
本書では、ロベタでも人見知りでも、誰でもすぐに使えて仕事も人間関係もうまくいく41の「たったひと言」が収録されています。
4000名を成功に導き、人生を変えた最強のひと言の必読ポイント
本書の構成は、
- 「自己紹介」 自分の魅力を最大限に表現するひと言
- 「プレゼンテーション」 聴く人を強く惹きつけるひと言
- 「人間関係」 信頼を築き上げるひと言
- 「セールス」 売れるひと言
- 「モチベーション」 不変のやる気を生み出すひと言
の5つ。
今回は、その中でも特に効果的な「ひと言」
- 自己紹介
- プレゼンテーション
- 人間関係
について紹介していきます。
「自己紹介」 自分の魅力を最大限に表現するひと言
今、初対面の人にひと言で自己紹介をするとしたら、あなたはどう自己紹介しますか?
「東京都の株式会社〇〇の××です」
こんな自己紹介をする人は意外と多いもの。
でも、これではなんの印象にも残りません。
著者の自己紹介はとってもシンプル。
「セブ島で0円留学を経営している早川です!」
この自己紹介だけ。
このひと言だけで、著者に興味が湧いてきませんか。
自己紹介で大切なのは、「覚えやすさ」と「希少価値」。
つまり、忘れられない人で、しかもそんな人なかなか出会ったことがない、と印象付けることが大切なんです。
たったひと言の自己紹介でも、相手の心に残り、魅力が伝わります。
そもそも、仕事をするうえで人から覚えられる順番は
- サービス名やキャッチコピー
- 自分の名前
- 会社名
という順番になると言われています。
会社名で勝負できるような、だれでも知っている大手企業に勤めている場合や、覚えてもらいやすいキャッチーな会社名であればいいでしょう。
でもそうでない場合は、ただ会社名をつたえても、ほとんど覚えてもらえないのが現実。
だから一瞬で人から覚えてもらえるようなサービス名や、自分のキャッチコピーをつくることが必要なんです。
ではどうすれば、覚えやすく希少性のある自己紹介ができるようになるのでしょうか?
本書で紹介されているおすすめの方法は「組み合わせ法」。
「〇〇なのに××」
この公式に当てはめて、自分の経歴や仕事で〇〇と××を埋めてみるんです。
たとえ〇〇と××がそれぞれ平凡なことだとしても、組み合わせることで希少性を生み出すことができます。
たとえば「元学校の先生なのに、今は社長」といった組み合わせ。
学校の先生は、世の中にたくさんいます。
社長も、世の中にはたくさんいます。
それぞれの肩書単体では、希少価値は少ないでしょう。
でも、教師から社長になったという経歴の持ち主はなかなかいません。
だから「え、なんで先生をやめて起業家になったんですか?」と、相手の興味を引くんです。
このように、ギャップのあう2つの肩書や経歴を組み合わせてプロフィールをつくれば、あなただけの希少価値を創ることができあす。
ちなみに僕の場合
「神戸出身なのに、3年前から福岡に住んでいます」
と言えば「えっ、なぜコロナが流行し始めたタイミングで福岡に?」と興味を持ってもらえるかもしれません。
ほかにも、
「代々サラリーマンの家系なのに、娘は日本舞踊家」
「20年以上ブログを書き続けているのに、更新を休んだのは2015年1月8日だけ」
といったさまざまな組み合わせを創ることで、「え?どういうことなの?」という心に引っ掛かるポイントができ、相手の印象に残る自己紹介になります。
「プレゼンテーション」 聴く人を強く惹きつけるひと言~「間」の位置を変えるだけで相手の心に残る~
講義・プレゼンテーション・スピーチなどで、とても重要なのが「強調して伝えたいメッセージの前に、必ず”間”を開けること」。
また、そのときにゆっくり呼吸をしながら、しっかりと目線をあげて会場を見渡し、聴衆1人1人の顔を見ることが大切です。
それからメッセージをゆっくり大きな声で伝える。
これだけで、同じテンポで間を開けずにメッセージを伝えるよりも、はるかに心に残ります。
では、具体的にどうやって「間」を入れるのか。
本書で紹介されているのが「伝えたいメッセージの前の接続詞を、1つ前の文章の語尾にくっつけて、その後に”間”を入れる」というテクニック。
たとえば、あなたがプレゼンテーションで伝えたいメッセージが「まずは行動しよう」だとしましょう。
普通にしゃべると
「考えているだけでは何も変わらない。/間/だから(接続詞)、まずは行動しよう!」
と、「何も変わらない」の後に「間」が入るのではないでしょうか。
相手の心に残るスピーチをしたければ「間」を接続詞の後に持ってくるのがおすすめ。
「考えているだけでは何も変わらない。だから/間/まずは行動しよう!」
「だから」を前の文章につなげて、伝えたいメッセージの直前に「間」を入れることで、より大切なメッセージが強調されたひと言になるんです。
「人間関係」 信頼を築き上げるひと言 ~”陽口”こそが、周囲にポジティブな影響を与える~
陰口(かげぐち)の対義語を知っていますか?
陰口の対義語は、陽口(ひなたぐち)。
本人のいない場所でこそ、人を褒める。
本人がいないときこそ、その人を立てる発言ができる人は、裏表がない人として、信頼を集めることができます。
これは、ウィンザー効果と呼ばれる心理効果でも説明できます。
ウィンザー効果とは、当事者が自ら発する情報よりも、第3者を介して発信された情報の方が信頼性を獲得しやすい、というもの。
マーケティングでも、企業が「自社の製品がとてもいいです」とアピールするよりも、口コミで消費者が「使ってみたら実際に良かった」と書いてくれる方が、信頼性につながることがあります。
これが、ウィンザー効果です。
だから陰口も陽口も、聞かされた人は「あの人こう言っていたよ」と言いたくなるもの。
ウィンザー効果は、プラスにもマイナスにも強く働きます。
そんなウィンザー効果を上手に活用すれば、陽口を言うことで周囲と良好な人間関係を築くことが簡単にできてしまいます。
さいごに
毎日頑張って仕事をしているのに、全然成果が出ない、なんて悩んでいませんか?
仕事以外にも、
- いつも人間関係で悩んでしまう
- 自分は一生懸命頑張っているのに、なぜか周囲が付いてきてくれない
といったことは、誰しも一度は経験したことがあるはず。
そんなとき、多くの人は
- うまくいかないのは、相手が悪いからだ
- 運が悪かっただけだ
- 今の時代が悪い
と、自分を正当化してしまいがちです。
でもそれは、大きな間違いかもしれません。
うまくいかなかったのは、あなたに「ひと言」が足りなかっただけなのかもしれません。
たったひと言を付け加えるだけで、あなたの人生は劇的に変化します。
そんな最強の「ひと言」をわかりやすく解説してくれている本が「4000名を成功に導き、人生を変えた最強のひと言」。
本書では、どんなひと言が人の心を動かし、自分の人生を動かすのかについて具体的に解説されています。
本書を読めば、たった一言で相手の心を動かし、自分の人生を動かすことができるのが知ることができますよ。
それじゃ、またね。
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