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【書評】まんがで鍛える 脳の強化書

まんがで鍛える 脳の強化書
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こんにちは、いちもくです。

「最近、物忘れがひどくなってきた気がする」

「学生時代は勉強が苦手だった自分は、きっと頭が悪いんだ」

「人間は歳をとるごとに、脳も少しずつ衰えていくに違いない」

なんて思っていませんか?

確かに何もしなければ、脳は衰えていく一方です。

でも、いくつになっても脳は鍛えることが可能。

脳を鍛えるのには、年齢や性別、国籍なんて関係ありません。

でも、具体的にどうすれば、脳の機能を鍛えることができるのでしょうか?

そんな疑問をわかりやすく解決してくれるのが「まんがで鍛える 脳の強化書」です。

本書で紹介されている、66個の脳の鍛え方を実践することで、誰でも自分に合った脳の鍛え方を発見することが可能。

今回は、「まんがで鍛える 脳の強化書」のポイントについて詳しく解説していきます。

 

「まんがで鍛える 脳の強化書」のあらすじ

主人公は、出版社に勤務する27歳の編集者・能見はな。

まんがで鍛える引用:まんがで鍛える 脳の強化書

普段から上司に怒られてばかりの、さえない編集者です。

まんがで鍛える引用:まんがで鍛える脳の強化書

そんなはながある日、帰宅途中の駅で男性から声を掛けられます。

まんがで鍛える引用:まんがで鍛える脳の強化書

「私の“実験台”になりますか…?」

この出会いが、はなの人生を変える脳トレのきっかけとなったんです。

 

「まんがで鍛える 脳の強化書」の重要ポイント

いくつになっても、トレーニングすれば脳は強化できる

まんがで鍛える脳の強化書引用:まんがで鍛える脳の強化書

脳には、1000億を超える神経細胞が存在しています。

それぞれの神経細胞は、働きごとに分かれて集まり、120もの「脳番地」を形成しています。

まんがで鍛える脳の強化書引用:まんがで鍛える脳の強化書

本書では、この神経細胞の集まりを

  • 思考系
  • 感情系
  • 伝達系
  • 理解系
  • 運動系
  • 聴覚系
  • 視覚系
  • 記憶系

という8系統に分類。

それぞれを強化するためのトレーニング方法が、ストーリーの中でわかりやすく紹介されています。

ちなみに、脳がもっとも成長するのは、20代から40代にかけて。

まんがで鍛える脳の強化書引用:まんがで鍛える脳の強化書

学生時代は、学校で決められたカリキュラムに従って勉強する人がほとんどではないでしょうか?

この状態が続くと、脳はなかなか成長しません。

毎日たくさんの刺激を受ける社会人の方が、脳は成長しやすいんです。

正しいトレーニングを実践することで、脳に適切な刺激を与え、強化していくことができます。

 

まずは「思考系」のトレーニングから始めるのがおすすめ

まんがで鍛える脳の強化書引用:まんがで鍛える脳の強化書

「まんがで鍛える 脳の強化書」では、

  • 思考系
  • 感情系
  • 伝達系
  • 理解系
  • 運動系
  • 聴覚系
  • 視覚系
  • 記憶系

という脳の8系統それぞれに合ったトレーニング方法が紹介されています。

なかでも一番重要なのが、「思考系」のトレーニング。

脳の思考領域が強化されることで、

  • 集中力が上がる
  • 決断力が上がる
  • 自分の意思を強く持つことができる

といった効果が表れます。

まんがで鍛える脳の強化書引用:まんがで鍛える脳の強化書

思考領域とは、いわば脳の司令塔。

思考領域が鍛えられることで、

  • 感情系
  • 伝達系
  • 理解系
  • 運動系
  • 聴覚系
  • 視覚記憶系

といった、他の脳番地にも明確な指示が出せるようになります。

思考系のトレーニングは、とっても簡単。

「毎朝その日の目標を20文字以内で書く」

ことを実践するだけです。

20文字という限られた文字数で書くことで、脳はフル回転し、思考力が鍛えられていきます。

 

「まんがで鍛える 脳の強化書」の気になる点

3か月では成果は出ない

まんがで鍛える脳の強化書引用:まんがで鍛える脳の強化書

ストーリーの設定上、はなのトレーニング期間は3か月となっています。

でも実際は、20歳を過ぎた大人の場合は、脳を鍛えるためのトレーニング期間は3ヶ月では短すぎるようです。

最低でも、半年から1年ほどはトレーニングを継続する必要があります。

 

トレーニングを阻むのは「惰性」

まんがで鍛える脳の強化書引用:まんがで鍛える脳の強化書

脳の成長を阻む最大の要因は、「慣れ」です。

どんなに刺激的で新鮮なことでも、毎日繰り返し接していると、人はそれに慣れてしまうもの。

脳のトレーニングも、最初は面白く感じるかもしれません。

でも数カ月も続けていると、トレーニングを惰性で行うようになってしまいがちです。

これでは、トレーニングの効果は期待できません。

惰性となるのを防ぐために、日々のトレーニングに小さな変化をつけていくことが大切です。

 

さいごに

「最近、物忘れがひどくなってきた気がする」

「学生時代は勉強が苦手だった自分は、きっと頭が悪いんだ」

「人間は歳をとるごとに、脳も少しずつ衰えていくに違いない」

なんて思っていませんか?

確かに何もしなければ、脳は衰えていく一方です。

でも、いくつになっても脳は鍛えることが可能。

脳を鍛えるのには、年齢や性別、国籍なんて関係ありません。

でも、具体的にどうすれば、脳の機能を鍛えることができるのでしょうか?

そんな疑問をわかりやすく解決してくれるのが「まんがで鍛える 脳の強化書」です。

本書で紹介されている、66個の脳の鍛え方を実践することで、誰でも自分に合った脳の鍛え方を発見することができますよ。

それじゃ、またね。

 

 

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