こんにちは、いちもくです。
こまめに捨てようとは思っていても、気がついたらつい溜まってしまいがちなキッチンの生ごみ。
放っておくと、嫌なにおいや虫が発生する原因となってしまいます。
そんな生ごみの問題を解決してくれるのが、「生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー」です。
温風の力で生ごみをパリパリに乾燥できるので、生ごみから嫌なにおいが発生しません。
サイズがコンパクトなので、キッチンに置いておいても邪魔になりにくいのが魅力。
今回は、そんなパリパリキューを実際に使ってみた感想を、本音でレビューしていきます。
パリパリキュー(Paris Paris Cue) PPC-11の使い方
パリパリキュー PPC-11は、温風の力で生ごみを乾燥できる生ごみ処理機です。
パリパリに乾燥させることで、生ごみの重さは5分の1まで減らせます。
箱の中には、
- 本体
- バスケット
- 受け皿
- 脱臭フィルター
- 水切りネット
- 取扱説明書
の6つが入っています。
使い方はとっても簡単。
まずは脱臭フィルターを蓋部分にセットします。
生ごみは、水切りネットを付けた状態で付属のバスケットにどんどん放り込んでいきます。
生ごみがたまったら、そのまま本体へセット。
水切りネットを取りはずす必要はありません。
本体上部には、2つのボタンが搭載されています。
左側が電源ボタン、右側がモードボタン。
電源ボタンを押したら、モードボタンで乾燥具合を選びます。
モードボタンを1回押す | 乾燥しにくいものをしっかり乾燥できる「パリパリモード」 | 運転時間は約6~12時間 |
モードボタンを2回押す | 乾燥しやすいもので処理時間を短縮できる「ソフトモード」 | 運転時間は約3~9時間 |
乾燥された生ごみは、まるで枯れ葉のよう。
手で握るとパラパラと細かくくだけてしまいます。
乾燥された生ごみは、ネットに入れたままゴミ箱に捨てるだけ。
衛生的に生ごみを処理することができます。
使ってみて感じた、パリパリキュー(Paris Paris Cue) PPC-11の魅力
嫌なにおいがほとんどなくなる
運転モードは
- パリパリモード
- ソフトモード
の2種類から選べます。
「パリパリモード」を選べば、生ごみの嫌な臭いはほとんどなくなります。
ただし、温風処理した後に蓋を開けると、香ばしいにおいが立ち上がるんです。
生ごみの種類によっては、不快に感じるにおいかもしれません。
もちろん、生ごみをそのままゴミ箱に捨てるのと比較すると、不快感は雲泥の差。
特に、魚をさばいた翌日のにおいはひどいものです。
ゴミ箱専用の消臭剤を使っても、なかなかにおいは取れません。
でもパリパリキューを使い始めてからは、ゴミ箱から嫌なにおいが立ち上ることはほぼ皆無。
香ばしいにおいが気になる場合は、温風処理された生ごみを新聞紙に包んで捨てることで解決します。
野菜の切りクズに効果的
パリパリキューは、野菜を調理した後の生ごみを処理するのに最適。
乾燥しやすいものは、
- ごはん
- 麺類
- 小さく切られた野菜や果物の皮
- 野菜くず
- 果物くず
など。
- お菓子や果物など、糖分を多く含むもの
- カレーなどペースト状のもの
- 小さく切られていない野菜
- 肉類、魚類、揚げ物などの油分を多く含むもの
も乾燥できますが、時間がかかったり完全に乾燥できなかったりする場合があります。
ちなみに、ドリップバッグコーヒー、お茶パック、つまようじなどを投入しても、故障することなくちゃんと乾燥してくれます。
運転音が静か
乾燥中は、「ヴゥーン」という小さくて低い機械音が鳴り続けます。
パリパリキューの運転音は、約36dB。
これは静かな図書館内にいるのと同じくらいの音量です。
だから夜寝る前に乾燥をセットしても、音が全く気になりません。
大きさはA4サイズ程度だから、キッチンに設置しやすい
これまでの生ごみ処理機は、大きくて重い機種がほとんどでした。
でもパリパリキューの本体の大きさは、幅230mm×奥行270mm×高さ270mm。
A4サイズ程度のスペースがあれば設置できます。
我が家の場合、シンクの端に置いています。
料理中はバスケットをシンクの中に置いておき、生ごみがたまったら本体にセットしてスイッチを入れるだけ。
生ごみを持ち運ぶ必要がないので、処理がとってもカンタンです。
使ってみて感じた、パリパリキュー(Paris Paris Cue) PPC-11の気になる点
乾燥終了するタイミングが分からない
本体の操作は、上部に搭載されている2種類のボタンで行います。
基本は、左側の電源ボタンを押して、右側のモードボタンで乾燥具合を選ぶだけ。
乾燥が終了したら自動的に電源が切れます。
気になるのは、乾燥が終了する時間がわからないということ。
乾燥時間の目安は、生ごみの量や乾燥モードによりますが、メーカー公式サイトには
パリパリモード
バスケットの5割(500g)生ごみを入れた場合 | 約7時間30分 |
バスケットの10割(1000g)生ごみを入れた場合 | 約10時間40分 |
ソフトモード
バスケットの5割(500g)生ごみを入れた場合 | 約5時間20分 |
バスケットの10割(700g)生ごみを入れた場合 | 約6時間20分 |
と明記されています。
だから夜8時に乾燥を開始した場合、翌朝までかかることになるんです。
電気代は1回あたり約30円
パリパリキューは、電気を使って温風乾燥させる生ごみ処理機。
処理する生ごみ量や運転モードにもよりますが、1回につき約30円の電気代がかかります。
だから毎日使うと、1か月に約1000円ほどの電気代がかかる計算になります。
毎月1000円支払うだけで、生ごみの嫌なにおいから解放される上、ゴミの量も半分以下に減らせると思ったら、使う価値は十分あると言えそうです。
水切りネットは必要ないかも?
付属品として、15枚の水切りネットが入っています。
市販の水切りネットでも代用できるので、僕は100円ショップで網目の大きな水切りネットを買っていました。
でも今はネットを取り付けず、生ごみをそのままバスケットに放り込んで乾燥しています。
ネットを使えば、パリパリに乾燥した生ごみを取り出すのに便利。
でも乾燥した生ごみは、水切りネットの網目より細かいものも多いんです。
だからバスケットから水切りネットを取り外す際、ポロポロとごみがシンクに落ちてしまうことが多いんです。
バスケットに水切りネットを付けない方が、乾燥した生ごみがこぼれず捨てやすいはずです。
さいごに
こまめに捨てようとは思っていても、気がついたらつい溜まってしまいがちなキッチンの生ごみ。
放っておくと、嫌なにおいや虫が発生する原因となってしまいます。
そんな生ごみの問題を解決してくれるのが、「生ごみ減量乾燥機 パリパリキュー」です。
温風の力で生ごみをパリパリに乾燥できるので、生ごみから嫌なにおいが発生しません。
サイズがコンパクトなので、キッチンに置いておいても邪魔になりにくいのが魅力ですよ。
それじゃ、またね。
パリパリキュー(Paris Paris Cue) PPC-11 スペック
処理方式 | 温風乾燥式 |
電源 | AC100V(50/60Hz) |
消費電力 | 300W |
電源コード | 1.6m |
外形寸法 | 幅230mm×奥行270mm×高さ270mm |
重量 | 約4.1kg |
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